税理士法人町田パートナーズ's job postings
今回は、全経上級に合格した社員の白井さんに、仕事と勉強の両立方法などのお話を伺ってみました!ぜひ、ご覧ください!
Q1:まず始めに、今回合格した資格を取ろうと思ったきっかけはなんだったんですか?
A1:税理士試験の受験資格を満たすために受けました。
Q2:なるほど。税理士試験を受けるのにも資格が必要なんですね!
この受験資格にはどのようなものがあるんですか?
A2:大きく分けて学識、資格、職歴、認定があります。具体的には、学識は大学等で法律学や経済学を履修した者など、資格は指定された試験の級の合格者、職歴は指定された事務又は業務に通算2年以上従事した者、認定は国税審議会より個別に認定を受けた者になります。詳しくは国税庁ホームページに記載されているので見てください(笑)
Q3:わかりやすい説明ありがとうございます!
今のお話から、税理士試験の受験資格を得るためには様々な方法があるようですが、白井さんがその中でも資格取得を選んだ理由とは何だったのでしょうか?
A3: そうですね…大学時代は税理士を目指してはいなかったため、税理士試験の受験資格となるような法律学や経済学を学んでいませんでした。そのため、学識によって受験資格を得ることはできませんでした。また、税理士事務所で働いてまだ2年経っていないので、資格により受験資格を得ることが税理士試験をいち早く受ける手段だと思い、資格取得を目指しました。
Q4:今回合格した資格の他にも、税理士試験の受験資格を得られる試験は何か受けられたんですか?
A4: はい。私が今回合格した全経上級の試験の日程より前に、簿記検定1級の試験が実施されていたので受けました。ですが、簿記検定1級は残念ながら不合格でした。
Q5:しかし、仕事を行いながらの試験勉強は大変だったと思います。具体的に、どのような勉強方法をされていましたか?
A5: この業界の右も左もわからない状態で町田パートナーズに入社したため、働き始めた頃は仕事を覚えることに必死で、試験勉強はできていなかったと思います。少し仕事に慣れてきた頃に、勉強を始めようと思いましたが、ちょうどその時期に新規案件の担当を任せていただいたこともあり、業務に一杯一杯で勉強する気力がありませんでした。
勉強から離れて約9か月後、ある程度仕事が円滑に回せるようになった時、これ以上勉強を後回しにしてもよくないと思い、仕事だけでなく勉強にも本腰を入れ始めました。具体的に、簿記検定1級を受験する際の勉強スタイルは、平日はあまり時間がないので、基礎問題を解き、休日は十分に時間があるので応用問題や過去問題を解くといった感じでした。また、今回合格した全経上級を受験する際の勉強スタイルは、勉強期間が1か月半くらいしかなかったので、平日は通勤時間で講義の動画を聞いて、お昼休憩に暗記系を覚え、家に帰って計算問題を解く、休日は応用問題や過去問を解くという感じでした。できるだけ勉強時間を確保したかったので、ご飯を片手に問題を解いていました(笑)
Q6:たしかに、今でもお弁当片手に勉強していますよね!実際、1日の勉強時間はどのくらいなんですか?
A6: 平日は通勤時間の勉強を含めて平均6時間くらいだと思います。休日はやる気がある時は12時間~15時間くらいで、やる気がない時は2時間もやってないです。
Q7: 仕事を行いながらそれほどの勉強時間を確保するのは大変だと思います。それらを両立させるために意識していることなどがあれば教えてください。
A7: 1日の活動時間で、仕事の時間以外はできるだけ勉強時間に充てるということです。具体的には、勉強時間を確保するために業務時間は集中し、効率的かつ計画的に行い、できるだけ業務時間内に終わらせること。また、料理は時短でできるものにしたり、基本的にお風呂はシャワーで済ませたり、だらだらとテレビや携帯を見なかったりと時間を大切にすること。この2つを日々意識しています。
Q8:仕事の効率化や時短方法によってできた時間の有効活用が、勉強時間確保に大きく繋がっているんですね!でも、一日のほとんどを仕事と勉強に費やしているのなら、大変なことやモチベーションが下がってしまうこともあると思いますが・・・。
A8: そうですね。大変だなと思うこともいくつかあります。
1つ目はストレスで暴食してしまうことです。暴食は健康に良くないなと思いながら、ストレスには勝てないので、食べてしまいます(笑)。
2つ目は睡眠時間が確保できないことですね。寝不足の日を続けて、身体が限界と訴えてきたら、その日は早めに寝るようにしています。また、友達と遊べないことも辛いですね。試験3か月前くらいからは、勉強すべき時に遊んでいる自分が許せないので、友達から誘われても、試験後までは遊べない旨を伝えています。有難いことに、友達は私が試験勉強で忙しいことを理解してくれているので、試験後に会う約束をしています。
また、私のモチベーションを保つ方法としては、気持ち的に問題が解けない日は無理に解かず、“今日は2問だけ頑張ろう”、“計算問題は解く気になれないから、テキストを眺めよう”みたいに、その時の気分で勉強方法を変えたり、少し問題を解いて後は好きに過ごしたりするなど、あまり頑張りすぎないことです。私の場合、“勉強しなきゃいけない”と強制感を出すとモチベーションが下がってしまうので、ゆるく楽しんで勉強するというスタイルでやっています。勉強スケジュールを立てて、その日に解くべき問題を解いたらその後は自由時間にしていて、全く自由時間がないわけではないので、苦ではありません。また、家は勉強する環境が整っているので、勉強しやすいというところもモチベーションが下がりにくいことに結びついているかもしれないです。
Q9:自分のスタイルをしっかりと理解し、それを実践しているからこそ、仕事と勉強の両立がなされ、今回の合格に繋がったんですね!
では最後に、白井さんの将来像や今後の展望をお聞かせください。
A9:今回の全経上級の試験に合格したことで、やっとスタートラインに立てました。しかし、まだスタート時点ですので、今後はもちろん、税理士試験に受かるまで受け続けたいです。また、前回不合格だった簿記検定1級もリトライしたいと思っています。税理士試験や簿記検定1級の他にも受けたい試験や勉強したいことがあるので、日々勉学に励みたいです。また、知識を身に着けるだけでなく、今後はさらに実務経験を積んで成長していきたいと思っています。
皆さんいかがでしたでしょうか?仕事と勉強を両立させながら更なる高みを目指す白井さんは一緒に働いていても、とても頼もしい存在です!
町田パートナーズにこんな素晴らしい存在がいることを、皆さんに少しでも知っていただけたのなら幸いです。