【就活生必見】20卒はなぜメディクルードに?~宮原編~ | 経営幹部候補採用(Next Leader Program)
こんにちは。メディクルードの廣松です。先日トイレに行こうとした際に社長が急にぬか漬けを作っているところに遭遇しました(笑)「良し悪しはやってみてから判断すべし」とよく話している社長ですが、まさか...
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いつもメディクルードのWantedlyページをご覧いただき、ありがとうございます!
今回は「教育に関わりたい」という想いで入社し、現在6年目を迎える宮原さんにインタビューしました。
「社長室ってどんなことを経験できるの?」「教育領域とはどんな関わりがあるの?」と感じる学生さんも多いかもしれません。
実際に宮原さんがどのようにキャリアの幅を広げ、教育の現場でやりがいを感じてきたのかを伺いました。
これから就職や転職を考える皆さんにとって、ヒントになるストーリーになれば嬉しいです。
1) 宮原さん紹介
2) 入社当初の想い
3) 現在の業務内容
3-1)中学校新設──“募集こそ命”のブランディング支援
3-2)教員採用──“選ばれる学校”になるためのブランディング
3-3)授業・部活動改革──ダンス部改革でWin-Winの関係を
3-4)教員採用──英会話スクール立ち上げ
4) 教育領域の面白さ、やりがい
5) これからの展望
6) 学生に向けて一言
☝写真は先日の上海研修旅行での画像です!研修旅行レポートもWantedlyで後日公開予定ですのでお楽しみに♪
2020年卒でNLP※1期生としてメディクルードに入社しました。
大学時代に教育社会学を学んだことが、教育領域に興味を持つきっかけでした。入社後は2年間の育成期間(NLP期間)を経たのち、新規事業の立ち上げや教育領域での様々な新規プロジェクトを担当。
好きなことはドライブとディズニーとビール。「関東で日帰りで行けるところはほぼ行き尽くしてしまったのですが、おすすめの観光地があればぜひ教えていただきたいです!」
※NLP:メディクルードの新卒育成プログラム(Next Leader Program)のことです。入社後2年間で経営の基礎スキルを身につけるために経験します。
メディクルードへの入社を決めた理由は、「教育効果を“仕組み”で高めることに魅力を感じ、学校経営に直接関われる環境を求めていたから」です。大学時代から、いわゆる“教え方”にあたる教育方法論には興味を持てず、教材会社や行政では自分のやりたいことが実現できないと感じていました。
そのため、教育の現場に深く関わりながらも柔軟にキャリアを築ける道として、学校経営ができる会社を志望しました。新卒でそうした環境を提供してくれるメディクルードとの出会いは、奇跡に近かったと感じています。
当時大切にしていた軸は、
①教育業界に関われること
②成長できること
③社風が自分にフィットしていると思えること
私はずっと、キャリアを選ぶときに「今、自分がそれを面白いと思えるか」を大切にしてきました。それは今も変わっていません。この“面白い”という気持ちは疑いようがない本物だと思っています。ただ、その状況をどれだけ面白くできるかは、自分の能力や成長次第だとも感じます。特に人間関係でストレスがあると、どうしても面白さが失われてしまいます。だからこそ、これからも成長し続け、人間関係を良く保つ努力を続けたいと思っています。
☝宮原さんの入社理由について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです!
新規事業開発と新卒育成(NLP育成)については、前回の記事が詳しいのでこちらをご覧ください!
今回はまだ記事になっていない、学校支援業務について詳しくお話しします。
学校支援業務では浦和学院高校や志学会高校など、グループ内の学校に対して新任教職員の採用戦略の設計、定着支援、研修の実施などを担当しています。
他にも中学校の新設準備・広報や、あるアーティスト事務所が全国展開するエンターテインメントスクールと提携した部活動・授業改革のプロジェクト、大宮駅前での英会話スクールの立ち上げプロジェクトなども関わらせていただいています。
中学校設立に関しては、とにかく生徒募集が失敗したらすべてが失敗というくらい募集が肝です。
特に中学受験となると訴求先は小学校ではなく塾の方がより重要なステークホルダーになるので、校長は塾巡りに奔走しています。また教育の具体的な中身は準備委員会の先生方がかなり真剣に検討を重ねてくださっています。そんな中でお手伝いできることとしては、主にブランディングの支援ですが、すべての準備が同時並行で進んでいく中で、最新情報をホームページに常に反映し続けるのもなかなか至難の業です。そこで、特に保護者の年齢層がユーザーとしては多いInstagramを通して最新の情報発信をしていく方針にしています。ぜひみなさんもフォローいただけたら嬉しいです。
➤ 浦和学院中学校のアカウントはこちら
教員採用に関しては、そもそも募集にこだわろうという意識が日本全体を見てもあまりメジャーではないように見受けられます。あくまで予想に過ぎませんが、その理由の一つは、生徒募集のために作りこんでいる部分を見れば、どんな理念の学校で、どんな特色ある取り組みをしているかがある程度分かるからではないかなと思います。また、教員という仕事自体は各校でそこまで大差ありません。そうすると、そこまで募集ブランディングを気にしなくてもまぁ良い、という流れになるのも頷けます。
しかし、メディクルードの選考を受けてくださっている学生の皆さんにはおなじみですが、これでは「企業選びの4P」のうちPhilosophy(理念ビジョン)とProfession(仕事内容)しか情報提供できていないことになります。これはチャンスです。
【企業選びの4Pなど詳しく解説している記事はこちら♪】
どんな風土でどんな先生方が働いているのか、というPeople(組織風土)の面や、どんな研修制度やキャリアパスがあってどんな待遇の学校なのか、というPrivilege(特権待遇)の情報提供まできちんとできてこそ、採用のブランディングです。教員不足の昨今でも優秀な先生方を集めて競争力を高めるには、生徒募集だけでなく、教員採用ブランディングにも力を入れていく必要があります。
志学会高校への支援の際はあまり予算をかけられないということだったので、ホームページを改修するような大掛かりなことはせず、教員向けのパンフレットを制作するお手伝いをさせていただきました。実際に候補者に会って説明をする際などにとても重宝しているそうです。
浦和学院高校への支援では、実際に今ホームページの改修が動いています。また、先日は初めて教員向けの合同説明会へも幹部会で承認をいただき出展することができました。先生方の多大なるご協力により、例年の4倍の母集団形成をすることができています。
実際に説明に使う資料は、メディクルード新卒1年目のOさんに要件を伝えて制作してもらいました!
部活動・授業改革では、年々部員が増え続ける「ダンス部」における課題解決の支援をさせていただきました。現在ダンス部は3学年合計で100名を超える部員がいます。その部員たちを、ダンス経験が必ずしもあるわけではない顧問の先生方で指導するのは現実的ではなく、2名の外部コーチに来ていただいていますが、首が回らない状況です。そこでスタートしたのがこの提携の話です。
野球やサッカーでは、「プロ引退後は指導者になる」というキャリアがかなりメジャーです。一方でダンスの世界では、”セカンドキャリアとしての指導者”がまだそこまでメジャーではなく、業界の課題になっているそうです。年々人気が上がり続けるダンス部へのインストラクター派遣がキャリアの一つとして確立されていけば、学校としても、エンターテインメントスクールとしても、かなりWin-Winということです。
私の関わりとしては、主に両者の間に立ってプロジェクトが走り出すまでの伴走支援をさせていただきました。
☝体育の先生たちが感動するくらいの指導力だったそうです!
さらにもう一つ、立ち上げ支援として携わったのが、大宮駅から徒歩3分のビル1階スペースを活用した英会話スクールの新設プロジェクトです。もともと明星学園の事務所として開設された施設の一角に、教室仕様の空間があり、その有効活用が課題となっていました。理事会の方針で「英会話スクールとして運営してみよう」という構想が持ち上がり、プロジェクトが始動しました。
ちょうどこの時期、メディクルード新卒社員のOさんとマンツーマンで育成業務を行っていたこともあり、英語力や留学経験を活かせるOさんに主導を任せ、私は後方支援に徹するかたちで立ち上げをサポートしました。現場での意思決定や資料作成なども含め、Oさんの成長とスクールの立ち上がりを同時に見届けることができたのは、非常に意義深い経験でした。詳細は、今後WantedlyにてOさんの視点からの記事が公開される予定ですので、ぜひご期待ください。
細かい話だと、講演会の調整や高校のホームページ上のブランディング見直し、学園規定の整備など、本当にいろいろな業務に携わっています。学校という「場」を、教職員にとっても、生徒にとっても、より豊かで希望のある空間にしていく。その支援に関われることは、非常にやりがいのある仕事だと感じています。
☝宮原さんの業務内容について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです!
教育領域だから特別に感じるというものではないですが、新しい取り組みが走り始めるまで形にできたときはやっぱりやりがいを感じます。特に先生方は、そもそも通常業務がとてつもなく忙しい中で新しい取り組みにご協力いただく場面も多いので、だからこそフットワーク軽く動ける自分たちのような存在の意味を再確認できます。
2年間の育成期間(NLP期間)やそれ以降の期間も含めて、様々な経験をさせていただいたことが役に立っていると感じています。それは、「ある程度どんなプロジェクトでも手を動かせるようになってきたこと」と、「誰かの力を借りながらプロジェクトを遂行する」ということができるようになってきたことから実感しています。
生徒と直接関わるような仕事内容ではないので、生徒への効果を実感する場面はなかなか多くはないかもしれませんが、ダンス部の取り組みがスタートした初回レッスンでの生徒の盛り上がりはやっぱり良かったですね。事前に一度普段の様子を見学させていただいたときも十分楽しそうではありましたが、その何倍もたのしそうな笑顔が見れて、笑い声が聞こえて、形にできて本当に良かったなと思いました。
中学校の立ち上げも、英会話スクールの初回レッスンも、採用支援に入らせていただいた新卒教員の入社もまだ先の話なので、これからが楽しみです!
まずは教育領域でさらにいろいろなプロジェクトに関わっていきたいと思っています。就職活動の最終面接の時に社長からは「教育領域に関われるようになるのは10年後かもしれないけどいい?」と言われていましたが、思ったよりも早く関わらせてもらえるようになりました。ただ、まだ軸足が別なところにある状態での関わりです。
この1年は学校側としては「宮原は何ができるんだろう?どこまで任せていいんだろう?」を探るフェーズであり、私としては「どんな課題があるんだろう?」を探る時期かと思っています。お互いに信頼関係を作っていきながら、より深く入って行ければと思っています。
就職活動は、これからどんな人と、どんなことを成し遂げたいかを考える大きなチャンスです。私自身、教育を通して人の成長に関わりたいという想いからキャリアを選びました。理想や不安が入り混じる時期ですが、自分の軸を大切にしながら、いろいろな選択肢を見てほしいです。きっと一歩一歩の経験が将来の糧になると思います。
ぜひ「楽しかった」「面白かった」「学びになった」といった感情がプラスに動いた会社を大切に、就活をポジティブに頑張ってほしいと思います。
今回は、教育領域と関わりの深い社長室6年目の宮原さんについてお届けしました!
宮原さんのストーリーから、やりたいことを大事にして挑戦し続ける面白さを感じていただけたかと思います。
これからの宮原さんの活躍にも、ますます期待ですね!
みなさんもぜひ、自分だけの「面白い」を見つけて就職活動を納得のいくものにしてくださいね。
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