アジアの力を世界に繋ぐ、人材事業への想い。★事業紹介★ | 株式会社メディクルード
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今回は、Genki Groupの法人であるNPO共生フォーラムの活動を紹介します。NPO共生フォーラムは、設立から約20年間、日本やカンボジアでの活動に注力してきました。2025年はミャンマーの災害支援や、孤児院への支援にも積極的に取り組んでいます。2025年8月,10月,11月は、Genki Group職員も孤児院へ訪問してきましたので、そのときの様子もお伝えします。
1)NPO共生フォーラムとは
2)ミャンマーの災害支援
3)ミャンマーの孤児院に対する支援
2-1)民営(僧侶運営)の孤児院
2-2)国営の孤児院
4)支援してくださった方々への御礼
NPO共生フォーラムは、「共に生きる社会」のため、営利法人・社会福祉法人・医療法人などの組織を超えてお互い支えあうために作られた組織です。日本の活動としては、「東日本大震災」「熊本地震」における被災地支援、生きがい作り事業、金歯・銀歯寄付を行なっています。カンボジアの活動は範囲が広がり様々な活動を行っていますが、その全ての軸になるキーワードは「子どもたちのために」です。小中学校や診療所の建設&運営、孤児院建設・里親募集など、カンボジアの子どもたちが元気に育ち、やがて手に職をつけて自立した生活を営めるよう物心両面でのサポートを行っています。
2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレーでM7.7の地震が発生しました。ミャンマーでは死者3,600人以上、負傷者4,500人以上、タイなど周辺国でも建物が倒壊するなど大きな被害が出ました。被災者の方々は住居をなくすほか、食料‧水不足、医療サービスへのアクセス困難などに見舞われました。
そして、NPO共生フォーラム関連企業(Genki Group)において、約200名のミャンマー出身者の仲間たちが日本国内で勤務されています。そのご家族にも大きな影響があると分かり、震災の3日後には支援に向けて動き始めました。
NPO法人共生フォーラムでは、One Asia One Family の思いのもと、ミャンマー災害支援募金を行ないました。皆様からの寄付は、被災地での復興支援や必要な救援物資の提供として、直接的にミャンマー現地にお届けしています。
Genki Group職員が現地訪問した際、2025年8月は浄水器5台と子ども向け衣類500枚、10月は医薬品の提供をしました。これからも継続的な支援を続けてまいります。
☝Genki Groupによる震災支援寄付セレモニーの様子
ミャンマー都市部のヤンゴンは、一画にはタワービルやショッピングモール、高級ホテルがある一方で、道を隔てれば今にも崩れてしまいそうな建物があります。車が行きかう中子どもたちが水や野菜を売る姿、地べたに座り魚や果物を調理する姿などが至る所で見られ、貧困の差を目の当たりにしました。
孤児院では、内戦で親を亡くした子どもたち、家庭の経済的困窮などにより病院に置いて行かれてしまった子どもたちが暮らしています。そのような子どもたちのために、Genki Groupでは都市部ヤンゴン市にある2つの孤児院で継続的な支援をしています。
☝都市部ヤンゴンの様子
約20年前に設立された歴史ある民営孤児院で、僧侶によって運営されています。現在、85名の3歳~14歳の子どもたちが生活しています。
運営の根底には「戦争で両親を亡くした子どもたちに、安定した未来と教育の機会を」という、設立当初からの強い使命感があります。規律ある教育を通じ、子どもたちが将来的に自立できるような教育がされていました。僧侶と職員が話をしている中でも声を出さずにしっかりと見ている様子であることから、しっかりとした教育が進められていることが伝わりました。
☝お米や調味料など、子どもたちの日常生活を支えるための基本的な食材を寄付いたしました。また、施設で生活する男児向けの衣服を持参しました。
国営の孤児院では、約80名の子どもたちが生活しており、そのうち約20名が乳幼児、約15名が障がいを持っています。栄養不足や障がいを抱え、小さな体で懸命に療養生活を送る子どもたちの姿は、深い衝撃を与えました。それ以降、お米・粉ミルク・おむつ・衣類・衛生用品などの寄付を継続的に行なっています。
また、2025年10月の時点では、子どもたちが暮らす環境としては無機質な印象であったため、11月訪問時に小さな子どもたちが安全に遊べるようなキッズスペースをつくりました。マット・ボールプール・おもちゃなどを置いて、カラフルなキッズスペースに生まれ変わりました。
☝キッズスペースづくりの様子
キッズスペースをお披露目すると、子どもたちが駆け寄り夢中になって遊んでいました。
そして、1人ひとりにぬいぐるみをプレゼントしました。中にはぬいぐるみの存在を怖がるような子もいましたが、楽しそうにぬいぐるみを選んでいる子が多く、ぬいぐるみを手渡されて笑顔の姿も見られました。
こちらの記事を読んでくださっている中に、NPO共生フォーラムを通して支援してくださっている方々もいらっしゃることと思います。
ミャンマー支援活動にご賛同いただき、多大なるご厚志をお預かりいたしましたこと、心より感謝申し上げます。皆様からお預かりしたご厚志は、現地の復興支援のため、大切に活用させていただきました。今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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