今週分のDevinの開発活動報告です。
概要
2025年10月21日から10月27日までの1週間で、Makip組織全体で20件のプルリクエストが作成されました。今週は、repo-bのLINE連携強化、新規クローラー実装、インフラ監視の改善、APIバージョンアップグレードなど、多岐にわたる開発活動が行われました。
主要な開発活動
1. repo-b: LINE連携とリダイレクト機能の強化
今週最も活発だったリポジトリで、7件のPRが作成されました。主な改善点は以下の通りです。
LINE IDでの計測実装
- ECサイト側でLINEユーザーを識別可能に
友達登録状態の送信機能
- liff.getFriendship()を使用して友達登録状態を取得
- チェックイン時にfriend_flagをAPIに送信
JANコードのクエリパラメータ追加
- リダイレクト時にjancodeパラメータを追加
- グローバルステートでjanCodeを管理
LIFFウィンドウクローズタイミングの検証
- 外部ブラウザ起動後にLIFFウィンドウを閉じる処理を実装し検証
- iOS/Android対応のため1秒の遅延を追加
- その後、即座にクローズする方式にリバート
2. repo-a: 監視機能とカテゴリ検証の改善
Lambda通知モニター連携
- 通知モニターLambda呼び出し機能を追加
- 処理完了後60秒待機してから対象の機能を起動
- invoke_notification()関数を実装
リージョン指定の修正
- Lambda呼び出し時にリージョン名を明示的に指定
- リージョン未指定によるエラーを防止
バッグカテゴリの検証拡張
- is_valid_category_bagに関数を変更
- バッグカテゴリのデータインポート対応を強化
3. crawler-ops: 新規クローラーの実装
aクローラー
- client_aのクローラーを新規実装
- 標準的なモジュール構成
- トップス、アウター、ワンピース、パンツ、スカート、バッグ、ポーチに対応
- サイズテーブルから寸法データを抽出
- PCサイズ情報の自動抽出機能を実装
bクローラー
- client_bのメンズブランドクローラーを実装
- Shopify基盤のサイトに対応
- JavaScriptから商品IDを抽出する独自ロジック
- TOPS、T-SHIRT、OUTER、SET UP、PANTS、BAGカテゴリに対応
4. slo-dashboard: インフラ監視の強化
HealthyHostCount監視
- CloudFormationテンプレートに新規ウィジェットを追加
- ALBターゲットグループの正常ホスト数を監視
- 閾値2以下で警告表示(赤色フィル)
- 優先度A(★優先度A)として設定
- 計測タグ機能専用セクションとして新規セクションを作成
5. repo-d: UIとフィルタリングの改善
サービスフィルタリング機能
- タグタイプごとに利用可能なサービスをフィルタリング
- マッピングを自動生成
- セレクタオプションをアルファベット順にソート
- タグタイプ変更時にサービスリストを動的更新
A/Bテスト設定の無効化
- 特定クライアントでのA/Bテストを無効化
- enabled: trueからenabled: falseに変更
6. repo-c: Playwrightバージョンアップグレード
Playwright v1.56.1へのアップグレード
- v1.56.0からv1.56.1にアップデート
- Dockerfileの基底イメージを更新
- package.jsonとpackage-lock.jsonを更新
- セキュリティパッチとバグフィックスの適用
技術的なトレンド
クローラーの標準化
新規実装された2つのクローラーは、既存のクローラーと同じモジュール構成を採用しています。これにより、保守性と拡張性が向上しています。
インフラ監視の拡充
slo-dashboardにHealthyHostCount監視が追加され、サービスの可用性をより詳細に把握できるようになりました。
技術スタック
今週の開発で使用された主な技術:
- フロントエンド: Vue.js 3, Nuxt 3, LIFF SDK
- バックエンド: Python, Node.js, TypeScript
- インフラ: AWS Lambda, CloudFormation, ALB
- 自動化: Playwright, Cheerio
- データベース: MySQL
まとめ
今週は、LINE連携機能の強化とインフラ監視の改善に重点が置かれました。特にrepo-bでは、ユーザー体験を向上させるための複数の機能が実装され、ECサイトとの連携が強化されました。また、新規クライアント対応のクローラー実装により、サービス提供範囲が拡大しています。
次週も引き続き、ユーザー体験の向上とシステムの安定性強化に取り組んでいきます。