「未経験からデジタルマーケティングの世界に飛び込み、わずか2年で局長に昇格」。そんな驚くべきキャリアを歩んでいるのが、マイクロアドでアカウントプランナーとして活躍する瀬谷光貴さんだ。AIに負けない存在を目指し、全く異なる業界から転職。持ち前の “ビッグマウス” と、それを実現させる圧倒的な行動力で、周囲を巻き込みながらチームを牽引している。今回は、そんな瀬谷さんがマイクロアドでどのようにキャリアを築いてきたのか、そして彼が描く未来のビジョンについて深掘りしていく。
過去とマイクロアドへの入社
瀬谷さん、本日はよろしくお願いいたします!まずは自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします!大学では経営学部に在籍し、イノベーションマーケティングを専攻していました。革新的なビジネスや、既存のサービスをアップデートして次に売れる商品を考えるという、今思えばマイクロアドの仕事にも通じる部分を勉強していました。ただ、ほとんど勉強はせず、ダンスサークルに明け暮れていました(笑)。やったことのないヒップホップやポップダンスに挑戦したり、たくさんの人と関わったりする中で、人間としての学びを深めた4年間でした。
新卒で入社された光通信グループの会社では、どのようなお仕事をされていたんですか?
法人営業として、空気清浄機や法人電力の切り替え、フードデリバリーの導入事業など、さまざまな商材を扱っていました。特に印象的だったのは、部長と2人で新規事業を立ち上げた経験です。安定的な収益が見込めるライフライン関連の代理店を増やす事業で、僕は営業から事務作業、社内外の連携まですべてを担っていました。
この新規事業は、僕にとって大きなやりがいでしたね。まだ誰も結果を残せていない事業だったので、「俺がやったから立ち上がったんだ」と言いたくて(笑)。代理店さんと協力しながら、お互いに収益化できた時は本当に嬉しかったです。
そこから転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
2年ほど経った頃に「このままでいいのか」と考えるようになりました。前職の営業は “人海戦術” が基本で、ITとは程遠い世界だったんです。そこで、今後のキャリアを考えた時に「AIに仕事が奪われる」という不安がよぎり、AIを “使う側” の人間になりたいと思うようになりました。それが、転職を考えるようになった一番のきっかけです。
数ある企業の中から、なぜマイクロアドを選んだのですか?
転職活動では、デジタルマーケティングを軸に据え、広告業界を中心に企業を探しました。その中でマイクロアドを選んだのは、大きく2つの理由があります。
一つ目は、「人」です。複数の企業の面接を受けた中で、マイクロアドの面接官の方々が一番魅力的でした。特に印象に残っているのが、当時まだ20代だった土方さんがすでに局長という役職に就かれていたことです。「言葉だけじゃなく、若手にも裁量を与えている会社なんだ」と実感しました。
二つ目は、「データ」です。ホームページでデータ活用事例に触れた際、「広告でこんなことができるんだ」と衝撃を受けました。また、代表の渡辺さんが某メディアの取材記事で紹介していた「犯罪ハザードマップ」の話を読み、データが広告だけでなく、社会課題の解決にもつながる可能性を秘めていると感じたんです。「この会社でなら、AIを使いこなす人材になれる」と確信しました。
マイクロアドの仕事とやりがい
現在のアカウントプランナーとしての業務内容について教えてください。
現在は、アカウントプランナーとして大手代理店を担当しています。クライアントの課題をヒアリングし、当社のデータや配信手法を活かした提案を行っています。
僕たちの仕事の面白さは、誰もが知る大規模な案件に携われることです。担当した広告が世の中に出て、多くの人の目に届くのはやっぱり嬉しいですね。一方で、難しいと感じるのは、クライアント自身も気づいていない「本質的な課題」を探ることです。ただ単に「デジタル広告をやりたい」という漠然とした要望に対し、なぜやるのか、何を成し遂げたいのかを深く掘り下げていく。この難易度の高い提案がピタリとハマった時は、心の中でガッツポーズをしています(笑)。
その中で、前職の経験が役立っていると思う瞬間はありますか?
前職で新規事業を立ち上げた経験は、今の仕事にも活きていると感じます。前職は「とにかく行動」という環境だったので、ある程度固まったらまず動いてみるという行動ファーストなスタイルが身につきました。マイクロアドはロジックを重視する人が多いので、僕のこのスタイルがチームのスピード感を高めることにつながっていると思います。
写真:マイクロアドのメンバーと
急成長の軌跡とキャリアパス
入社からわずか2年で局長に昇格できた一番の要因は何だと思いますか?
「ビッグマウス」だったからだと思います。僕は有言実行をモットーにしているので、社内で「200%達成します!」とか「昨対2000%やります!」と宣言することで、自分自身にプレッシャーをかけていたんです。そうすることで、「言ったからには絶対にやらなきゃ」と奮起し、努力できたことが成果につながったのだと思います。
昇格してからは、仕事に対する視点が大きく変わりました。マネージャーとしてチームを持つことで、より上流の戦略を考える機会が増えたからです。会社全体としてどう動くべきか、チームとしてどんな戦略を立てるべきかといった、これまで見えていなかったビジネスの奥深さや面白さを感じるようになりました。
先日はMVPにもノミネートされました。ご自身にとってどのような意味を持ちますか?
正直なところ、「MVPを取れなきゃ意味がない」と思っていました。ですが、それは僕個人の感情であり、ノミネートできたのは、支えてくれた仲間やクライアント様、代理店様、そして一緒に案件を進めてくれたすべての方々のおかげです。この場を借りて、心から感謝を伝えたいです。
今後の目標や、マイクロアドで描いているキャリアプランを教えてください。
30歳で役員に就任すること、そして経営陣として新規事業を推進していくことを現在の目標としています。僕がマイクロアドに入社したのは、データカンパニーとしての可能性に惹かれたからです。今は広告の仕事が中心ですが、将来的にはデータを使った広告以外の新規事業を立ち上げたいと考えています。この会社に入って、論理的に物事を考える力が身についたからこそ、具体的なキャリアプランを描けるようになったのだと思います。
未来の仲間へのメッセージ
瀬谷さんが考える「マイクロアドで活躍できる人」とは、どんな人物像ですか?
「愛と感謝を持って行動できる人」です。各部署と連携しながら仕事を進めることが多いので、常に関わる人への感謝を忘れず、リスペクトを持って接することが大切です。
中途入社者がスムーズに組織に馴染むための秘訣は、「かっこつけすぎないこと」。分からないことがあれば中途だからと遠慮せず、素直に聞くことが重要です。また、自分の部署だけでなく、他部署のメンバーがどんなミッションを持って働いているのかを把握するために、積極的にコミュニケーションを取ることも大切です。
最後に、これから転職を考えている方やマイクロアドに興味がある方へメッセージをお願いします!
「仕事は選べても、人は選べない」。そんな言葉があるように、マイクロアドには魅力的な仕事もありますが、何より人が素晴らしい会社だと感じています。
特に、これから入社する中途入社の皆さんには、新卒とは異なる視点や考え方で、一緒に変革を起こしていってほしいです。中途入社は、これまでの経験から得た “新しい文化 ”をマイクロアドに持ち込める強みがあります。ぜひ、その強みを活かして、共に未来を創っていきましょう。
編集後記
インタビュー中、瀬谷さんの言葉から感じたのは、仕事への真摯な姿勢と仲間への深い感謝でした。彼の口から語られる「ビッグマウス」は、決して見栄ではなく、自分自身を鼓舞し、周囲を巻き込みながら目標を達成していくための力強い武器なのだと気づかされました。そして、そんな彼の活躍を支えているのは、多様な経験と、それを柔軟に吸収し成長を続けるマイクロアドという環境。彼の言葉は、まさに「仕事でココロオドル体験」を体現しているようでした。