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なぜMATESが求められるのか。事業拡大の背景と今後の展望から紐解いた、その理由とは

MATESでは現在、SNS運用代行をはじめとしたさまざまなサービスを展開しています。また、これまでクライアントのほとんどが紹介からのつながりなのだとか。なぜ、今MATESがたくさんのクライアントから求められるのか。それは、挑戦する人の横で伴走し続けたいという確かな軸と、課題の本質に向き合い続ける姿勢を忘れないでいたからかもしれません。

これまでの背景や想いを踏まえ、MATESの立ち上げ、事業の拡大、そして今後見据える新たな展開について、3つのフェーズに分けて新名代表に伺いました。


新名 海斗 / 代表取締役

近畿大学経済学部を卒業後、株式会社山口フィナンシャルグループに入社。法人営業業務を担当する。2017年、株式会社リクルートライフスタイルへ転職し、営業業務を担当。2018年にフリーランスとして独立後、2020年2月に株式会社MATESを設立。Instagramを軸に集客・採用におけるブランディングやマーケティング事業を展開している。

「挑戦者を増やしていきたい」その想いがMATESの始まりだった

ーー早速ですが、MATESが今後10年で見据えるビジョンから教えていただけますか?

MATESは、日本に多くの挑戦者を増やすために設立された会社です。そんなMATESが目指す社会は、「あらゆる産業に挑戦者を増やし、誰もがパートナーを持つ社会」。

失敗か成功かの前に、挑戦できるかできないかがあると思っていて。まずはその「挑戦できる人」というのを増やせる社会であることが大事だと思っています。そして「挑戦できる人」に必要なのは、共に伴走してくれるパートナーの存在だと考えています。

ーーその想いに至った背景は何だったのでしょう?

私自身、これまでの人生においてさまざまな挑戦をしてきました。基本的に学生時代から「長」を担うような人間で。サッカー部であればキャプテン、学校祭では実行委員長など——。でも、この挑戦ができたのはいつも一緒に頑張ってくれる人たちがいたからなんです。

挑戦すると、しんどいことや怖いと感じることにもぶつかります。私が起業するときもそうでした。だからこそ、伴走者がいることがどれだけ心強いことなのか私は知っています。私自身、これまでたくさんの人に支えてもらって挑戦することができたので、次は私がフィクサーとして挑戦者を支える立場になっていきたいと思っています。

ちなみに会社名のMATES は、CLASS MATEやTEAM MATEのMATE(メイトー相棒)が由来です。クライアントの挑戦を支える最高の「相棒」(パートナー企業)となるために、この名前をつけました。

ーー新名さんの原体験が軸になっていたとは。

今までもこれからも大事にしていきたい部分です。実際にクライアントと伴走していく上では企業の経営課題まで入り込むことが多く、そこで拾った新たなニーズからMATESの事業も新しく展開していくことが多いです。

事業拡大したことで伴走できる幅もさらに広がっていき、今後もより多くの人や企業の挑戦を応援できるようになるのではないかと思っていますし、これが弊社を拡大させる本質でもあると思っています。

ーーなるほど、拡大の本質。おっしゃる通りだと感じました。では、そんなMATESの起業当初から現在に至るまで、そして今後見据える展望をお聞かせください。

ステップ1「SNS事業の始まり」|課題の本質と向き合い、より羽ばたける企業が増えるように

ーーまずはMATESを起業するきっかけとなったSNS事業について教えてください。なぜ、SNSだったのでしょう?

元々リクルートで飲食店に集客支援のための提案をしていました。掲載費用をいただいて、広告を掲載し集客するのですが、これって集客の課題の本質にはアプローチはできていないと感じて。

リクルートのプラットフォームはしっかり整備されています。だからこそ掲載することでちゃんと集客効果を出せる点ではすごいことだと思うんです。一方で、本当に考えないといけないのは「自分たちのお店を自分たちの力でどう知ってもらうか」ということ。プラットフォームに頼るだけでは根本的にそこが解決できないですし、掲載費用がそれなりにかかることが次の挑戦ができない理由にもつながっているのではないかと感じました。そこで、自分で何かできないかと考え始めたんです。学生時代からSNSを使って商品販売をしていた経験があったので「これ、使えそうだな」と。

ーー当時は、企業や店舗がSNSを運用するのはまだ珍しかったのでは?

Instagramアカウントを開設し始めている店舗がちらほら、というくらいだったのでそこまで主流ではなかったです。今イメージする運用というより、まずは「SNS上にお店の看板を出す」ようなイメージから始めました。

ーーなるほど。ではSNS事業の具体的なサービス内容を教えてください。

SNSの運用代行・コンサルティングを行っているのですが、どこまでサポートするかはクライアントによってさまざまです。企画だけすることもあれば、運用までまるっとお任せしていただくこともあります。一番の目的は、自分たちの力で集客ができるようにSNS運用も内製化してもらうことだと思っているので、それぞれの足りないところに合わせてお手伝いするようにしています。

ーー内製化をゴールにクライアントと二人三脚していくようなイメージですかね。

そうですね。クライアントと同じ温度感で伴走できると上手くいくことが多いです。昨年の例だと、半年弱でフォロワーが9000〜10000人増えたアカウントもあります。

SNSって、その会社の想いや本気度がダイレクトに伝わりやすい。だからこそ、最初のヒアリングでしっかり目標設定を行った上で、共通意識を持って伴走するようにしています。

ーー今ではSNSを使った採用支援もされているのだとか。どのようにしてSNSで採用をしていこうとなったのでしょう?

企業の課題を深ぼっていくとそもそもの課題が採用の部分だった、これが最初のきっかけです。売上拡大を考えた時に、そのクライアントにとっては人員採用が必要だという課題が出てきて。そのアプローチとして採用アカウントを開設する話になりました。

そこからSNSでの採用支援も請け負うことが増え、最近では実績も増えてきました。例えば、5人の新卒採用を目標にしているけど4人しか応募がないと悩んでいるクライアントがいて。そもそも4人しか応募がないので選ぶこともできない、と。そこで採用アカウントを運用しはじめたのですが、結果的に100人ほど募集があって、採用目標5人だったところ20人採用できました。

ーーすごいですね!採用アカウント運用のノウハウはもともとあったのでしょうか?

いえ、最初は勉強しながらでした。せっかく採用してもすぐに退職してしまっては意味がないので、ミスマッチが起こりにくいような採用を行えるように試行錯誤してきました。

ミスマッチを減らし定着率の高い採用ができるよう、企業のカルチャーや働くイメージを持ってもらった上で応募につなげることを目指しています。例えば、働いている風景やどんな人が働いているかなど、企業のパーソナリティが伝わるような発信をすることが多いです。

ステップ2「SNS MATESの拡大とDX MATESの立ち上げ」|ニーズに沿ったプロダクトで事業を拡大する

ーー初期はInstagram運用のみだったSNS事業も、現在は複数のプラットフォームに拡大していると伺いました。

現在はTikTokや中国版Instagramと呼ばれているREDの運用もしています。社会のニーズに合わせて扱うプラットフォームも増やしています。特に、TikTokは急速に流行り始めた分、爆発力も高いので。中には、TikTokの運用で10倍の費用対効果を得られたクライアントもいます。

ーー10倍!?すごい効果ですね!ちなみに、担当するクライアントの幅も変わってきているのでしょうか?

そうですね。最近では飲食業だけでなく、美容機器のメーカーや美容室、人材会社など——お付き合いできるクライアントの幅もかなり広くなりました。

ーーSNS事業に続いて始めたDX MATESについても教えてください。

DX MATESは、DX業務を中心にサイト制作・運用のサービスを展開しています。実はDX MATESは、SNS事業の延長から始まったんです。SNS運用をサポートする中で、集客にも採用にも自社のサイトがあるかどうかはとても重要で。どれだけSNSで認知度をあげようと、会社の正体が分からなければ意味がないんですよね。特に採用に関してはコーポレートサイトがない会社に就職したいと思う人はなかなかいないだろうと。人の家に呼ばれて行ってみたらめちゃくちゃ汚かったら嫌じゃないですか。

そういう話をクライアントとするようになり、ちょうど弊社でプログラミングを勉強している人がいたこともあり、DX MATESを立ち上げることになりました。クライアントにも、一緒に頑張りましょうと。顧客ニーズにあったプロダクトとしてDX MATESが立ち上がった形です。

一方で、ずっと取り組んできたSNS事業も拡大していたので、SNS事業にはSNS MATESという名前をつけ、SNS MATESとDX MATES、それぞれの柱で事業展開をしていくように体制を整えました。

ステップ3「SNS MATESとDX MATESの海外展開とHUMAN MATESの立ち上げ」|クライアントはもちろん、社内でも挑戦したいメンバーを応援したい

ーーニーズに合わせてどんどん事業展開されているのですね。では、最新の事業であるHUMAN MATESについてもお聞かせください。

HUMAN MATESは、社内ベンチャー的な文脈もあり立ち上がりました。弊社に「いずれは人材の会社を持ちたい」というメンバーがいて。会社としてもSNSを通した採用支援だけでは解決できない部分にも挑戦していきたいという思いもあり、立ち上げに至りました。ゆくゆくは分社化できるようにも考えています。

ーー社内ベンチャーにも前向きな姿勢なのでしょうか。

そうですね。「最高の人生を実現する」ことをメンバーにも叶えて欲しいと思っていて、できる限りの挑戦を支援をしたいなと。手を挙げれば挑戦できるような環境は用意できていると思います。

ーー海外展開についても教えてください。特にSNS MATESでは海外マーケットへの進出も考えているのだとか。

SNSは全世界共通なので、十分にチャンスはあると思っています。海外展開のニーズも、実際にクライアントからの要望があって動き始めたんです。

最近は、特に中国のSNSに注目しています。中国ではInstagramやTikTokが使えない分、まだ戦い方が分からない人も多いんです。インバウンドでの需要拡大も見越して、中国人向けのSNS展開をしたいという企業も増えてきているのでそのニーズに応えられるよう戦略を練っています。それに合わせて最近では留学経験がある人の採用も行っています。

ーー海外展開を含め、SNS MATESは今後も拡大を期待できそうですね。

はい。採用も強化していきたいですね。最近はTikTokの爆発力がすごいので、TikTokに強い人や関心がある人が来てくれたら嬉しいです。マーケット的にもまだまだチャンスがあると感じているので、可能性を感じて一緒に広げてくれるようなメンバーと出会えたら嬉しいですね。

ーーDX MATESの展開についてはいかがでしょうか?

エンジニアからの提案で、こちらも社内ベンチャーのような形で展開を検討中です。企業が情報収集に使えるようなツールを開発しようとしていて、今ようやく形ができてきたところです。

ーーありがとうございます。では、今後の展開を見据え、MATESは今どのような方を求めているのでしょうか?

大きく2つあります。1つ目は、マーケティング全体を統括してくれるポジションについてくれる人に来てもらえればなと。今までのマーケティングの経験を活かして、ベンチャー企業でバリバリ働いてみたい!という人にはもってこいだと思います。

もう1つは、弊社のサービスを売ってくれる人、いわゆる営業のポジションですね。というのも、ありがたいことに今まではほとんどが紹介経由でサービス提供を行ってきました。今後はさらなる事業拡大を目指して新規開拓にも力を入れたいと考えているので、一緒にサービスを広めてくれる人にも来ていただければ嬉しいです。

ーー今後の事業展開がますます楽しみですね。

ゆくゆくはIPOも視野に入れていければと。私も来年で30代に突入します。IPOの準備は私自身の30代のミッションの1つとして考えていきたいです。

何より、会社としても、私自身も、挑戦し続ける姿勢は持ち続けたいなと。弊社のあり方に共感してくれて、メンバーとして一緒に挑戦していけるような人と出会えたら嬉しいです。

※2024年2月1日より株式会社MATESは株式会社メイトへ社名を変更しております。


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