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メディクルードは、医療・介護・教育を中心に事業を展開しており、選考ではこれらの分野をテーマにしたワークが行われることも多いです。特に「介護サービス」の基本的な知識を押さえておくと、選考時のワークや入社後にも役立ちます。
そこで今回は、介護サービスについて一緒に学んでいきましょう!
突然ですが、「介護サービス」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?少し考えてみてください。
実は、介護サービスの種類は約30種類ほどあります。どんなサービスがあるのか、主要なものを挙げてみましょう。
とても多いですよね(笑)これだけの豊富な介護サービスによって、ご利用者やそのご家族の多様なニーズに応えています。
この表を見ると、「こんなにたくさんの種類は覚えられない!」と感じる方も多いと思います。
でもご安心ください!この記事では、重要なポイントに絞って分かりやすく解説します♪
1)介護サービスを理解する2つの視点
2)誰にサービスを提供するのか(要支援・要介護)
3-1)要支援(介護予防が目的)
3-2)要介護(日常生活の介助が必要)
3)どのようにサービス提供するのか(形態)
2-1)訪問型サービス
2-2)通所型サービス
2-3)施設型サービス
★おまけ★ 他にもこんな柔軟なサービスが!
4)まとめ
さて、まずは介護サービスを理解するための視点です。ポイントは下記2つです!
★誰にサービスを提供するのか(要支援・要介護)
★どのようにサービスを提供するのか(形態)
これを押さえておくだけで、介護サービスの全体像がぐっと見えてきます。それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
まずは、それぞれ誰に対してのサービスなのかを理解しましょう。今回紹介するのは、介護保険を利用したサービスです。
介護サービスを受けられる対象者は、要介護度によって「要支援」と「要介護」に分かれ、要支援は2段階、要介護は5段階に分類されます。
この知識を頭に入れたうえで、要支援・要介護の方に向けたサービスを見てみましょう!
👆介護保険制度参照
※実際に介護が必要になりそうな場合は、要介護認定を申請し、要介護度が決まると担当のケアマネジャーがサービス選びをサポートしてくれます。
要支援の方は、まだ介護が必要な状態ではないものの、予防的なサポートを受けることで健康を維持します。介護予防は、「これ以上介護が必要にならないように」という目的で提供されます。サービス名に「介護予防」という言葉がついていることが、要支援向けサービスを見分けるポイントです。
要介護の方は、生活全般にわたり介護が必要な状態です。その要介護度に応じた多様なサービスが提供されます。
介護老人保健施設(老健)は、「自宅への復帰」を目標に、病院と在宅生活の橋渡しをする施設です。退院後の生活に不安がある方に対し、身体機能の回復や自立支援をサポートします。一方、特別養護老人ホーム(特養)は、常時介護が必要な方が安心して生活できる環境が整えられています。
誰に対してのサービスなのかをご理解いただけたところで、サービスの形態を説明します!
訪問型サービスは、ご利用者の自宅に介護職員や看護師が訪問してサービスを提供する形態です。ご利用者が自宅で過ごしながら、必要なサポートを受けられるのがポイントです。
訪問介護(日常生活のサポート)、訪問看護(看護師の健康管理)、訪問リハビリ(理学療法士の機能訓練※)などがあります。
※機能訓練:身体機能や日常生活能力を維持・向上させるリハビリのこと。
通所型サービスでは、ご利用者が施設に通ってサービスを受けます。ここでは「通う」ことがポイントです。ご利用者の生活拠点は自宅にあり、施設は外出や交流の機会となります。
代表例は、通所介護(デイサービス)や通所リハビリテーション(デイケア)で、日中にリハビリや入浴、食事のサービスが提供されます。
施設型サービスは、ご利用者が施設に宿泊または居住しながら介護を受ける形態です。ここでの施設は、ご利用者にとって日常生活・暮らしとなります。
代表例は、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、短期入所施設(ショートステイ)などです。それぞれの違いは「2.誰が対象者か?(要支援・要介護)」で説明した通りです。
これまでに紹介した介護サービスに加えて、訪問・通所・宿泊を一体的に提供する「小規模多機能型居宅介護」や「看護小規模多機能型居宅介護」といった複合型サービスもあります。これらはご利用者の健康状態に合わせて柔軟に利用できる点が特徴です。
以上の観点で最初の表をまとめると、こんな感じになります。
いかがでしたか?介護サービスにはこんなにもたくさんの種類がありましたね!
豊富な介護サービスによって、ご利用者やそのご家族の多様なニーズに応えていることをご理解いただけていると嬉しいです♪
ちなみに、Genki Groupはデイサービスや住宅型施設など単一の形態に限らず、介護サービスを網羅的に提供しており、同業界ではかなり珍しいです。さらに、歯科・病院・学校などとも連携し、介護事業同士の連携だけでなく、医療や教育を含む幅広い支援を実現している点が、他にはない強みです。
是非これからの業界研究に役立てください!
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