「自分がいなくても会社は回るけど、子どもの父親は自分しかいない。そう思った時に、気持ちが整理できた気がしました。」
そう語るのは、パートナーセールス部のY.R。みらいワークス(以下、MWS)入社からおよそ2年後、第一子の誕生を機に約4ヶ月の育児休業を取得しました。男性が育休を取ることへの迷いや不安、引き継ぎへの向き合い方、育休中・復帰後のリアルを、率直に語ってもらいました。
パートナーセールス部 Y.R
2023年6月入社。大手コンビニチェーンにて8年間、店長を経てスーパーバイザーとして加盟店の経営指導に従事後、MWSに入社。パートナーセールス部にて大手クライアントへのプロ人材活用提案に携わり、2025年8月末から、育児に専念するまとまった期間として約4ヶ月間の育児休業を取得し、2026年1月に復帰。
「より本質的に価値提供ができる仕事に挑戦したい」転職のきっかけ
ーまずは、MWSに入社する前のキャリアについて教えてください。
新卒では大手コンビニチェーンに入社して、約8年間働きました。
店舗勤務から始まり、店長を経て、最終的にはスーパーバイザーとして加盟店のオーナーさんの経営指導を5年間担当していました。
ー8年間も勤務されていたのですね。そんな中で転職を考えたのはなぜですか?
自分の成果の影響範囲をもっと広げていきたいという気持ちが出てきたんです。
スーパーバイザーの仕事も、もちろんやりがいはありました。
しかし、本部からの売り込みが優先され、必ずしも店舗やオーナーの意向に沿わない提案を求められる場面に葛藤がありました。
もっと自由な提案を行い、相手の状況に合わせた本質的な価値提供に挑戦したいという思いが芽生えたんです。
ーそんな中で、MWSを選んだ理由は?
自分のしていることが、相手にとってちゃんとプラスになっているとより実感できる仕事がしたかったんです。
MWSはクライアントとプロ人材の両方にアプローチして、案件の獲得から課題解決まで一気通貫で携われる。未経験の領域ではありましたが、優秀な方々と協力しながらクライアントの課題解決に貢献できるなら、自分にもできるのではないかと思い、飛び込んでみることにしました。
入社後は、コンビニ業界からの転身ではありましたが、前職での個人オーナー支援で培った折衝スキルを活かし、大手クライアントの管理者層に対しても、本質的な課題を深く引き出せるようになりました。
そうした経験を重ねる中で、徐々に案件にも関われるようになり、仕事に手応えを感じ始めてきたタイミングで、第一子の妊娠が分かったんです。
育休を決めたのは「妊娠が分かったその日」
ー育休を取ろうと決めたのは、いつ頃ですか?
妻の妊娠が分かったタイミングで育休を取得することは決めていました。育休取得に対する迷いはなかったですね。安定期に入ったら、なるべく早く上司に報告しようと思っていました。
ー上司に相談した時の反応はいかがでしたか?
「おめでとう!全然問題ないよ」という言葉をいただいて、ほっとしました。
パートナーセールス部ではすでに育休を取得した先輩が2名いたので、前例があったことも心強かったです。父親の立場で話ができる人が周りにいたことで、取得前からいろいろと相談しやすい雰囲気がありました。
不安がなかったわけじゃない
ーとはいえ、男性が育休を取るにあたって不安はありませんでしたか?
全くなかったかと言われると、正直そうではなかったです。
ちょうど年度の切り替わりのタイミングで休むことになったので、チームへの影響という意味では気がかりな部分もありました。
ーそれでも育休取得に踏み切れた理由は何だったのでしょうか?
自分がいなくても会社は回るけど、子どもの父親は自分しかいない。そう思った時に、気持ちが整理できた気がしました。大切にしたいものが見えたような感覚があったんです。
ー引き継ぎはどのように進めましたか?
8月末から育休に入る予定だったので、4月の時点でチームにはすでに伝えていました。意識したのは、担当していたクライアントの情報をスプレッドシートにしっかりまとめること。「これを見たら分かる」という状態を作ることを目標にしていました。
契約関係は実際にやってみないと分からない部分も多いので、育休に入る前に後任者と一緒に実践してみる、ということも意識しました。
なるべく多くの経験を積んでもらってから自分が抜けられるよう、早め早めに動いたことが結果的に良かったと思っています。
育休中は「完全シャットダウン」
ー育休中の過ごし方を教えてください。
育休中は妻と役割を分担しながら、子どもの世話はもちろん、家事全般やっていました。正直、育児がこんなに大変なものだとは思っていなかったので、自分が経験できたことで妻へのありがたみも改めて気付くことができました。
上長からも「育児に全力で向き合ってきて!」とありがたいお言葉をいただいていたこともあり、仕事からスパッと離れて育児に専念することができたのは、今思うと本当に良かったと思います。
ー当初の予定より1ヶ月延長されたと思いますが、理由をお伺いしてもいいですか?
妻の負担軽減や育児へのより深い関与のために、もう少し時間を確保したいと考えたからです。家族と話し合う中で、周囲の知人には半年〜1年取得する例もあり、家族の強い希望もありました。
上司からは「家族で決めたことなら問題ないよ」と言ってもらい、理解を示してもらえたことがとてもありがたかったです。
また、約4ヶ月というある程度まとまった期間休みをいただけたことで、仕事からしっかり離れ、育児に向き合うことができたと感じています。
育休を経て気づいたこと
ー復帰後、仕事への向き合い方に変化はありましたか?
時間の使い方への意識が変わりました。
基本的に夜の時間が子どもの世話に変わるので、仕事を後回しにすると全部詰まってしまいます。ひとつひとつの業務をなるべく早く処理していく習慣が自然と身につきました。
また、日々育児に向き合う中で、子どもは思う通りには全然動いてくれなくて(笑)。
それでも感情的にならず、「じゃあ次はこうしてみよう」と試行錯誤を繰り返すことで、気づいたら、それがクライアントとの対話にも自然と活きているような気がします。
育休前より少し余裕を持って向き合えるようにもなり、育休をいただいた分しっかり貢献しないとという気持ちも強くなりました。
子どもの存在が仕事へのモチベーションにもなっています。
育休取得に迷っている方へ
ー最後に、育休取得を迷っている男性へメッセージをお願いします。
自分も不安がゼロだったわけではないので、迷う気持ちはよく分かります。
上の世代とは育児に対する価値観が異なる過渡期にありますが、だからこそ私たちが当たり前に取得し、仕事でも成果を出していくことが大切だと考えています。
自分が前例となることで、これから結婚や出産を迎える方々が、より安心して手を挙げられる環境を作っていきたいです。
また、実際に取得を決めた際には思っていた以上に周囲が支えてくれましたし、勇気を持って一歩踏み出すことの大切さも実感しました。
働き始めると、子どもと過ごせる時間はどうしても減っていきますし、毎朝子どもがニコニコと笑い返してくれる、その何気ない幸せに気づけたのも、育休を取ったからこそ見られた景色だと感じています。
そう思うと、育休取得の選択は間違いではなかったと改めて実感しています。
もし迷っている方がいたら、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてほしいです!
MWSには、育休取得を前向きに受け入れ、支えてくれる環境があります。