「地元佐賀のためになることを、この仕事を通じてやっていきたいと思っています。」
そう語るのは、地方創生部のT.K。祖父の他界をきっかけに地元・佐賀への想いが芽生え、自ら手を挙げて地方創生部へ異動した彼の、異動の背景にある想いや仕事への向き合い方に迫ります。
地方創生部 T.K
2022年7月にMWSへ中途入社。
前職では会員制ホテル・会員制人間ドックの会員権営業を約2年経験。MWS入社後はプロ・エージェント事業本部(以下、PA事業部)にてスタートアップ・中小企業を主なクライアントに、 プロ人材を通じた事業支援を行っており、その後エンタープライズ部(当時エンタープライズチーム)にて大手企業向けのフリーランス人材マッチングを約2年半担当。2024年12月より地方創生部へ異動し、現在は副業人材を活用した地域企業の課題解決に従事している。
若手でも挑戦できる環境に惹かれて
─ MWSに入社を決めた理由を教えてください。
前職では、会員制ホテルや人間ドックの会員権営業に携わっていました。お客様の人生をより豊かにする提案ができる仕事でしたが、次第に「その前提となる仕事やキャリアといった、人生の重要な選択に関わりたい」という思いが強くなり、転職を考えるようになりました。
MWSへの入社の決め手となったのは、選考時に聞いた若手社員の活躍事例です。
最初に面接でお会いした方から、自分より2つほど年上の社員が入社後すぐに成果を上げているという話を聞きました。若手にも積極的にチャンスが与えられ、実際に活躍している社員がいることを知り、「自分もこの環境で挑戦したい」と感じたことが入社の決め手となりました。
─ 入社後のPA事業部ではどのような経験を積みましたか?
入社後はPA事業部にて、スタートアップ・中小企業へのフリーランス人材紹介を担当しました。その後は大手企業向けのマッチングにも携わり、約2年半にわたってさまざまな企業の課題解決を支援してきました。
当時はITやシステム開発など馴染みのない領域を担当することも多く、最初は専門用語も分からない状態でしたが、システム開発の流れや知識を一から学びました。この時期に身についた知識が今でも提案の土台になっています。
祖父の仕事を知り、芽生えた地域への想い
─ 地方創生部への異動を決めたきっかけを教えてください。
祖父の他界が大きなきっかけでした。
実家が佐賀県で精肉店を営んでいるのですが、葬儀の際に取引先の方々へご挨拶する機会があったんです。その時に初めて、祖父や父がどんな仕事をしてきたのかを知りました。
疫病や価格高騰の影響で取引先が苦しい状況になった時でも、自社も大変な中でお肉を仕入れ続けて支えていたという話を聞いて、「こんなにかっこいい仕事をしていたんだな」と思ったんです。
もともとは地元の閉鎖的な環境が苦手で「店を継ぐことはないだろう」と思っていたのですが、そんな閉鎖的な環境が嫌だと思うなら自分が変える側になりたい、と考えるようになりました。
父からも「お肉の知識は後からでも身につくから、まずはそれ以外の知識や経験を東京で身につけてほしい」と言われていたので、地方創生の仕事を通じて地域に貢献できる力を身につけたいと思い、自ら異動を希望しました。
─ 異動してみて感じたギャップはありましたか?
想像以上に、地方銀行や自治体、全国のプロフェッショナル人材戦略拠点とのつながりが強いことに驚きました。
入社前は地方企業との関わりが中心だと思っていたのですが、実際には自治体や金融機関との連携も多く、地域活性化に向けたさまざまな取り組みが行われています。
また、PA事業部では1社との関係を深く築くことが重要でしたが、地方創生部では複数の企業や自治体に同時並行でアプローチする場面も多く、最初はその違いにも戸惑いました。
─ PA事業部時代の経験やスキルが、現在の業務で活きていると感じる場面はありますか?
PA時代に培った「相手との認識を丁寧にすり合わせる力」は、今でも活きていると感じます。
PA事業部では、企業とフリーランス人材の双方とやり取りをしながら進める場面が多く、認識のずれが生じないよう丁寧なコミュニケーションを意識していました。
地域企業や自治体の方々とお仕事をする中では、より丁寧な認識合わせが求められます。そのため、口頭だけでなくメールでも記録を残しながら進めるなど、丁寧なコミュニケーションを大切にしています。
─ 地方創生部ならではのやりがいや面白さを感じるのはどのような時ですか?
地方の企業さんからは、「課題はあるけど何が課題かわからない」「どう改善すればいいかわからない」という状態でご相談いただくことが結構あります。
そうした中で、PA時代に培ったビジネスの知識も活かしながら課題を整理し、その企業の課題に合った解決策を提案できた時は、とてもやりがいを感じます。
また、地域企業だけでなく自治体や金融機関、プロフェッショナル人材戦略拠点など、さまざまな立場の方と連携しながら地域の課題解決に取り組めることも、地方創生部の仕事ならではの面白さだと思います。
─ 印象に残っているプロジェクトを教えてください。
岡山県のワイン製造会社を支援したプロジェクトが印象に残っています。
その企業は国産ぶどうにこだわったワインを製造・販売されている会社で、「これまで既存のお客様との取引が中心だったため、自社で営業活動をしたことがない。新規販路を開拓したいので、そのためのプロ人材を紹介してほしい」というご相談をいただきました。
当初は、販路開拓の戦略立案から営業活動の実行までを担える人材をご希望されていたのですが、お話を伺う中で本当の課題は「営業にリソースを割ける体制が整っていないこと」だと分かりました。
そこで、仮に営業ができる人材を採用できてもその方がいなくなった際にまた元の状態に戻ってしまう可能性があることをお伝えし、「まずは営業できる組織づくりから考えませんか」とご提案しました。
求める人材像も、販路開拓を実行する人材ではなく営業体制の構築や業務設計、営業担当者の育成まで伴走できる人材へと見直しました。
その結果、岡山にゆかりがあり営業体制の構築から実行支援まで担える方とのマッチングが実現しました。参画後は営業体制の整備を進めながら販路開拓を支援いただき、企業様からも高い評価をいただくことができました。
─ このプロジェクトを通じて、改めて感じたことや大切にしていることを教えてください。
この案件を通じて改めて感じたのは、企業が最初に話される課題と、本質的な課題は必ずしも一致しないということです。だからこそ、まずは丁寧にヒアリングを重ねて状況を正しく把握し、本当に必要な支援は何かを考えることを何より大切にしています。
今後の展望とメッセージ
─ 今後MWSで実現したいことを教えてください。
まずは地元である佐賀県に関連するプロジェクトに関わっていきたいと思っています。祖父や父の仕事を知ったことをきっかけに、地域のためになる仕事がしたいという想いが強くなりました。
MWSは、自分から手を挙げれば挑戦できる環境があります。実際に私自身も異動を希望して地方創生部に来ることができたので、今後もやりたいことを発信しながら形にしていきたいです。
また、3〜5年後を見据えると、現在のような地域企業支援だけでなく、自治体や地方銀行との連携も深め、MWSの持つアセットを活かしながら地方活性化に貢献できる存在を目指していきたいです。
─ 最後に、MWSに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
MWSに入社して良かったと感じるのは、成長できる環境があることです。
お客様として関わるのは、フリーランスや副業で活躍されているプロフェッショナル人材の方々ですし、社内にもさまざまな経験や専門性を持つメンバーがいます。
普段の業務の中でもそうした方々と関わる機会が多いため、自分にはない視点や知識に触れられることが多く、それが学びや成長につながっていると感じます。
また、社内外の方と交流できるイベントも定期的にあるので、仕事だけでなく自身のキャリアについて考えるきっかけも得られます。
「成長したい」「新しいことに挑戦したい」という想いを持っている方にとっては、とても良い環境だと思います。そうした想いを持つ方と、ぜひ一緒に働ける日を楽しみにしています!