こんにちは!広報の松田です。
皆さん、「カルチャーブック」というものをご存知でしょうか。
カルチャーブックとは、名前の通り、企業文化をまとめた本のことです。
企業のビジョンやミッション、バリューなどの価値観を言語化し、一冊の本にまとめることで、企業文化を浸透させたり、採用の基準にもなったりする役割を果たします。
MiddleFieldも5年目を迎えるにあたり、カルチャーブックを作成。
先日の周年パーティーで初披露させていただいたのですが、社外の方からお褒めのお言葉をたくさんいただきました!
そこで今回は、MFのカルチャーブックの中身から、作った理由、完成するまでの紆余曲折まで、全てを大公開したいと思います!
まずはカルチャーブックの中身をご紹介
早速、MiddleFieldのカルチャーブックを皆さんにお見せしたいと思います!
弊社のカルチャーブックは、IT企業らしくオンライン上で全ページ公開しています!
ワードがエモーショナルで印象的なのはもちろん、ビジュアルもカラフルで、読んでいるだけでワクワクするようなカルチャーブックに仕上がっています!
私の1番のお気に入りページは最後のこのイラスト!
弊社のビジョンである「クルマを最高のエンターテイメントに!」が実現した世界が1枚で表現されていて、見るだけでテンションが上がります!!
カルチャーブックがうまれた理由
さて、中身をご紹介したところで、そもそもなんで作ろうと思ったの?という理由をご説明させてください。
今回カルチャーブックを作ることになったきっかけは、CEO中山の「俺らもカルチャーブック作ろう!」という一言でした。
MiddleFieldは、ビジョンやミッション、コアバリューを、採用や評価の基準にも使っている程、カルチャーをとても大切にしている会社です。
だから、今MFで働くメンバーは会社のカルチャーに共感しているメンバーばかり。
でも、これから会社が大きくなっていく中で、100人規模になってから、改めてカルチャーを浸透させるのは難しい。
だからこそ、5期目を迎えるこのタイミングでMFのカルチャーを一度整理し、新しい言葉で表現し、より浸透させていきたい。
そんな想いから始まったのが、カルチャーブックプロジェクトです。
カルチャーブックを作る上で大切にしていたこと
こうして始まったカルチャーブック作りですが、制作過程でとても重視していたことがあります。
それは、「カルチャーを新しい言葉で表現する」こと。
今までのビジョンやミッション、コアバリューは、役員や創業メンバーが中心となって作成してきました。
毎日身に着ける社員証に書いてある言葉たちなので、当然毎日目に入ります。
だからこそ、正直、そろそろみんな飽きているんじゃない?
今までは自分たちの言葉で語ってきたけど、第3者目線でMiddleFieldを言語化してもらうことで、価値観の枠が広がるんじゃない?
そこで今回は、あえてメンバーだけではなく、社外のコピーライターさんにもご協力いただきながら制作を進めていきました。
カルチャーブックのつくりかた
カルチャーブックの誕生秘話をご紹介したところで、ここからはカルチャーブックの作り方を大公開!
手順としては下記の通りです。
1, 依頼する人を決定
2, 伝えたいことの整理
3, コンテンツを決定
4, 具体的なワードを決定
5, 一旦「寝かせる」
6, 最終的な構成を決定
7, デザイン作成
それでは、1つ1つの過程を詳しくご紹介していきます!
1, 依頼する人を決定(6月下旬)
今回のカルチャーブックは、MiddleFieldのカルチャーをあえて新しい言葉で表現するために、外部のコピーライターさんにも入っていただきながら作成していきました。
ちなみに依頼する方を探す上での条件は、下記の3点。
・コピーライティングができる方
・特徴的な言葉を作った経験がある方
・MFの価値観を知ろうとしてくれる方
今回はご縁があり、コピーライターの近藤あゆみ様にご協力いただきました!
2, 伝えたいことの整理(6月末)
まずはコピーライターさんとの擦り合わせから。
CEO中山とCOO片岡にインタビューいただき、カルチャーブックで伝えたいこと、そしてどんなスタイルで伝えたいかを整理していきました。
3, コンテンツを決定(7月)
伝えたいことがまとまったところで、経営陣とコピーライターさんを中心に、どんなコンテンツを入れるか?という骨組みを作っていきました。
ちなみに初期段階では、役員インタビューを入れる、社員の言葉を入れる、等の案もあり、もっと分厚いブックになる予定だったそうです。
4, 具体的なワードを決定(7月末)
コンテンツが決まったら、今度は中身を詰めていきます。
MiddleFieldって一言で表すとどんな会社?
MiddleFieldがやっているサービスって、一言で表すとどんなサービス?
とにかくたくさんのワードを出し、コピーライターさんと一緒にブラッシュアップしていきました。
5, 一旦「寝かせる」(8月)
大体のワードが完成したところで、価値観をアップデートすべく、1か月半ほどカルチャーブックを寝かせました。
意外とこの「寝かせる」期間が大切で、この期間中にさらに内容がブラッシュアップされ、カルチャーブックの全体像が見えてきました!
6, 最終的な構成を決定(9月中旬)
内容を最終決定。
いろいろなコンテンツを作成していましたが、最終的にはシンプルに、伝えたい価値観だけを載せることにしました。
7, デザイン作り(10月~11月)
内容が決まったら、今度はそれをアウトプット。
お世話になっているデザイナーさんにご協力いただき、試行錯誤しながら今の形に仕上げていきました。
完成!
約半年かかって完成したカルチャーブック。
今はWeb版のみですが、もうすぐ紙版も完成し、メンバーが手元でいつでも見られる存在になる予定です。
これからのカルチャーブック
今回、カルチャーブックを作る中で新しく生まれた言葉があります。
それは「Field Maker」という言葉。
今まで私たちは「MiddleFieldのカルチャーを理解し体現する、MFのメンバーらしい人」のことを「MF人」という言葉で表現していました。
今回うまれた「Field Maker」という言葉は、この概念を表現するのによりしっくりくるワードだと感じています。
そして、このカルチャーブックが、弊社で働く「Field Maker」達の人生の目標を達成する指針となってほしいと願っています。
これからもMiddleFieldは、クルマを最高のエンターテイメントにすべく、クルマの「あたりまえ」をとっぱらい、常識に縛られず、「Field Maker」であり続けます!
という訳で今回は、MiddleFieldのカルチャーブックについてご紹介させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました!