※取材・執筆:2022年 9月
本記事は、取材時点での役員・社員等の声をもとに構成しています。
事業内容・組織体制・社内制度・仕事内容等、現在とは異なる場合がございます。
応募の際は最新の募集案内をご参照ください。
― まずは、坂井さんの経歴について教えてください。
大学卒業後、大手日系電機メーカーにSI営業として入社しました。基幹システムを中心に、その周辺のハード/ソフト、ネットワーク、インフラなども含めて幅広く手掛けてITの基礎知識となりました。
その後、独立系ベンダーでソフトウェアの品質向上を支援する新規開拓営業から外資系企業を担当し、海外研修にも参加しながらグローバルでのモノづくり、展開までのサプライチェーンを学ばせていただきました。
他にも、IT系ベンチャー企業2社に所属し、拠点の立ち上げや情報セキュリティ対策の資格取得、役員として上場準備にも携わりました。それぞれの企業では大変なこともありましたが、その企業の強みやカラーがあることを感じることができ、それがいまに活かされていると思います。
― 代表・谷川さんとは、どのように出会ったのでしょうか?
主に医療・ヘルスケア分野のシステム開発をしていたIT系ベンチャー企業にいた時がきっかけでした。
当時勤めていた会社の代表が、谷川(現 ミラボ代表)が考えていた「予防接種スケジューラー ※ 」の企画に賛同したことをきっかけに、パートナー企業の営業・開発担当として、私と太田が協力することになりました。
ちなみに、代表インタビュー で紹介されていた 現CPO・太田は、この会社の同僚で、当時から一緒に仕事をしていました。
当時は まだ前例のないサービスで、とにかく「最初の1件」を受注することが難しく、受注後も保健師さんのアドバイスを基に修正を重ねる必要がありました。無事導入された頃にはソフトウェアの品質がとても良くなり、また進めてきた3人の関係が別会社とは思えないほど絆が深まっていた気がします。
その後も谷川との交流は続いており、ミラボで本格的に営業部を立ち上げるという話をきっかけに、2018年8月 ミラボへ入社することになりました。
※ 予防接種スケジューラー:現在の母子手帳アプリの前身となるサービス。後に特許も取得しました。
■ ミラボ入社後は、営業部を新たに立ち上げ、組織規模にあわせた体制を構築
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― ミラボに入社してからどんなことをしてきましたか?
まずは、営業部の立ち上げを行いました。
営業部と言っても、当時は営業経験者がいない状況だったので、提案資料作成や見積作成から契約までの流れなど、営業活動の基本工程整備から始めました。
次に、母子手帳アプリ事業の安定と発展のために、マネージャクラスの方を迎えて 当面の間は3名体制で営業活動をスタートしました。営業部として形にはなったものの、この人数で全国の自治体に対してアプローチを行っていくことに、難しさを感じる時期でもありました。
その後、母子手帳アプリ事業が軌道に乗りはじめ、省庁の社会インフラに食い込むような大型プロジェクトを手掛けさせていただく機会もあり、続々と新たなメンバーを迎えることになりました。私が入社した2018年から約4年間で 会社全体としては4倍、営業部としては5倍の規模の組織へと成長しました。
組織規模拡大にあたって、営業部全体としては 営業支援・顧客管理システムを導入することで業務効率化を図り、個々のフォローアップとして 若手社員に向けた「社会人基礎研修」やIT業界未経験者に向けた「IT基礎研修」など個別研修を実施しました。
現在は、更なる組織強化を目指して、営業サポートチームの業務整理や営業プロセスの標準化、リード・見込み・カスタマーサクセスといった役割を明確にした組織づくりを行っているところです。その他、会社全体としては、情報システム担当や広報担当など各部門の専任者を続々と迎えています。
■ ミラボ 営業の醍醐味は、世の中にまだない新たなサービスや社会貢献に直結するものを手掛けられること
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― 営業部立ち上げから約4年が経ち、組織として大きくなりましたが、現状の営業部の体制は?
現在は、営業部の中で、主に母子手帳アプリを扱う「子育てコンテンツ事業チーム」、主に【+Focus】を扱う「フォームデザイン事業チーム」の2つに分かれて活動しています。
ただ、最近は官公庁や自治体のDX化事業の割合も増えてきているので、この枠組みに捉われず必要に応じて編成して柔軟にアプローチできるようにしています。
― どんなバックグラウンドの方が活躍していますか?
特定の業界出身者が多いということはなく、様々な経歴のメンバーが集まっています。
あまり年齢や経験分野の隔てなく、
- 顧客と誠実に向き合い、しっかりとコミュニケーションを取る力がある
- 新しい分野や商材についてしっかりとキャッチアップする力がある
- 重要な案件をしっかりと進めて最後まで決められる力がある
といった方が活躍してます。
年齢層は20代後半〜30代半ばが多く、それぞれが持つ知見やスキルをシェアしながら、日々切磋琢磨しあっています。
― ミラボの営業職の醍醐味は?
1つ目は、コンサルティング力を身につけられること。
ミラボの営業職は、単なる「モノ売り」ではなく、企業や自治体の方とヒアリングを重ねて、業務の洗い出しや整理をした上で、今後の運用方法を検討し、本導入まで進める力が必要です。受注が決定したらそれで終わりではなく、サービスが導入されるまでの過程が重要です。個々の裁量も大きいため、慣れるまでは難しい部分もありますが、一つ一つの案件にストーリーがあり、そこに面白さがあるとも思っています。
2つ目は、世の中にまだない新たなサービスや仕組みを手掛けられること。特に住民の方が使う自治体向けサービスは社会貢献に直結するものが多く、誰かの役に立っていることを実感する機会も多いです。リリースされて、その街に住む多くの人々の手に渡るときには大きな感動があります。
■ 企業の成長に合わせて柔軟に変化できる環境づくりが大切
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― 今後の営業組織の展望は?
ミラボとしては、企業の成長に合わせて、柔軟に変化できる環境づくりが大切だと考えています。
まずは、個人の成長を大切に、そしてその成長過程を周りがサポートできるチーム力も同時に高めていきたいと思っています。いずれは強靭な営業として社外の方からも一目置かれるような組織にしていきたいですね。
― 今後、どんな方と一緒に仕事がしたいですか?
情報収集や学ぶ意欲が高く、常に新しい視点で物事を捉え、最後までやり切る方と一緒に仕事がしたいですね。
ミラボでは、官公庁や自治体の方と関わる事業のなかで、これまで経験のないカルチャーや専門分野に直面することが多々あります。そんな時こそ早く始めて最後まで試行錯誤で進めて行く姿勢が大切だと思ってます。
そして、事業を創出したり会社を牽引できるような方と、事業や会社の変化・成長を楽しみながら、更に社会に役立つ大きな仕事をしていきたいと思ってます。
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