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今回のWantedly記事は、Genki Group内法人の紹介です!
浦和学院高等学校(以下、浦学)などを運営する学校法人明星学園の始まりである、浦和学院高等学校付属 明星幼稚園(以下、明星幼稚園)をご紹介いたします!
Genki Groupの教育領域にはいくつかの学校法人があります。
その中の一つである学校法人明星学園は、浦学・関東福祉専門学校・国際医療専門学校など様々な学校を運営しています。
そんな明星学園の中で一番最初に設立されたのが明星幼稚園であり、Genki Groupの教育施設の中で最も歴史のある施設です。
そんなGenki Group教育領域の基礎を築いた明星幼稚園とはどんな施設なのでしょうか?
今回は、園長の山田先生、副園長の市川先生、主任の茂木先生にお話を伺いました!
山田先生は浦学の卒業生でもあります!市川先生と茂木先生も長い間明星幼稚園に勤められている先生方です。
☝左から主任の茂木先生、園長の山田先生、副園長の市川先生です!
1)明星幼稚園はどんな幼稚園ですか?
2)明星幼稚園の1日の流れはどうなっていますか?
3)明星幼稚園の特長や魅力は何ですか?
3‐1)特長と魅力を教えてください!
3‐2)普段はどんな取り組みを行っていますか?
4)Genki Groupの仲間との連携はありますか?
5)園児たちにはどんな将来を歩んでほしいですか?
6)最後に、明星幼稚園の今後の展望についてお聞かせください!
市川先生
実は、学校法人明星学園のスタートはこの明星幼稚園です。設立当時は地域にお子さんが多く、創立者には「子どもたちのために教育の場を提供したい」という想いがあったと聞いています。また、創立者ご自身にお孫さんが生まれて、「自分の子どもや孫にしっかりとした教育を受けさせたい」という想いもあったのかもしれませんね。もともと埼玉県蕨(わらび)市の地主の方だったこともあり、この地でスタートしたそうです。
受け入れているのは年少さん(3歳)から年長さん(5歳)までの子どもたちで、現在は113名が在籍しています。
山田先生
教育理念には、浦学と同じ吾道一貫※1を基本に据えながら、幼稚園という発達段階に合わせて"心身ともに健康で心豊かな子どもを育てる"という方針を掲げています。心と体、そして頭のバランスを大切に、何よりも"遊び"から多くのことを学んでほしいと考えています。
※1)"吾道一貫"とは、どんな状況でも誠実に責任を果たし、他者への思いやりと寛容の心を持って行動し続けることを意味します。
☝創設者である高橋さんと当時の園長先生、副園長先生です!
山田先生
朝9時に登園して、まずは制服から体操着に着替えるなど身支度を整えます。それが終わると、お天気の良い日は外で自由遊びです。うちの園庭は人工芝なので、冬でも暖かく、雨が降った後でもすぐに遊べるのが自慢です。泥だらけにならないので、雪が降った時もきれいな雪だるまが作れるんです。
10時過ぎからは、お部屋に戻って主活動に入ります。主活動とは、その日の活動の中心になるものです。英語や体操、スイミングといった外部講師による活動のほか、季節に合わせた制作活動や、年長さんになれば文字や数の勉強もします。
12時頃からはお弁当の時間です。火曜日はご家庭からお弁当を持ってきてもらい、それ以外の曜日は給食です。木曜日は"デイジー"というパン屋さんが作る、パン給食です。食後はまた自由遊びをして、14時に降園です。降園前には、昔ながらの伝統で"肝油ドロップ"を一人一粒ずつ食べます。ビタミン剤のグミのようなものですが、園児たちはこれが大好きで、舐めながら絵本の読み聞かせを聞いていることが多いです。
☝一日の流れと園内の様子です!
山田先生
当園の魅力は、圧倒的にアットホームなところです。職員が一人ひとりの園児に丁寧に向き合って、個々の性格やペースに合わせた対応を心がけています。職員全員が全園児の名前と顔を覚えているので、担任の先生じゃなくてもその子に合わせた対応ができるんです。クラスの垣根なく、みんなで園児たちを見守る家族のような温かい関係性が魅力だと思います。
加えて、とにかく色々なことに挑戦できる環境を作っていることです。
幼児期というのは、人格形成をしていくうえでとても大切な時期です。その中で、とにかく色々なことに挑戦して、その中で自分の好きや得意、逆に苦手なことを見つける力を育んでほしいです。私たちは、園児たちが自分の可能性を発見できるきっかけをたくさん提供してあげたいと思っています。
とにかく幸せになってほしい。そのための土台となる生きる力を、この幼稚園生活で育んであげたいと心から願っています。
茂木先生
当園では、園児たちが本物に触れる機会を大切にしており、様々な専門講師による活動を取り入れています。ただ、いわゆる"お勉強"という形ではなく、遊びの延長線上で自然に学べるように、クイズ形式にしたり、迷路を取り入れたり工夫しています。遊びから育ってもらうことを大切にしているので、勉強が嫌なものにならないような工夫があります。
とはいえ、「主活動の時間中は、遊びと活動のメリハリをつけて取り組もう」と園児たちに伝えています。バランスよく、様々なことを経験させてあげたいというのが一番ですね。
特に力を入れているのが英語教育でして、今年度より明星学園からフィリピン出身の先生が2名体制で教えてくれています。年長さんは週1回、年中さん・年少さんは月2回程度のレッスンですが、読み書きよりもまず、「英語って楽しいんだ!」と感じてもらうことを一番の目標に、歌やゲームを通して楽しく学んでいます。
体操やスイミングもそれぞれ専門のコーチが指導にあたり、年長さん・年中さんは近隣のスポーツクラブで本格的なレッスンを受けます。年少さんは園庭で体操の先生と一緒に水遊びを楽しみ、年齢に応じた形で水に親しんでいます。
あとはリトミックも行っていますよ。これはリズム体操のようなもので、音楽に合わせて音符を体で表現したり、耳で聞いた音を判断して体を動かしたりする活動です。音楽と体を繋げることで、表現力やリズム感を養う大切な時間になっています。
☝園児たちが描いた絵も教室に飾られています!
市川先生
昔は運動会で浦学の吹奏楽部が生演奏をしてくれたり、お泊り保育で那須の合宿所を利用したりと、様々な連携があったようです。
最近は少し途絶えてしまっていますが、また連携を深めていきたいと考えています。浦学の校長先生からは「いつでもソングリーダー部を踊りに行かせますから!」と温かいお言葉をいただいているので、ぜひ実現させたいです。
運動会のオープニングとかで踊ってもらえたら最高だなと、勝手に想像しています(笑)
あとは、給食関連のグループ企業であるメデウェルジャパンの方が、お泊り保育でカレー作りを手伝いに来てくださいました。
また、実現はしていませんが近隣にあるGenki Groupの介護施設に訪問したいとも考えています。
グループ内での連携をもっと増やしていけるように、尽力している最中です。
☝浦学野球部が甲子園に出た時の記念ボールも飾られています。
茂木先生
その子らしく、大きくなって幸せになってほしいです。幼児期はその子の人生の土台を作る大切な時期です。だからこそ、私たちは「大好きだよ」「君のことは大切に想っているよ」という気持ちをたくさん伝えて、自己肯定感の土台を築いてあげたいと思っています。そして、幼稚園では"自分のことは自分でやる"ということを徹底しています。お家ではつい親御さんが手を貸してしまうことも、ここでは集団生活の中で自分でやり遂げます。その積み重ねが、園児の自信と生きる力になっていくと信じています。
山田先生
卒園式でいつも園児たちに「お父さん、お母さんを大切にしなさいね」と言っています。そして、「人の話は聞こうね」と伝えています。自分の意見だけでなく、他の人の話も聞けるようになってほしいですし、「困ったことがあったら、いつでも先生のところに来ていいんだよ」とも言います。
人生楽しいことばかりではないでしょうから、ある程度は苦労して、それを乗り越える強さも持ってほしいです。でも一番はやっぱり、健康で・楽しく・自分らしい人生を送ってくれることですね。
山田先生
神成裕 理事長(Genki Group会長)※2からは、「これからのグローバルな社会に対応できる幼児教育を提供していきたい」という、非常に明確なビジョンが示されています。その大きな柱の一つとして、ネイティブの先生による英語教育をさらに強化していく予定です。そして、どこからでも通わせたいと思っていただけるような、強い特長を持った幼稚園に進化させていきたいと考えています。
幼児期の3年間は、その子の土台を作る本当に大切な時期です。だからこそ、園児たちがたくさんの経験を通して自分の無限の可能性を発見できる幼稚園であり続けたいです。
※2)Genki Group会長の神成は、学校法人明星学園の理事長も兼任しています。
☝先生方の温かみを感じる、優しい雰囲気の幼稚園でした。
今回は、園長の山田先生、副園長の市川先生、主任の茂木先生にお話を伺いました!
園児たちの幸せを第一に考えるとても素敵な幼稚園でした。
Genki Group教育領域の走り出しであり、つながりを大切にする明星幼稚園のこれからが楽しみですね!
以上、Genki Group施設紹介でした!
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