過去の慣習に囚われない!「慣性の法則」から脱却し、常に進化を続けるチームの作り方
〜今の業務オペレーションやKPIの管理、本当に最適ですか? 従来のプロセスを見直して業務改善に成功した、メドレ...
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メドレーで、カスタマーマーケティング室長をしている古田と申します。
この場をお借りして、「私がメドレーに入社した理由」をお伝えできればと思います。
いまあらためて、自分が入社した理由を振り返ってみると、実は「メドレーに入社できることになったから…」という身も蓋もないことが大きいのではないかと恐る恐る思ったりしています。えぇあまり大きな声では言えませんけれども。
私は、新卒でNTTのISPの会社に入社しました。学生の頃インターネットの相互依存という概念が好きでサービスを作りたいと思っていたのが理由でした。配属の時に人事の方から「営業かエンジニアか職種を選んで」と言われたら、同期がほぼ全員がエンジニア職希望で、人事担当の方が困っていたので「じゃあ営業やります」という流れで営業部の配属に。3年ぐらい営業を経験した後、商品企画になりました。「ショッピングカートのSaaSをやってみよう」という企画を担当し、誰もやったことのないものだったのでチャレンジングな仕事だったのを覚えています。
このサービスは利用料金が安く、また安全性も高く、商品としては良いものになりました。しかし、販促としてWebや紙の媒体に広告を掲載したり、展示会に出たり、中小企業のリストを見てアウトバウンドコールして商談を作ったりして1日4件ずつ数ヶ月毎日往訪したものの、なかなか売れず非常に苦労したんですね。「商品が良いだけでは売れないんだな...」と思い、それがきっかけでマーケティングに興味が湧くようになりました。「どうしたら売れるのか」を探求したくなったんです。
いま振り返ると、売れなかった原因は「まだネットに消費者が不在だったから」だと思います。当時はネットで買い物をする人たちがまだまだ少なくて、ネットで買うもの、買わないもの、がきれいに分かれていました。なので、「オンラインショップをはじめましょう」という提案が事業者の方にあまり訴求できず、儲けられるイメージを持っていただくことができなかったのだと思います。(結局、当時成功したのは楽天やアマゾンなどのモール事業者でした)
そこではマーケティング、販促、アウトバウンドなど、カスタマーサポート以外の事業運営に関する全領域を経験することができました。
新卒で入社した会社に5年勤めた後、1社はさんでリクルートへ転職。9年勤めた後、ダイレクトマーケティングのコンサルティング会社に入社しました。これまで、
・外資系飲料会社とのお仕事で、当時はめずらしい販促と寄付を組み合わせたプロモーションの全Webディレクション
・フランスで21ヵ国語対応した海外携帯電話の全世界向けポータルサイトのサービスイン
・携帯電話のプリインストール絵文字開発のために、SNSを作りマーケティング・リサーチを実施
・海外ジュエリーブランドのお仕事で、シークレットパーティーを企画実施
・ウエディングの新しいスタイルやコンセプトの開発
・広告の露出量にタグ付けし、Web行動データと解析して広告効果測定と効果の予測式を開発
・ダイレクトマーケティングに関する実績で国内外のアワードを受賞
・事業会社の立ち上げと代表取締役就任
などなどなど、幅広く色々な仕事を経験させてもらいました。
どれもユーザーのインサイトと商品の結びつきを考え、コンセプトを作り、広告からアクションのポイントまでを設計実施した仕事でした。そういう経験が、マーケティングの基礎力を鍛える良い訓練になったんだと思っています。特に、どの仕事も成約まで一気通貫して携わっていたのでいつも結果の数字が丸見えになっていて、そこから「結果にこだわる仕事が一番大切だ」と思うようになりました。
メドレーに興味を持ったきっかけは、スカウトメールでした。前職は仕事も立場もあり忙しかったので、積極的に企業を探してはおらず、アプローチしていただけたところにお会いするのが精一杯でした。
その後、COOの石崎、執行役員の田中、社長室長の稲葉、そして社長の瀧口に会っていく中で、「メドレーの、特にSaaS事業で自分のマーケティングのスキルを生かしていきたいな」と思うようになりました。もともと学生の頃からインターネット上でのサービスが好きでISPの会社に入社したこともあり、販促もそれなりにできるようになってきた中で、またSaaSに携わってみたいなと思ったからです。加えて、今オンライン診療事業の責任者をしている田中の話は非常にわかりやすく、テンポが合うな、一緒に働いたら働きやすそうだな、と思えたことが印象的でした。
▼執行役員・田中のインタビュー記事です
働く会社を選ぶとき、自分の希望する職種や業種が合致しているということを大切にしてはいるのですが、意外とそんな条件の仕事は世の中にたくさんあったりします。なので、その会社で働いてみたいなと思う理由の中で、私は気持ちの部分を大切にしていたりします。
入社してからは、逆に面接官として入社希望の方にお会いさせていただく機会が多いのですが、多くの方にメドレーに興味を持っていただいたきっかけを伺うと、「筋肉の人がいて」とか、「働いている人がバラエティに富んでいるから」というようなことをおっしゃる方が多くて、これをまとめると多彩な人と一緒に働ける環境に魅力を感じて…ということなのかなと思います。
皆さんがそこに魅力を感じてくださっている理由を考えてみると、私としては転職した自分を受け入れてくれるのか?とか、自分は活躍できるのか?とか思う転職する方の不安な「気持ち」を払拭しているからじゃないかと思うわけです。
ここで冒頭の「私が入社した理由」につながるのですが、たぶん私は、興味を持った会社から「ぜひ入社してくれませんか」と言われてとても気持ちが嬉しくなって、入社を決断したんだと思います。自分の入社理由がこんなもの?と思うのですが、先日イチローさんが引退会見で語っていたことをふと思い出しました。記者さんから「イチローが貫いたものとは何か」と聞かれて、本人が「野球のことを愛したことだと思います」というふうにお答えされているくだりがあります。それを見ていて、イチローさんがあの大記録を達成できたのは、野球への心が体を動かしたことですべての物事がはじまった、やっぱり気持ちは人が行動する上では大事なんだと言っているように思いました。
さらにマーケ的に考えると、人はよく自分の行動に対して正しい理由や意味を求めがちです。つまり論理で決定したことにしたがるわけですが、実は気分に左右されていることの方が多いのではないかと思うのです。そして、その気持ちが動くとき、私は外的要因はあなどれないなあと思っているふしがあります。人を好きになったり会社を好きになったりする理由はいつも自分の外側からやってきて、自分の意思決定に影響を与えてくる。だから私は、メドレーの人からぜひ入社してほしい、と上手に伝えられて、(まんまと)メドレーに入社したんじゃないかなと思ったわけです(笑)。
これを書いているのは、3月26日でちょうど卒業式のシーズンですが、やわらかい感性を外に向けて開いている人には良い出会いがやってくるのだろうなと思います。そしてマーケティングの仕事とは、まさにこういうタイミングにインサイトを通じて人の心を動かす仕事なんだと思います。マーケティングの人ってこんなことを考えたりして、つくづくめんどくさい人ですね。
現在私は、SaaS事業のカスタマーリードを獲得するチームのマネジャーをしています。メドレーのサービスを使っていただくことで、日本にスマートな経営ができる医療系の企業をどんどん増やしていけたらいいなと思っています。
メドレーのやりがいは、まだまだ「やれること」や「やるべきこと」がたくさんあることです。例えば、一定の効率が実現できている販促施策を安定的にグロースさせる体制を作る、であるとか、LPO(Landing Page Optimization、ランディングページの最適化)などのデジタル施策や紙媒体の開発など。その他挙げればキリがないくらい、とにかくやれていない施策も多いです。
そういうところを、私と一緒に取り組んでくれる方に是非、Joinいただけたらなと思っています。メドレーは人材が多様であること以外に、組織の壁は薄くメンバー同士が直にコミュニケーションできる最高の環境があります。仕事は個人にダイレクトに発生し、その成果はフィルターをほとんど通さずに事業へフィードバックされます。つまり、一人ひとりの活躍の価値が大きい会社です。
例えば、FAXを活用したマーケティングでは、1人のマーケティング担当者が作った原稿が多くのカスタマーに直接届く影響力の大きい仕事ですが、個人のアイデアや創意工夫がちゃんと反映されて、なるべく生の形のままで社会に届けることができます。
医療業界は、大きなメディアは片手で数えるほどしかありません。それ以外でカスタマーと接点を持てる方法は地道な地上戦によるところも多く、いわゆる中小企業に対するマーケティングと似た状況なんですね。ですので、メディアだけに頼らず0から1を作るマーケティング領域で実績を作ってきた方には最適な業界だと思います。広告運用だけしてきた、という方にはしんどい環境かもしれません。でもそういう方でも、やり抜く気持ちがある方なら十分育ちます。なにより世の中をちょっとずつでも良い方向に変えられるのは楽しいですよ。
活躍の場を求めている方は、ぜひ今すぐエントリーしてください。エントリーはもちろん無料です。でも、出会いの価値は無限大です。
第1回:ぼくがクックパッドを辞めてメドレーに入った7つの理由
第4回:私がドクターヘリを降りて、メドレーに入った7つの理由
第8回:Googleのエバンジェリストをやめてメドレーに入社した僕が6つに割れたバキバキの腹筋を手に入れるまでに実行した7つのステップ
第10回:年収36,000円のお笑い芸人が、メドレーに入社するまでの7つのステップ
第11回:医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由
第12回:何がしたいのかわからなかった私がメドレーの仕事にやりがいを感じる7つの理由
第13回:厚生労働省の医系技官だった私がメドレーに入社した3つの理由
第14回:7年いたリブセンスをやめ、マエダがメドレーでデザインしたいこと
第15回:IPOを経験した私が、次のステージにメドレーを選んだ理由
第17回:整体師を11年やっていた私が、34歳でメドレーに転職して「介護のほんね」に取り組む理由
第18回:マザーハウスでバッグを販売していた私が、メドレーで見つけたひとつの目標
第19回:SIerとWEB業界を経験したエンジニアがメドレーに入社した理由
第20回:青春を捧げたチアリーダーを引退した私がメドレーという舞台でクリニックを応援することに決めた理由
第21回:インターンを経て新卒で入社した私が、メドレーを選んだ3つの理由
第22回:なんでもできるようになりたかったエンジニアがメドレーへ入社した理由
第23回:新卒から9年働いた会社を飛び出した私がメドレーに入社した理由
第24回:結婚2年目で転職を考えた私が、メドレーに入社した理由
第25回:「命に関わる仕事がしたかった」私が、MRを経てオンライン診療の未来に賭ける理由
第26回:「何でも屋」街道をワイルドスピードしている私が、「介護のほんね」と共にメドレーに入社した理由
第27回:元タカラジェンヌの私が、第二のステージにメドレーを選んだ理由
第28回:「漠然と医療に携わりたかった」私が、勇気をふりしぼってメドレーに飛び込んだ理由
第29回:29歳で社会人経験がないまま上京した元バンドマンの私がメドレーで働く理由
第31回:キーエンス、リクルート、プロボノ活動を経て、私がメドレーに転職した理由
第32回:作業着にヘルメット姿で働いていたわたしがメドレーに入社した理由
第33回:ウォーターボーイズだった僕が、エンジニアになってメドレーに入社した理由
第34回:やりがいとワークライフバランスの両立を探して、私がメドレーにたどり着いた理由
第35回:リクルートで人事一筋だった私が、新たなチャレンジの場にメドレーを選んだ理由
第36回:ベンチャーでコーポレート部門の立ち上げやIPOを経験した私がメドレーに入社した理由
第37回:大学を2留し社会人経験もなかった私がメドレーでチームリーダーになるまで
第38回:結婚しても仕事のやりがいを大事にしたい。キャリアアドバイザーの私がメドレーを選んだ理由
第39回:CAからfreee、そしてメドレーへ。エンジニアの私が医療×ITの世界にチャレンジする理由
第40回:「医者は臨床現場で頑張ってこそ」と考えていた自分がメドレーにいる理由
第41回:アイスタイルでエンジニア、JapanTaxiでマーケターを経験した私が、今メドレーを選んだ理由
第42回:ウエディングプランナーだった私がITベンチャーの新規事業に飛び込んだ理由
第43回:プロDJから中小企業の役員を経験した私が、メドレーで再出発を決めた理由
第44回:世界を旅する記者、ログミーの編集長を経験したぼくがメドレーに入社した理由
第45回:ゲームクリエイターだった私がメドレーに入社した理由
第46回:「変人」の私が、メドレーで医療介護の採用課題解決に挑む理由
・医療介護福祉の人材採用システム「ジョブメドレー」
・医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」
・オンライン診療アプリ/クラウド型電子カルテ「CLINICS」
・医療につよい介護施設・老人ホームの検索メディア「介護のほんね」