切符の買い方も知らなかった私がセールステックで起業した話【前半】 | mazrica times
「経営陣のヨコガオ」では、MT編集部がマツリカの経営メンバーを取材。普段のビジネス面ではわからない各人のストーリーを通して、会社の歴史や事業、創業までの経緯や思い、どうして「祭り化」を大事にするのか、そして彼らの意外な一面をお伝えします。 ...
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マツリカの代表取締役のひとりであるトムさんに創業までのストーリーをお聞きしてきました!
▶▶創業までのストーリーはこちらから!
後半では、創業してから今日までのマツリカと、会社の未来についてお話を伺ってみましょう!
ー後半に突入しました!まずは、マツリカの立ち上げ前後について教えてください。
2015年の4月末、35歳のときにマツリカを創業しました。社名の由来は・・・共同創業者の佐藤に聞いてみてね(笑)
はじめは創業メンバーと委託のエンジニアが2、3人いて、自分はSFAを開発することに没頭していました。その頃は子どもが生まれたばかりで、土日は奥さんと子どもがご飯を食べている横でずっとコードを書いたり。 最速で作りたいからこそ時間との戦いでした。ひたむきに、仲間と共に社会に貢献したいという思いだけでやっていました。
ーそうして誕生した「クラウド営業支援ツール Senses」に対する周りの反応は、どういったものだったのでしょう。
ベータ版は、ユーザーの声を知るためにも、自ら知り合いをまわってフィードバックをもらいに行きました。その中で、良いサービスだねと共感はしてくれるものの、まだまだ足りない部分が多く見えたのもこの時期でした。その後もユーザとなる方々のフィードバックを集め、プロダクトに反映し続けていく日々が続きました。
地道な作業が長かったからこそ、初めて導入が決まった時は、メンバー全員で喜び感動し合ったことが思い出です。
ーSensesの一般提供はいつスタートしたのでしょうか?
やっと正式にリリースできたのが、2016年の4月でした。お客様からフィードバックを受け取り、徐々に足りない機能を補完しながら、今の形に近づいていきました。Sensesの特徴でもある、各案件の進捗状況が一目でわかる「案件ボード」は、開発当初からある機能なんですよ。
ー2016年4月は、資金調達をしたタイミングでもありますね!
その頃、初めての社員となるメンバーが入社したんです。ビジネスと開発、それぞれのメンバーが増えて、できる仕事も広がり、いよいよ会社として走り出していくタイミングでした。
ー創業から今日までの間、ずっとSensesを開発しながら、チームみんなで同じ未来を目指して進んできたのでしょうか。
僕らがやりたいことは「営業パーソンを祭り化すること」=「営業パーソンの属人化を解消して、営業をもっと楽しいものにする」こと。そのためにはあらゆるデータが必要で、その手段としてSensesを提供しています。
データを貯める箱を作り、データを貯める入り口を広めていきたいという思いはずっと変わりません。この想いは私もチームも創業時から変わらずに取り組んでいます。
ーメンバーが急激に増えて大きくなっていく会社を、どのような気持ちで見ていますか?
もう60人を超えて(2019年7月現在)、頼もしい限りだよね。今までは、リソースが足りなくてやりたいこともできない状況が続いていたり、そもそも”コレをやるべき”という視点がなかったりもしたんです。でも徐々に仲間が集まり、各々の力が合わさって、ビジネス・開発の両軸で事業スピードが加速したり、新たなアイデアが誕生したり、チーム全体の士気が高まっている感触は大きいなあと嬉しくなりますね。
それぞれが高い目標を達成していくことに比例して、チームや会社のレベルが上がっていくことは、マツリカを立ち上げてから今日まで、じんじんと肌で感じているところです。
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