「フルリモートに挑戦してみたい。でも、労務経験にはまだ自信がない......」
そんな不安を抱えて、一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
マルゴトには、労務経験がまだ少ない方や、フルリモート未経験からスタートし、着実に活躍の場を広げているメンバーがいます。
もちろん、「フルリモートで働く」というのは、決して簡単な道のりではありません。 わからないことを自分で言語化し、周囲に相談しながら、少しずつ自走していく姿勢が大切です。
今回は、もうすぐ入社1年を迎える赤井さんにインタビュー。
労務の専門性を高めたいという思いで入社し、初めてのリモートワーク、そしてアナログな環境からデジタルな環境への転身——3つの挑戦にどう向き合い、乗り越えてきたのか。子育てもしながら働く赤井さんのリアルな声を、じっくりお届けします。
Q.まず これまでのキャリアを教えてください。
高校卒業後は出産・育児に専念し、育児が落ち着いてから学校にて校務員の仕事及び調理補助、その後介護職として勤務していました。
介護職では腰を痛めたこともあり、体への負担が少ない事務職へ転職し、病院にて総務として勤怠管理や有給管理、労災対応などを担当していました。
社員を支える仕事を続ける中で、「もっと労務の専門性を身につけたい」と思うようになり、転職を考え始めマルゴトへの転職を決意しました。
Q. 前職はかなりアナログな環境だったとお聞きしましたが、どんな環境でしたか?
前職では、勤怠管理や各種申請、職員情報の管理など、多くの業務が紙を前提としたアナログな運用でした。また、連絡手段も内線がメインでチャットツールなども使用しておらず、直接部署に行って確認する環境でした。
手入力や目視確認が多く、入力ミスや確認漏れが発生しやすい環境だったほか、コピーやファイリングなどの付随業務にも多くの時間がかかっていました。そのため日々の業務をこなすことに精一杯で、知識をアップデートする時間を十分に確保できないことが大きな課題でした。
Q.以前の環境から転職するにあたって、不安だったことは何でしたか?
一番不安だったのは、労務の知識が十分ではない状態で仕事についていけるかということでした。
前職では決められた手順に沿って進める業務が中心でしたが、マルゴトでは法令や社内ルールを踏まえ、一つひとつのケースに応じて判断する場面が多くあります。
また、複数社を担当するBPOという働き方や、リモート環境で適切なタイミングで相談できるのかという不安もありました。
さらに、前職は紙を前提としたアナログな運用だったため、デジタルツールを使いこなしながら業務を進められるかも心配でした。
Q. なぜマルゴトへの転職を決めたのですか?
入社を決めた理由は、大きく3つあります。
1つ目は、フルリモートという働き方です。
前職では通勤時間は短かったものの、道路状況や始業前の準備なども含めると、毎日多くの時間を移動や準備に費やしていました。また、休暇申請にも神経を使う環境でしたので、子どもの成長に伴い働き方を考え始めたことも転職のきっかけの一つです。
リモートワークであれば、通勤時間等を家族との時間や家事、自己学習に充てることができ、子どもの成長に合わせて長く働き続けられる環境だと感じました。
2つ目は、労務として専門性を高められる環境だったことです。
これまでは制度や法令を深く学んだり、システムを活用した労務管理を経験したりする機会はほとんどなかったため、複数社を担当しつつ、様々な労務知識やシステムを活用した業務を経験できることが大変魅力的でした。
3つ目は、求められる自走力です。
マルゴトの口コミでは、「自走力が求められる環境」「学ぶ意欲がある人は成長できる環境」という声が多くありました。
日々の業務に追われ、決められた業務をこなすだけではなく、自ら調べて学び、知識やスキルを身につけながら成長していける環境で働きたいと考えていたため、自分が目指したい働き方と一致しており、「ここなら成長できそうだ」と思い入社を決めました。
Q. 入社して一番驚いたことは何でしたか?
一番驚いたのは、Slackを中心に仕事が進んでいくことでした。
前職では電話や対面でのやり取りが当たり前だったため、チャットだけで円滑に業務が進むこと自体が新鮮でした。
やり取りを見ていると、一つひとつの文章が分かりやすく、相手への配慮や背景まで伝わるコミュニケーションが徹底されていて、皆さんの文章力の高さに驚きました。
また、想像以上にビジネス用語が飛び交っており、「横文字も多いし、みんな仕事ができそう…」と勝手に圧倒されていました(笑)。
Q. 入社後、苦戦したことは何でしたか?またどう乗り越えましたか?
一番苦戦したのは、「どこまで自分で調べて、どのタイミングで相談すればいいのか」が分からなかったことです。
マルゴトでは「まずは自分で調べる」という文化がありますが、入社当初はその線引きが分からず、「こんな質問をしてもいいのかな」「もう少し調べてから聞いたほうがいいのかな」と相談をためらっていました。相談のハードルは対面よりも少し高いと感じました。
その結果、一つの業務を進めるにも時間がかかり、生産性が上がらないことに焦りを感じていました。
そんな不安を払拭できたのは、メンターから「まず15分調べてみて、それでも分からなければ相談しよう」というアドバイスをもらえたことがきっかけです。自分の中で基準ができたことで、相談することへの迷いがなくなりました。
また、マニュアルやナレッジが充実していたので、最初は「すべてを理解しよう」とするのではなく、「まずはマニュアル通りに進める」ことを意識しました。
さらに、リーダーとの1on1では、自分がどこまで理解できていて、どこでつまずくのかを共有できたため、必要なタイミングでサポートを受けられました。評価シートで目指す姿も明確だったので、「今はここを目指せばいいんだ」と安心して成長できたと思います。
Q. マルゴトはレビューやフィードバックをもらう機会が多いと思いますが、最初はどう感じましたか?また、どんな成長ができましたか?
入社当初は、レビューやフィードバックをもらえることをありがたいと感じる一方で、「早く自走できるようにならなければ」という焦りもありました。周囲と比べて、自分だけがついていけていないように感じることもあり、最初の頃は緊張しながら仕事をしていたと思います。
ただ、実際にフィードバックを受ける中で、マルゴトのレビューは「できていないことを指摘するためのもの」ではなく、「次にどうすれば、より良くできるか」を一緒に考えてもらえる機会なのだと分かりました。
イレギュラーなケースについても、すぐに答えだけを教えてもらうのではなく、リーダーと一緒に対応方法を整理することができます。そうした経験を積み重ねる中で、少しずつ自分で考えられる範囲が広がり、以前よりも自信を持って業務を進められるようになりました。
特に成長を感じているのは、ビジネスコミュニケーションです。入社前と比べて、テキストで相手に分かりやすく伝えるための文章の組み立て方や、相手の受け取り方を考えた言葉選びを意識できるようになりました。
また、入社当初は自分の業務を覚えることで精一杯でしたが、少しずつ余裕が生まれたことで、今では自分の作業だけでなく、「どうしたらお客様にとって、より良い支援ができるか」という視点も持てるようになりました。
まだ学ぶことは多いですが、最初から完璧を目指すのではなく、一つずつできることを増やしていくことが成長につながるのだと感じています。
Q. 「フルリモート=孤独」というイメージを持たれがちですが、実際はどうでしたか?
もちろん集中して黙々と作業する時間は確かにありますが、「一人ぼっち」という感覚はありません。
Slackでのやり取りやスタンプでのコミュニケーション、1on1など、人と関わる機会が意外と多くあります。
特にSlackのスタンプだけでも「見てもらえている」「つながっている」と感じられるので、リモートでも孤独を感じにくい環境だと思います。
また、テキストで雑談できるスペースもあったり1on1やメンター面談もあるので、想像以上に多くの方と話す機会もあります。
むしろ、オフィスで働いていた頃よりも、コミュニケーションの密度は高いと感じています。
Q.「フルリモートだからこそ働きやすい」と感じたこと、「意識しないと難しい」と感じたことはありますか?
一番のメリットは仕事に集中できることです。
電話対応や来客対応、お茶出しや掃除など、オフィスならではの業務がなくなり、自分のペースで仕事を進められるようになりました。
また、人間関係のストレスも大きく減りました。前職では愚痴やネガティブな雰囲気に影響を受けることもありましたが、今は前向きなコミュニケーションが中心、かつ耳に入ってこない環境なので、仕事そのものに集中できています。
リモート環境で意識しているのは「自己開示」です。
自分がどこまで理解できていて、何が苦手なのか、どんなことで悩んでいるのかを上長やリーダーに伝えることがとても大切だと感じています。
相手もすべてを分かっているわけではないので、自分の状況を伝えることで、必要なサポートを受けやすくなりました。
Q. 赤井さんは子育てとの両立をされていますが、実際働いてみてどうですか?
まず、通勤がないことは本当に大きなメリットで、学校行事がある日でも全休ではなく半休で対応できたり、あとはお昼休みに家事を進められたりするので、時間を有効に使えるようになりました。
子育てと仕事の両立が以前よりしやすくなったと実感しています。ちなみに私は仕事が終わったらすぐに家事や家庭の時間へ切り替えることを意識しています。
一方でリモートだからといって、仕事をしながら子どもの対応ができるわけではありません。そこは出社と同じです。
また、「子どもがいるから特別」なわけではなく、子育て中の人もそうでない人も、お休みは同じように大切なものだと考えています。子育てしている方の「子どもの学校行事」も子どもがいない方の「LIVE遠征」も同じくらい大切なイベントです。
お互いを尊重し合えることが、長く働き続けるためには大切だと思っています。
Q. マルゴトに入って一番変わった仕事への考え方は何ですか?
一番変わったのは、ビジネスの場ではポジティブな発信がとても大切だという考え方です。
当たり前のことではありますが、出社だとどうしてもネガティブな会話も聞こえてきてしまいます。
前向きなコミュニケーションが周囲にも良い影響を与え、仕事も進めやすくなることを実感しました。今では、自分自身もできるだけポジティブな発信を意識しています。
Q. 入社前の自分に声をかけるなら何と言いますか?
「焦らなくて大丈夫。」そう伝えたいです。
入社当初は「早く自走しなければ」と焦っていましたが、その焦りが自分を苦しめていました。
リモートワークだからといって、一人で全部できる必要はありません。
私も最初は「自走=何でも一人でできること」だと思っていましたが、実際は違いました。
自分で考え、調べ、必要なタイミングで相談しながら前に進めることが、本当の意味での自走力だと思います。
その姿勢があれば、リモート未経験でも十分挑戦できる環境なので、同じようにリモート未経験で迷っている方がいたら私の実体験が参考になれば嬉しいです。
Q. 最後に、どんな人ならマルゴトで活躍できると思いますか?
活躍できるのは、前向きに仕事に向き合える方だと思います。
分からないことを素直に相談して、少しずつ成長していこうと思える人。コミュニケーションを大切にできる人。
そして、自分から行動できる人。
そんな方なら、きっとマルゴトで活躍できると思います。
一方で、「リモートだから楽そう」「自由そう」という考えの方や、自分の悩みや状況を周囲に伝えることが苦手な人、最初から完璧を求めすぎる人は苦労しやすいかもしれません。
マルゴトでは、一人で完璧を目指すよりも、周囲と連携しながら少しずつ成長していく姿勢が大切だと感じているので、大前提コミュニケーションをとるのが好きな方が向いていると感じます。
私自身もまだまだ成長途中ですが、同じように「成長したい」「挑戦してみたい」という気持ちを持った方と、一緒に働けたら嬉しいです。