★Genki Group施設紹介★明星学園 浦和学院高等学校(教育)Part1 | ★GenkiGroup施設紹介★
こんにちは。株式会社メディクルードの宮原です。今月の頭から、同期の廣松くんとのLINEノートに筋トレ記録を作りました。実施した日にノートのコメント欄に記録をつけていくという簡単なものですが、「見...
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今回のWantedly記事は、Genki Group内法人の紹介です!
野球で強力なネームバリューを誇る浦和学院高等学校(以下、浦学)です♪
実は、4年前に浦学の理念や取り組みがぎっしりと詰められた記事が投稿されています!
あれからどんな変化があったのでしょうか?
今回は、2021年からの取り組みについて、浦学の石原校長にお話を伺いました!
👆4年前の記事はこちら♪
1)この4年間で特に力を入れたこと、大きく変わったことは?
2)この取り組みを始めた背景は?
3)生徒や保護者からの反響は?
4)取り組みの効果は?
5)その他、最近の取り組みは?
6)今後の展望は?
👆今回お話しいただいた、浦学の石原校長です♪
「浦学トーマス(以下、UGT)」とは、株式会社スクールTOMAS※(以下、スクールTOMAS)と連携し、放課後学習支援センターとして学習の場を提供するものです。野球部の寮の改築を活用して2021年10月に開設し、学業面のサポートを本格化させました。
自習用個別ブース(予約制)や演習プリントを設置し、放課後や部活動が終わった生徒が帰宅前にしっかりと学習できることが最大の特徴です。また、スクールTOMASの講師に来てもらうことで、生徒の質問対応や指導を可能にしました。オンラインでの質問対応も可能で、チャットで質問を送れば1時間以内に回答が返ってきます。
さらに、長期休業中には無料講座を開講し、特進クラスでは9限・10限目に講座や自習監督を行なうなど、生徒たちがより学習に専念できる環境を整えています。「浦学=部活動に強い学校」というイメージがあるかもしれませんが、「文武両道」を大切にしていて、学業にも本気で取り組んでいます。
※株式会社スクールTOMAS:学校法⼈向けの個別学習⽀援システムを提供している会社です。
現在、共働き家庭が増え、家で十分に学習する時間や環境を確保するのが難しくなっています。帰宅後はスマホやゲームに時間を取られ、勉強が後回しになってしまうこともありますよね。
また、部活動をしている生徒は、活動が終わると体力的に疲れてしまい、帰宅後に勉強をする余裕がないのが現実です。特に、部活動が17時45分に終わる生徒にとっては、その後の時間を有効活用できるかが重要でした。そこで、学校内に学習できる場を作り、スクールTOMASの講師がサポートすることで、生徒が「勉強するのが当たり前」という環境を作ることを目指しました。
こうした環境が整うことで、単に学力を伸ばすだけでなく、「学習習慣をつける」、「勉強をすることが当たり前になる」ということも期待しています。
👆UGTに関する詳しい情報はこちらから♪
導入前は、「部活ばかりに力を入れている」という声も一部ありました。しかし、学習面でのサポートを強化したことで、そうした不満の声は次第に無くなっていきました。
特に、テスト前になると自習室は満席になるほどの人気ぶりです。実際、「自習室が満席だった」という声が増えたことは、学習意欲の高まっている証拠だと考えています。
また、放課後に残っているとお腹が空くこともありますよね。浦学では、学校内のコンビニや食堂を利用できることもあり、学校で長く過ごしても快適に勉強できるのもポイントです。
勉強に集中できる環境があることで、生徒自身の意識も変わりつつあると感じています。
👆学校内のファミリーマートです!
例えば、中学時代にはほとんど勉強をしなかった生徒が、UGTを利用することで、自然と学習に向き合うようになりました。特進クラスの生徒はもちろんのこと、一般クラスの生徒も積極的に活用してくれています。
また、オンライン質問サービスの利用件数も増加傾向にあります。最初は質問を文章にまとめることに苦労する生徒も多かったのですが、それ自体が「考える力を鍛える」ことに繋がっていると感じます。
もちろん、「学習したからすぐに成績が上がる」というわけではありません。しかし、勉強することが当たり前の環境を整えたことで、将来的な学力向上の基盤ができたと考えています。
👆自習エリアの様子はこちら♪
浦学では、ICT教育の推進にも力を入れています。一部の教室にはICTモニターを導入し、デジタル採点システムの試験運用も開始しました。これにより、映像資料を活用した授業が可能になり、先生の負担を減らしながら効率的な学習環境を整えています。
また、新たな教育プログラムとして「国際バカロレア(IB)」の導入も進めています。2024年度に1期生が入学し、本格的にスタートしました。まだ結果は出ていませんが、これからの成長が楽しみです。グローバルな視点を持ち、探究的な学びを実践することで、生徒の可能性がさらに広がることを期待しています。
さらに、卒業生とのつながりを深める取り組みも進めています。卒業生を招いたセミナーを定期的に開催し、社会で活躍する先輩たちの話を直接聞ける機会を増やしています。こうしたイベントを通じて、生徒たちは「自分の未来」を具体的にイメージしやすくなります。
大切にしているのは、「挑戦し続けること」です。教育の現場では、決まったことを教えることが求められるため、教師はどうしても型にはまりがちです。しかし、新しい取り組みを導入し続けることで、教師自身が挑戦できる環境を作りたいと考えています。それにより、生徒だけでなく教師も成長し、学校全体が活気づくと考えています。
また、卒業生とのつながりをより強化し、OB・OGネットワークを活かした支援体制を整えていくことも大切にしています。現在行なっている卒業生セミナーをさらに発展させ、卒業生が学校に還元できる仕組みを作り、後輩たちを支援する体制を整えることが目標です。
浦学は「変化し続ける学校」として、学業も部活動も全力で取り組める環境を整え、生徒・教師・卒業生がともに成長できる場を作っていきます!
👆石原校長(写真右)へのインタビューの様子です♪
以上、浦学の4年間の取り組みを紹介しました。
現状にとどまることなく、挑戦と変革を続ける浦和学院。これからのさらなる活躍がますます楽しみですね!
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