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お久しぶりです!てぃかです!
最近はなかなかフィードをかけず、お待たせしてすみません!
▼記事担当
高遠ミッティカ
シアトルコンサルティング株式会社
コーポレート本部 人事部 中途採用担当
Twitter:https://twitter.com/seattle_thika
東京生まれ東京育ちのえせ外国人。
2019年4月、採用アシスタントとして入社し、広報や営業アシスタント業務にも携わる。
2020年1月より中途採用担当としてキャリアをスタート。
面接は楽しく、内定承諾は誰よりも喜ぶ、そんな毎日をシアトルで送ってます。
採用のほか広報を盛り上げていくべく現在奮闘中。
早速ですが皆さん、DXはご存じでしょうか?
知っている方も多いと思いますが、
DXは「Digital Transformation(デジタル トランスフォーメーション)」の略称です。
デジタル庁の開設により、より一層DXへの関心が高まってきた世の中ですが、
本日はそのDXについてシアトルのDX推進責任者の熊川さんをお呼びし、
いろいろなお話を聞いていきます!
▼インタビュイー
熊川正典
シアトルコンサルティング株式会社
ビジネス戦略本部 本部長
受託開発中心のITベンチャー企業を経て、2015年シアトルコンサルティングへジョイン。
プロジェクトマネージャーとして複数プロジェクトのマネジメントをする傍ら、
SaaS開発のノウハウを活かし、クライアントの企画検討段階からサービスのディレクションを行う。
開発部部長、事業部長など歴任後、現在はビジネス戦略部部長として、
SaaSプロダクトの開発やチーム開発のサポート、体系化、そしてDXの推進を行う。
てぃか(以下:て):よろしくお願いいたします!
熊川(以下:熊):よろしくお願いします。
■いままでどんなお仕事されてきたんですか?
熊:IT業界に入ってからは、基本的に受託開発をゴリゴリやっていました。
て:お客様の求めるサービスを開発されていたんですね!
熊:そうですね。ただ、受託開発といってもアイディアとかを
ふわっとしたイメージベースで依頼されることが多かったので
それらをアプリケーション化、具体化していくことを長くやっていましたね。
て:ふわっとした依頼もあるのですね。
熊:ありますね。IT知見がほとんどない方からの相談などもあったりするので。
それらをどう実現していくか、予算内で可能かどうか等も
提案していくことをずっとやっていたので、そこが自分の得意領域になりますね。
て:お客様の要望をヒアリングしながら一番いい提案をして
お客様に価値を提供されているんですね!
熊:そうですね。
■現在シアトルでDXを推進されていらっしゃいますが、
具体的にどんなことをされてるんですか?
熊:今後日本はさらにデジタル競争が激しくなっていきますが、その中でもシアトルは
の地位を確立し、お客様に価値提供していけるように
シアトル内外に向けてDX化や発信を強めています。
今後はDX化に向けたウェビナーとかの実施も検討していますね。
(※ウェビナーにつきましては開催が確定次第、皆様へも公開いたします。)
■シアトルが目指すDXerとは何でしょうか?
熊:次世代型システムインテグレーターというポジショニングで
お客様の事業や組織へデジタル変革(DX)を推し進めていくこと。
デジタル競争が激しくなっていく中で、そこを生き抜く、
最良のビジネスパートナーになること
を目指しています。
て:なるほど!お客様へ価値を提供する最良のビジネスパートナーを目指しているんですね。
■DXerは具体的にどんな事をされるんですか?
熊:DXを実現するため、必要なさまざまなノウハウや技術・リソースを有し、
お客様の柔軟かつ迅速なビジネスモデルへのデジタルシフトを支援していきます。
て:デジタルシフトを加速を支援するということは多くの知識が必要ですよね。
熊:そうなんです。そのため常に新しい情報や世の中の動きを最新のものを調べ、
知り続けていく必要がります。
て:常に新しい情報を知ることでどのように活かすことができるのでしょうか?
熊: 例えば顧客から依頼があったとしますね。
僕が今の世の中で流行っているサービスや、市場に受け入れられやすいサービス、
そうじゃないサービス等の情報を色々持っていれば、その依頼自体の評価をすることができます。
お客様からの依頼と過去の依頼やサービスを照らし合わせて、
依頼のあったサービスが以前似たサービスがあったとか、その時どうだったとかの事例を
伝えることができれば、じゃあ次はこうやってやっていけなどの気づきになり、
お客様へ価値の提供することができ、かつお客様に新しい体験をもたらすことができます。
て:たしかに!それはお客様にとっても有益ですね!
でも…常に情報をキャッチし続けなくてはいけないので大変そうですね…
熊:確かに、常に情報をキャッチすることはとても大変なことです。
ただ、情報をもってその話ができればサービスの可能性を広げる事ができるって感じるため、
僕自身はそれが楽しく感じ、この仕事をやっているから向いているんだと思います。(笑)
て:確かに!いつも熊川さんは情報が早いのでついつい聞いてしまいます!(笑)
■今までよく耳にしていたSIerとシアトルが目指すDXerは
どのような違いがあるのでしょうか?
熊:SIerは既にある要望や要求に基づいて開発を行ったり、
リソースを提供して、社内の業務改善に貢献していくことです。
て:ですね。でもDXerはお客様のビジネスモデルのデジタルシフトを支援することですよね。
熊:そう。だからDXerはビジネス成果への貢献が大きいです。
て:ビジネスへの貢献をすることで、どのようなことができるのでしょうか。
熊:開発を支援するというより、ビジネスの共創パートナーになって
デジタルによる事業シフトを支援行い、今までは業務効率でとどまっていたものが、
DX化によって、売上収益が増し、競争優位になっていく
シアトルはそれを支援していきます。
て:そうだったんですね!今までは改善を行う事が多かったのが今後は
DX化することでビジネスへの貢献されていくんですね!
て:現在シアトルではDXにかかわるディレクターの採用活動も強化していますが、
採用活動の事も聞かせてください!
■今回シアトルが募集するDX戦略ディレクターは、
どういったフェーズ関わる人になるのでしょうか?
熊:ビジネスとITをつなぐポジションになっていく人。
僕自身肌で感じているけど、今のIT業界では
・アプリケーションの知見がなく、ビジネスに強い人
・アプリケーションの技術は得意だけど、ビジネスの知見がない人
の両極端の方が多いんです。
この双方って結構考えがぶつかったり、折り合いがつかないことがあったりするのですが、
このポジションでは、その間を取り持ったり、ビジネスサイドの思いをかみ砕いて説明し
モノづくりにつなげていったりします。
また逆もしかりで、技術としてはできないことはないけど、コストなどを考えて後回しや
やらない選択をする場合に技術サイドの都合とか背景からビジネスの方向性を変える等
ビジネスとITの架け橋になる存在が理想ですね。
熊:世の中にもほとんどないポジションだから技術も確立されていないし、
でも、今後ははどんどん需要が高まっていく可能性が高いポジションでもあるんです。
確立されてないポジションを確立するって、
ぶっちゃけ大変なポジション(笑)
て:聞いてるだけでも本当に大変で、でもやりがいがありそうです!
熊:そうだね。ビジネスサイドはどんどん最新情報が入ってくるので、
遅れをとらないようにしたりお客様のご要望によって方向性変えたりとか、
結構スピード感もあって入れ替わりが激しいですが、
技術サイドからすれば、作ったものがなくなったり仕様が変わったりするので
乖離が起きてしまい、摩擦が起きてしまうんですよね。
僕自身、今までビジネスとITを直でずっと見てきたけど
本当に技術側とビジネス側で見えている世界が全く違うんですよね。
だから摩擦が生まれてぶつかってしまう。
て:ビジネスサイドの情報の流れも技術サイドの作ったものがなくなってしまう
もどかしさもどちらも正しいからこそぶつかってしまうんですね。
熊:そうです。なのでこれからはその間を取り持って、
よりよいサービスを作りビジネスにつなげていける人が必要ですよね。
どっちの知識も身に付けなきゃいけないからこれがまた結構大変ですが。(笑)
■ビジネスと技術の間を取り持つ上で、
どういったスキルを抑えて欲しいですか?
熊:ただの伝書鳩になってはいけないので、ビジネスに対する理解は
市場に対する理解やお金周りの理解をしっかりすることや
今の流行りや最新の情報を身につけておくことですね。
巷で使われているサービスがどういう風に活用されているのかなども
知識として持っていると活用できます。
ただ、これの知識を持っていても、DXの観点でいくとあくまで課題でしかないんですよね。
市場や流行りの情報をもってなにかサービスを改善するだけでは、
単なるデジタル化にすぎないです。
て:DX化するには最新情報などをキャッチした上でどんなスキルが必要でしょうか?
熊:これらをDX化として活かすためには、
データをしっかり蓄えてそのデータを活用して、
新しいビジネスモデルとか体験を生み出すところまでやらないとDXとは言えないです。
情報やデータを持ったうえで価値を生み出すことを考え、
提案していくスキルが必要ですね。
て:今の課題と未来の前向きな話がつながっていますね!
■新しいサービスを立ち上げた後のユーザーの声を聞いて改善していくと
いったフェーズもシアトルのIT戦略ディレクターは携わるのでしょうか?
熊:やっていきますね。作って終わりであれば、請負のスポット開発と変わりません。
「SaaSサービスは永遠の未完成」といわれているので、作って終わりだと
ユーザーは離れていくし淘汰されていきます。
機能が使われてなかったとすれば、なぜ使われなかったのか?や十分な
データが溜まってくれば、新しい技術を取り入れていくと言う、
いわゆるDXの真髄である「データ活用」ができる。
て:シアトルの求めるDX戦略ディレクターがどのようなポジションで
今後活躍されるかイメージが湧きました!
私も常にTwitterを活用して、いろんな方とつながって情報を収集してましたが、
DX戦略ディレクターはさらに収集した情報をどう活用して収益化していけるかが
大きな仕事ですね!とてもやりがいがありそう!!
て:少し話は変わりますが、シアトルではチームワークとITを掛け合わせた
新しい概念のTeamTechがありますが、
■TeamTechを推進してますがそれはDXにあたるのでしょうか?
熊:うん、それは今後いかにデータが活用できていけるかにかかってますね。
DXとは
・お客様に新しい価値・体験をもたらす
・データを活用(新しい価値の根拠として)
事なので、チームワーク理論を用いて、チームワークを可視化してデータを
蓄積して終わるのではなく、蓄積したデータ活用、そしてそこから根拠を証明し、
データーを活用して顧客体験にしていく、
将来的に収益に結び付けることで初めてDX化が果たされます。
て:なるほど!ありがとうございます。2020年は社内チームにプロダクトを導入し、
チームワークスコアのデータをStockしていたので、今後はこのデータをいかに活用し
お客様へ新しい体験をもたらしていけるようにしたいですね!
て:いろいろなお話をお聞かせいただきありがとうございます。
■最後になりますが、どういう人と働きたいですか?
熊:ディレクターってスーパーマンは存在しないけど、
メンバーやお客様にとって助けてくれる人・相談できる対象であってほしいですね。
それには、知識や経験が必要で、常にそこの情報収集ができる人が理想ですね。
まあ、ぶっちゃけそういう仕事の中にはやりたくないことも出てくるとおもう。
調べなきゃいけないとか…根気強く泥臭くやることとか…
そんな時、ちゃんとやり切れるかどうかってすごく大事ですね。
まあ、責任感があるともいいますね。
ユーザーや顧客の立場になって考え、お互いが理解できる言葉で
話せる人と一緒にこれからのシアトルを盛り上げていきたいと思う。
て:ユーザーのため、顧客のため、誰かのためっていうのは
シアトルのVALUEのALLにも繋がりますねえ!
本日はDXに関してたくさんお話聞かせていただきありがとうございました!
今後、日本のDX化が進んでいく中でシアトルも大きく飛躍し
さらにお客様へ価値提供できる会社になっていくべく、
私も採用活動や広報活動を積極的に行っていきます!
熊川さん本日はありがとうございました!
今回は熊川さんへ実際にインタビューをしながらDXについてや
今後のシアトルの目指すべき姿についてを学ぶことができました!
まだまだDXは奥が深いので、もっともっとDXを掘り下げた記事を書いていきます!!
DXに興味をお持ちの方、ディレクターを目指している方、
シアトルでディレクターやってみたい方、ぜひ一度カジュアルにお話ししたいと思いますので
お気軽にご連絡下さい!
また、こんな記事が読みたい、こんなことを知りたい等々…
皆様のご要望にお応えした記事をバシバシ書いていきますので
そちらもご連絡お待ちしてます!!
▽連絡先
https://twitter.com/seattle_thika
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
次回もお楽しみに!