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仕事内容や応募条件について記載がある求人情報。(ミクシィの採用情報はコチラ)「本当のところどうなの?」「面接官はこのポジションに何を期待しているの?」「応募前にもう少し詳しくわかったらいいのに…」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
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3回目となる今回は、『モンスターストライク(以下モンスト)』のサーバサイドエンジニアについて。
面接の担当でもある開発マネージャーの原田と一緒に実際の求人情報を見ながら、募集要項について詳しくお聞きしていこうと思います。求人情報で気になった疑問をそのままぶつけてきました。
*ご本人の意向により、顔の一部をスタンプで隠しています
必要なのは、チーム開発と運用の経験
━━いま『モンスト』では、どのようなサーバサイドエンジニアを求めているのでしょうか?まずは必要なスキルとマインドについて教えてください。
まず、スキル・経験でいうと、「サービスのサーバサイド開発/運用の経験」を必須条件としています。もう少し細かくお話すると、それなりの負荷のあるデータベースに触れたことがある、負荷分散の設計に携わったことがある、クエリのチューニングをしていた…などの経験をお持ちの方を想定していますね。
また、モンストのサーバサイドエンジニアは、開発だけでなく運用にも携わっていきますので、運用まで経験されていた方は、スムーズに業務に慣れて活躍いただけると考えています。『モンスト』の現在のフェーズでいうと、ゼロから開発した経験よりも、サービスのグロースに合わせて開発経験を積んできた方のほうが合っていると思いますね。
━━若手というよりは、それなりに経験を積まれていた方をイメージされているんですね。他にはどのようなスキルを見ていらっしゃいますか?
クラウドをどの程度使いこなしているかも一つのポイントにしています。AWSやGCPなどでサービスを作った経験があれば、どういう機能を使ってサービスローンチまで持って行ったのか、お話を聞いてみたいです。クラウドに関しては『モンスト』のサーバサイドエンジニアにおいては欠かせないスキルになってくるので、全く経験がないという方は難しいかもしれません。
━━携わっていたサービスのジャンルや規模についてはどうでしょうか?
ソーシャルゲームやオンラインゲームなどの運用経験をお持ちであればありがたいですね。それから、規模でいうと、MAUで10万~20万のサービスの経験があれば、話が早いと思います。
ですが、ジャンルや規模については、そこまで重視していないのが本音のところです。最近入社された方の中には、自社のBtoBサービスでインフラメインに携わっていた方がいますし。あればよいな、というレベルですね。
━━あと、必須スキル/経験の2つ目にある“チームでの開発経験”というのが気になっています。これはどういうことでしょう。
『モンスト』は誕生してから7年ほどの運用実績があるので、作法というか、こうやったほうがうまくいく、という前例がある程度積み上がってきています。ですから、独自のやり方で進めるよりも、チームで相談をして、共有しながらちゃんと動いてくことがとても大切になってくるんですよね。
各自に任せた案件に関しては、裁量を渡して自分たちで進めていくスタイルをとっていますが、相談はしっかりして進めていけると、組織として効率よく動けると思っています。たまにあるパターンとしては、自分で新しい機能実装を進めているうちに夢中になって気が付いたら7割ぐらい完成していて。そこで相談してみたら、そもそもの前提が間違っている…なんてことが(涙)。そうなってしまうと、手戻りの量が大きくなり、周囲に迷惑をかけることにもつながってしまうんです。『モンスト』を単独で動かしているのではなく、チームで動かしている認識を持っていただけるとよいなと思います。
━━次に、開発環境についてはどのような特徴があるのでしょうか?
技術に関しては、ある程度サーバーサイドを経験した方であれば触れたことのあるものがほとんどかな、と思います。導入やリプレイスに関しても、課題に対してチームのメンバーが採用したい技術を責任持って導入出来るのであれば、特に縛りは入れていないですね。
━━メンバーへの信頼あっての技術選定ですね。
依頼以外にも、能動的に動けるかどうか
━━次に考え方・マインドという部分についてはどうでしょう。
マインドの部分でいうと、一番重要視しているのは「自ら能動的に動けること」ですね。たとえば、開発案件を動かすとき。私たちは企画チームから依頼を受けて進んでいくことになるのですが、企画から言われた内容をただ実装するだけの仕事の進め方ではNGだと考えています。
━━どういうことでしょう?
モンストの開発現場には、言われたことだけをやっていては世の中を驚かせるような価値は生み出せない、という風土が根付いています。
だから、エンジニアも、その施策でユーザーは本当に喜んでくれるのか、解決したかった課題はクリアになるのか、を真剣に考えていきますし、納得いかなければしっかりと議論を重ねていくんです。企画チームと今後の開発要件について話をするキックオフと呼ばれる会議があるのですが、毎回かなり熱い話し合いが行われていますね。
━━なるほど。能動的というのは、『モンスト』を面白くすることを目的に動く、ということでしょうか?
そうです。依頼を受けた仕事を100で返すのではなく、110、120にして返していく。それができてこそ、モンストのエンジニアとして価値があると思うんですよね。簡単なことではないと思いますが、目指していきたいところです。
また依頼を受けた場合だけでなく、自分から仕事を取っていくという意味でもそうです。たとえば、『モンスト』には、CSさんから不具合の報告を頂くslackチャンネルがあるのですが、そこで報告があがると、各自が率先して動いていきます。調査して原因を特定して、修正したコードを作って…あとはチームメンバーのレビューとQAを経てリリース、ぐらいの状態まで進めていく。そんなカルチャーがありますね。
━━上長からの指示待ちじゃない、と。
ええ、メンバーみんなが『モンスト』を通じてユーザーによい体験を届けたいと思っているから、自然とこういう動き方ができているのだと思います。
それと、『モンスト』の規模になると、一人ひとりのエンジニアが主体的に動いていかないと回っていかないのも事実で。全て上長が把握して、指示をして、なんてことをしていたら課題が増えていく一方です。一人ひとりが『モンスト』を中心で支えるエンジニアである、という認識と行動が必要なんですよね。
━━『モンスト』のエンジニアであることに誇りを持ててる感じがしますね。やはり、みなさん『モンスト』含めゲームが好きなんでしょうか?
それはありますね!そして、今回募集する方についても求めたいことでもあります。『モンスト』に限定はしていませんが、ゲームやエンターテイメントサービスに強い興味・関心をお持ちの方が活躍できると考えています。
私自身も“ゲームが好き”の気持ちがあるかどうかは、プロダクト開発においてとても大事だと思っていて。先ほど、「依頼を受けた仕事を100で返すのではなく、110、120にする」という話をしましたが、それができるかはゲームが好きかどうかにも大きく影響するのでは、と思っています。面白いゲームを体験したときのワクワクや、夢中になる感覚を持っているかで、アウトプットは大きく変わってくるんですよね。もっとこうしてみよう、ああしてみたら面白いんじゃないか、と能動的に動けることにもつながってくると思います。
残業は月平均で10時間ほど。主体性が効率を支える
━━自ら能動的にということなんですが、一方でそれは単純に業務が増えることでもあるように感じます。残業がすごく多いのではないかと気になってます。
実はそれがそうでもなくて。エンジニアの部署で平均してみると、1人月10時間を切っているくらいです。もちろん、突発的に何か大きなトラブルが起きた場合は業務時間が増えることはありますが、日常的に残業がある組織でないことは確かです。だからといって、徹底的に時間管理をしているわけではなく、効率よく働くことができて、アウトプットしていける環境だと思います。
━━ええ!そうなんですか。ということは、今回の募集背景は何になるのでしょうか?日々の業務量が増えていることが理由だと思っていましたが、そうではない?
はい、現状の運用を維持するのであれば、今のメンバーで問題なく運用していくことができます。機能の追加やコラボ企画に伴う開発だけでなく、新しいチャレンジをしていきたいと考えていて、そのためにも人員増強をしたいと考えています。
━━『モンスト』の新しいチャレンジとは何でしょう?
あまり細かなところまではお話しできませんが・・・続きはこちら