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《「for Achievers」に向けた挑戦 #2》大手企業でのキャリアを捨てベンチャーへ転職。独立の後押しとなったマクロジでの経験とは。

みなさんこんにちは!

マクロジの藤野です!

今回は自の夢を叶えるため、10月末にマクロジを卒業した田中穂奈美さん(左)と弊社代表上田(右)にその胸の内を語っていただきました。


ほなみさんは株式会社リクルートにてホットペッパービューティーの営業/コンサルティングを約5年半経験後、2020年1月よりマクロジにジョイン。美容室などビューティー系顧客に対するWEBコンサルティングを行う弊社「ビューティー事業」(現在はサービス休止中)の立ち上げに携わりました。

今年の11月から弊社を卒業し、独立。ご自身で美容サロンのコンサルティング会社を始めていきます!

▼ほなみさんが担当されていたマクロジのビューティー事業についてはこちら

美容サロンのWEB戦略に切り込む!大規模マーケットで仕掛ける新規事業とは。 | 最新ニュース
主にEC領域の運営支援を手掛けるMaclogicですが、広義のBtoCのWEBコンサルティング企業として、2019年9月より、美容室などビューティー系顧客に対するWEBコンサルティング事業もスタートしました。推進役として、大手プラットフォーム企業を経て入社した、事業部長1名で運営してきたこの事業ですが、2020年1月より、前職同期の強力な助っ人が合流。当社の新たな基幹事業の1つとして布陣を固...
https://www.wantedly.com/companies/maclogi/post_articles/205741

ーお二人とも本日はよろしくお願いいたします。

上田:よろしく!

ほなみ:よろしくお願いします!

ーマクロジの入社までの経歴。

上田:ほなみのこれまでの経歴を簡単に教えてくれる?新卒がリクルートやったっけ?

ほなみ:実は新卒はリクルートではなく、大手不動産会社に入社して、部長直下で新規事業の営業をしていました。

でも1年たった頃にその部長が独立することになり…

誘っていただいたので自分も退職して、新規事業の立ち上げに携わりました。

上田:1年目で辞めてたんや!

ほなみ:はい。当時の部長が社内で社長からも一目置かれるような人で。

この人と働く方が自分のキャリアアップに絶対に繋がると思い迷わず会社を辞めました。今考えると浅はかすぎるなと思います(笑)でも今に繋がる良い選択でした。

ただ、その後会社が軌道に乗らず…。新卒のスキルで何の役にも立たず悔しい思いをしたのでどんなビジネスにも必要である「営業」を一から学びたいと思い、前職の株式会社リクルートへ入社しました。


そこから5年半程「キレイ領域」といわれるホットペッパービューティーで、ヘア・ネイル・まつげなどの美容サロンへの営業とコンサルティングをしました。今では私の主軸になっている分野ですね。

最初の3年は福岡エリア、そこから名古屋、長崎と全国転勤しながら働きました。

その際に当時新卒でリクルートに入社し、関東エリアの統括をしていた知識(弊社マネージャー)と出会いました。最初は「なにこのおもろい人」って印象でしたね(笑)

おちゃらけているけど仕事はすごくできました。私は西日本エリアを担当していたので、関東エリアを担当していた彼に定期的にビューティーのトレンドなどを聞いていました。

ー大手でのキャリアを捨て、ベンチャー転職。その理由は?

上田:そのあとの転職考えたのはなんで?

ほなみ:1つはコンサルティングの幅を広げたいと思ったからです。

私はホットペッパービューティーの営業とコンサル両方のお仕事をしていたのですが、どちらかというと既存のお客さんの売上貢献にかかわるコンサルとしての働き方がすごく楽しくやりがいを感じていました。

でもスキルを見たときにリクルートで学んだことしかなくて。もっとほかの会社を経験して、スキルを高めたいと思い転職を考え始めました。

もう一つは女性としてのキャリアを真剣に考えたときに、当時の会社の働き方が私の描くものと違うと感じたからです。

社員は基本的に未婚既婚子持ち関係なく「全国転勤を繰り返して出世をしていく」キャリアパスになっていて、結婚や子育てを考えたときに長く働ける環境ではないなと常々感じていました。

ですが、だからといって、プライベートもキャリアもどちらも諦めたくなくて、すごくジレンマを抱えていました。

そんな時にリクルートから楽天に転職し、「楽天ビューティー」の立ち上げを成功させて、のりにのっていた知識から福岡のベンチャー企業に転職するとの連絡がありました。

リクルート卒業後、楽天で順調にキャリアを積んでいた知識がそれを捨ててまで転職する会社って一体どんなところなんだろう?と素直に興味が湧きました。

詳しく話を聞いてみると、経営者が同い年で、管理職も同い年か年下ばっかりで驚きました!
これまでは年齢が同じか高い人たちと一緒に仕事をしていたので、そういう会社で知識が働くって聞いて、更に興味が湧いて…!話を聞いてみたいってなりました。

上田:実は知識を誘った時の入社条件はほなみやったんよ(笑)

「俺よりも営業ができる女性社員がいる。その人が来るなら新規事業もうまくいく」って言ってたもんな。


ほなみ:そうなの!知らなかったです(笑)

初めて会社を訪問したとき、私は「ちょっと話聞いてみよう&キャリア相談乗ってもらおう」くらいのスタンスで。

でも、社長と副社長がこれからの会社のビジョンや想いをとにかく熱く話してくれて、すごく良いなと思ったのはよく覚えてます。

その時のマクロジの印象は「とにかく楽しそう」でしたね。

仕事の内容はもちろんだけど、なにより働いてる本人たちが一番目を輝かせて楽しそうにビジネスの話をしているのが印象的でした。

この人たちとであれば、本当の意味で成長できると感じました。5年分の成長が1年でできそうな、そんなイメージ。

で、その翌日には入社を決めてました(笑)

上田:そうやったね。

俺も最初は、「知識より営業できる女性」って聞いてどんな人が来るのかちょっと構えてたけど、話してみたらすごく謙虚だったのが印象的やった。

知識とはいい意味で正反対のタイプやから、この2人であれば新規のビューティー事業がうまくいく!って確信したね。

そこからはこちらももう営業体制ゴリゴリで引き込んだもんね。結局盛り上がりすぎて2次会に持ち込んで朝5時まで話し込んだっけな(笑)でもほなみが来てくれてほんまにうれしかったよ。

ーマクロジでの活躍。好調にスタートしたビューティー事業。

上田:実際に事業の立ち上げ、すごくうまくいったよね。あれはほんまにすごかった。

ほなみ:そうですね。あれはかなり頑張りました!!

サービスパッケージ、営業スタイルを1から全部作って、外回りや資料作成も自分たちでやったし、工数管理もしましたね。

でもマクロジに入って一番びっくりしたのは、中の人のレベルが高過ぎることですね。

入社当初は「とんでもない会社に入ったな・・・」という感じはありました(笑)

ビューティーの事業計画を任された時にも、最初は右も左もわからなくて半泣きで頑張ってたのを思い出します・・・。

初めてのことだから当然やり方もわからないし、調べても載ってないし、でも周りはなぜか当たり前のようにできるしで、プレッシャーもすごかったです(笑)

しかもそれをお客さんの対応や、マクロジの通常業務も任せてもらいながらやってたから、当時はめちゃくちゃきつかったけど、振り返ってみるとすごくいい時間だったなと思っています。

上田:そうやんね(笑)でもそれはほなみならできる!と見越して頼んでたのはあるね。実際にできたし!マクロジはいい意味で裁量権をあたえるから、そこは大手とはちがうよね。仕事の見返りは仕事というか(笑)

ほなみ:そうだね。前の会社の最後のほうはもう仕事も慣れてゆっくりしてたけど、マクロジでの1年は秒で過ぎ去っていったもん。

ーコロナ到来とビューティー事業の縮小化。

上田:ビューティー事業も軌道に乗って拡大しようとした矢先にコロナが来たんよね。

政府の方針として三密を避けてくださいってなって、緊急事態宣言が出て人手が一気に減ったり、美容サロンも休業要請されたりでかなり厳しい状況になって…

マクロジの事業方針としても、めちゃめちゃ悩んだけど、ECコンサル一本に絞って、ビューティー事業は一旦新規獲得を休止してもらったな。

そこからは事業としては維持しつつ型化する業務をしてもらいながら、同時にPRや営業企画に入ってもらったんよね。その時どう思った?

ほなみ:すぐに事業を0にすることもできたのに、そこにいたお客様と働いていた自分の為に事業を「休止」という形で継続させてくれたのはすごくありがたかったなと思ってます。

とはいえ自分の強みであるビューティー事業が止まってしまい、マクロジに対して何ができるのか?という悩みは常にありました。

そこで、社長や副社長に相談させてもらい、PRや営業企画、サービスサイトの立ち上げなど、ビューティー意外の色んな分野の仕事を任せてもらいました。

結果として色んな分野の仕事を担当させてもらったおかげで、新たな気づきやスキルを沢山得られたなと思います。

例えば、PRの仕事を経験した時は、「これってサロンの認知拡大や新規の顧客獲得につながるんじゃないか?」と思い、サロンさんに弊社のPRサービス(インスタ運用やインフルエンサー施策)を提案して案件をもらったこともありましたね。

上田:あの時はほんまに驚いたな(笑)

他にも物販をやってるサロンさんにはECサービスを紹介してくれたり、PRとECはかなり相乗効果があるなと感じたね。

ほなみ:マクロジックと他の企業との違いってやっぱりそこにあると思っていて、自分から発信すれば色んな業務に挑戦できるし、色んな業種の人と関わることができます。

普通の会社にいたら、基本的には職種は変わらず、営業だったらずっと営業でキャリアを積んでいきますが、私はこの約1年半の中で「新規事業立ち上げ&営業→WEBマーケティング(PR)のコンサル→サービスサイト立ち上げ→営業企画」と本当に色んな業務に携わらせてもらえました。(本当はもっとあるけど)

それに、コンサル・ディレクター・デザイナー・WEBマーケティングなど異なる職種の方々と隣で仕事をするので、サービスが生まれてから提供されるまでの流れを全て知ることができます。

しかもそれぞれの人がその道のプロで、困ったときにはすぐに聞けて、スキルを習得できるというメリットがあるのはめちゃくちゃ大きいと思います。

これは何処の大手に行ってもない環境だと思いますし、独立する上ではモノやサービスがどういう流れで、どんな人の手や仕事を通って世に出るのかを知ることはすごく重要だと思うので、それを実際に体感できたのは自分の強みになったと思います。

ー独立を決断した理由とこれからのマクロジと見据える未来

上田:今回マクロジを卒業して独立することになったけど、今の心境は?

ずっとビューティーしたいって言ってたもんね。


ほなみ:コロナによってマクロジでのビューティー事業が休止することになった時は正直動揺がありましたが、そのおかげで今回独立という形で新しい挑戦に踏み出すことができたと思っています。

私はビューティー分野がすごく好きで、自分の強みでもあるから、マクロジで積み上げてきたものをこれからは更に伸ばしていきたいです。

上田:半年くらい前に相談もらった時、びっくりしたけどうれしかったもん(笑)

今回は「選択と集中で」マクロジとしてはビューティー事業をストップする事になったけど、中長期的には、EC・サービス・デジタルのスリーステップを描いて、2/3年後にはその領域に行きたいと思っているから、その時はほなみに相談させてもらえたらいいな。

ほなみ:そうだね。「ものとサービス」って切っても切り離せない関係ですもんね。実際に美容室やサロンでも「ECでの物販をはじめたいけどやり方が分からない」という悩みを持った経営者さんを沢山見てきました。

解決の糸口は今模索中ですが、まずは私がビューティーのマーケットに関しては役に立てるように頑張って、逆にマクロジにはECの分野で助けてもらったりして、将来的にコラボレーションできたらいいなと思っています。

EC業界は今後もっと大きくなるし、そんな環境にいるマクロジはいいなーって思っています(笑)

上田:今後の方針はどうなん?

ほなみ:まずは足元を固めることかなと思ってたんだけど、前職の後輩が興味を持ってくれていて、ある程度基盤ができたらサービス拡大していこうと思っています。

あとは結婚や子供も欲しいと思っているので、女性が働きやすくて、且つ自分がいなくても会社として成り立つようなそんな会社にしていきたいと思っています。

上田:会社のコアになるメンバーはほんまに大事。俺が赤松と出会えたように、ほなみもそんな中核となるメンバーと出会えるように願ってる。それが会社の文化になるから、ぜひ頑張ってほしい!

これからは経営者として同じ目線になるな。いろいろ問題が発生すると思うし、悩みも生まれると思う。でもそんな時には全力でサポートしたいと思ってるから、絶対相談してな!

ほなみ:ありがとうございます!

マクロジって本当に成長できる環境で、学べることは無限にあるし、チャンスもそこに転がってる。

でもそのチャンスをものにして、学んだり知識をつけたりできるのはその人次第で、
主体的になって挑戦する気持ちを持ち続けるのが大事だということを学ばせてもらいました。

まさに「for Achiever」ですね。

もしマクロジに興味を持っている方がいれば、ぜひチャレンジしていってほしいな。

田中穂奈美さん、お忙しい中ありがとうございました!

マクロジはこれからも挑戦を続けるほなみさんを応援していきます!

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