みなさん、こんにちは。mederi株式会社の採用担当です。
今回はサービス開発部とシステム開発部の部門長お二人のインタビューをお届けします。創業して間もない頃からmederiの成長を見つめ続けている千咲さんと、約3ヶ月前に入社したばかりの田野さん。社歴は異なるお二人ですが、お話を聞いているとひとつの共通点が見えてきました。
profile
- 吉田 千咲
- 部署 :サービス開発部
- 業務内容:サイトやLINEのUIUX設計、SNS・広報の戦略設計など
- 入社年月:2020年9月
- 趣味 :美味しい食べ物とお酒(ワイン)、YouTubeを見る
- 田野 誠
- 部署 : システム開発部
- 業務内容: mederiに関わるDX推進など
- 入社年月: 2023年9月
- 趣味 : ライブに行く、イヤホンを集める
まずはお二人がmederiに出会ったきっかけを教えていただけますか?
(千咲)
元々、広告代理店に勤めていたのですが、その頃から女性のヘルスケア事業に関わりたいと思っており、色々と検索をしていたところフェムテックという言葉に出会いました。当時はまだ日本であまり浸透しておらず海外の記事ばかり出てくるような状況だったのですが、私が興味がある業界はこれだ!と思い、Twitterでフェムテックという言葉を発している社長さんをフォローしていき、代表の坂梨さんに辿り着きました。その時に坂梨さんが業務委託を探していたので、DMで連絡したのが始まりです。
入社までの経緯は色々とドラマがあるので、気になる方は過去に坂梨さんが書いてくださった記事を見ていただけると嬉しいです(笑)
(田野)
僕は9年前にフリーランスのエンジニアをしていたのですが、その頃から坂梨さんと知り合いで、起業したとお話を伺っていたので応援していました。
その後、以前勤めていた会社を辞めましたとfacebookで投稿した時に、坂梨さんからお誘いのメッセージをいただきました。一旦お話をしてみませんか等ではなく「CTOやりませんか!!」と直球でしたね(笑)
田野さんは初めは業務委託だったんですよね。そこから入社に至ったのにはどういった背景や理由があったのですか?
(田野)
そうですね、1ヶ月は業務委託でした。僕も入社するか正直迷っていたので、とりあえず最初は大変な業務をフォローできればと思っていました。
ただ、坂梨さんと取締役の大池さんからお話を伺う中で良いスタートアップの雰囲気を感じましたし、ビジネス面でもシステムが貢献できそうな余地はすごく感じました。まだシステム面の専任者がいないということだったので、一人はいた方がいいんじゃないかと思って入社を決めました。
僕はピルを使用しているわけではないのでユーザーの気持ちがわからないという部分は難しいなとは思いつつも、ピルの効能と世間での受け入れられ方に乖離があると感じられたので、その非対称性にチャレンジのしがいを感じました。
確かに非対称性の解消は挑戦のしがいがある部分かもしれないですね。入社をされてからまだ3ヶ月ほどではありますが、今はどんなことを感じられていますか?
(田野)
生理周期の安定や痛みの軽減、PMSを和らげるといった効能や、飲み方などの知識が複雑で難しいなと感じました。男女間でこの話題はセンシティブになることもあり、特に男性側の知識が不足しているんだなということをこの会社に入って感じましたね。
会社自体は穏やかで大人な文化だと思っています。けれど、みんなのビジネスに対する思い入れは強いので熱量が高くて、スピード早く物事が進んでいるなと感じています。
ありがとうございます。一方、千咲さんは創業当時から長くmederiを見てきていらっしゃいますよね。当時とは変化している点も多くあるかと思いますが、どのように感じられていますか?
(千咲)
入社当時は坂梨さんと二人だけだったこともあって何でも屋さんのようにバタバタ動いて毎日があっという間にすぎていました(笑)
今はメンバーが増え、何かプロジェクトをやろうと思ったらやれる環境にあることが本当にありがたいです。今までは自分ひとりで回さなくてはならない状況だったので、キャパが足りず後ろ倒しにすることもありました。優先度高めに着手した方がいいとわかっているのに、進められないことがもどかしくてモヤモヤすることも…。今は、やりたいと思ったら誰かしらがサポートしてくれるのですごく感謝しています。
創業時からいらっしゃるからこそ感じられることなんでしょうね。その中で田野さんが入社されると聞いた時はどう思われましたか?
(千咲)
田野さんは私のヒーローです!ちょうど去年動かしていた大きなプロジェクトが大変な状況だった時に田野さんが来てくださって、やっと来てくれた!救世主現る!と感じていました。不安は一切なくて、期待しかなかったです。
これまでは一人だったこともあり、ブレストする相手もおらず苦しいなと感じていたこともあったので、とてもありがたく感じています。
田野さんは救世主だったんですね!私の持つ開発のイメージだと、細かな修正が何度も発生して関係性がギクシャクしてしまうこともあるように思っているのですが、そのようなことはありませんか?
(千咲)
細かい修正依頼はたくさんあげていますね(笑)
ただ、私はそういった細かい色味調整などによって生まれる統一感によってブランドは作られていくと思っているので、妥協はしたくないんです。その点、田野さんは「どうしてそんなに細かいところまで拘る必要があるの?」という姿勢ではなく、私のこだわりを尊重してくださり、どうしたいかをまず初めに聞いて認識をすり合わせてくださるので、とても進めやすくてありがたいなと思っています。
私としてもコミュニケーション工数を取らせたくないなという思いがあるので、認識の齟齬が発生しないようにあらかじめ情報を整理しておくなどの準備をするように心がけてはいるのですが、そうは言っても実際のところかなりお手間をおかけてしまっていると思うので、どうしてこんなに寄り添ってくださるのかはお聞きしてみたいです!
(田野)
僕は基本的に言われたら断れないんです(笑)スタンスとして仕事の線引きはしないようにしていて、頼ってもらえる部分に対してはなるべく親身に相談に乗りたいなと思っています。
ただ、千咲さんと同じく僕もブランディングは大事だと思っているのでそこは共通しているかなと思います。自分の気持ちから話してくださる千咲さんのことをリスペクトできますし、僕が困った時には親身になって話を聞いてくれたりするのでとても信頼しています。
ブランディングを大事にしているという共通認識とリスペクトがある関係性なんですね。
私たちは何者なのか?に常に向き合い、前向きにハッピーに安心を届けていきたい。
そんなお二人が思う、mederiに今後ジョインしていただきたい方ってどのような方ですか?
(千咲)
こんな事に挑戦したいとか、こんな自分になりたいとか、今までのキャリアで達成できなかった目標を叶えたいとか、理由はなんでもいいので前向きなエネルギーがある方がいいなと思っています。mederiは泥臭い部分もあったりするので、前向きなエネルギーが強い人だとポジティブに頑張れるんじゃないかなと思います。
あとは素直な方ですね。成長を続けていくためには吸収力が必要になってくると思っているので、年齢関係なく素直でいることはとても大事だなと思っています。
(田野)
mederiは誰かの人生や生活に寄り添う会社だと思うのですが、多くの人に寄り添う組織としての思いを世の中にまだまだ伝え切れていないように感じています。なので、mederiが本当に言葉にしたいことや伝えたい世界観が自分の仕事を通じて伝わっていくような、そんなチャレンジを一緒にしていける方が来てくれたら嬉しいですね。
ありがとうございます。最後にmederiの一員として、今後どのような会社になっていったら嬉しいなと感じますか?
(田野)
mederiは「生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会にむけて」というビジョンを持つ会社なので、身近に持っているものや置くものに対して、信頼を置きながら一緒に歩んでいける社会をつくっていけるようになりたいと思っています。そのメッセージを言葉だけでなく色々なもので表現していける、表現力の高い会社にしていきたいなとも思っています。
僕たちが提供したいものの一つとして「安心」があると思いますが、お客様だけではなく一緒に働いているメンバーに対しても同じことを思っているので、みんなにもチャレンジしつつ安心して働いてもらいたいですね。
(千咲)
私は、事業は人が作るものだと思っているので、みんなが楽しく健康的に、自分のことを大切にしながら働いていけるといいなと思っています。事業を発展させていくこともとても大事なことではあるのですが、それだけに偏ってしまうと、業績は良いけれど蓋を開けてみたらなんだかみんな幸せそうではない……ということも起こり得るんじゃないかな。色々なものを犠牲にしながら働くスタイルもあるとは思いますが、mederiはヘルスケアに寄り添っている会社だからこそ、そこをおざなりにするとずれてきてしまうと思うので、軸はみんなが楽しく幸せにハッピーに働くということを大事にできるといいんじゃないかな思っています。
お二人とも、ありがとうございました!