私たちは2009年に会社を立ち上げて以来、「イキイキと働く医療従事者を一人でも増やし、医療に貢献する」というミッションを達成するために活動をしています。
今日は、私たちが創業から変わらずに持っている「思い」の話をできればと思います。
目次
なぜ、医療従事者の「イキイキ」は大事なのか
一人ひとりの医療従事者がベストパフォーマンスを発揮できるように
なぜ、医療従事者の「イキイキ」は大事なのか
今の日本では約30万人の医師、そして薬剤師が1億人以上の国民の医療を支えています。
もし、その30万人の医師、薬剤師がイキイキと働けていないとどうなるか・・・
「検査で病気が見つかった!病院で入院をしなきゃ!けどベッドが空いていないから、しばらく入院ができそうにない・・・」
「足をケガして治療を受けたい!だけど、地元には診られるお医者さんがいないから、隣町の病院までなんとかして行かないと・・・」
「地元で出産したいけど、産婦人科がないから難しい・・・」
「家族が事故にあった。救急車で早く病院に連れて行かないと・・・でも受け入れ先が全然見つからない・・・」
こんな状況に、自分や自分の大切な人が陥ってしまうかもしれません。
医療は、医師・薬剤師をはじめとした現場のプロフェッショナルによって提供されています。
つまりその人たちがいないと、私たちは最適な医療を受けることはできません。
じゃあ、その専門職の人たちをどんどん増やせば安心?そんなことはありません。
よくドラマなどで、天才医師が難しい手術をこなして患者を救う・・・というシーンがありますよね。ただ、よくその場面を見てください。
「医師が1人でその治療を行っている」ことってほとんどないと思います。
例えば、外科の手術をするにしても
- 患者さんの全身管理をする麻酔科医
- 執刀の補助をする外科の医師
- 手術を補助する看護師
- 手術室で用いられる麻酔器やX線装置などを保守管理する臨床工学技士(診療放射線技師・臨床検査技師)
- 機器の取り扱い説明をする医療機器メーカーの担当者
など多くの人が、その執刀を支えています。
いくら執刀技術が素晴らしかったとしても、必要な手術機器・機材がそろっていなければ、ベストな治療を行うことは難しいと言われています。
さらに、雇っている病院がその医師に1日何件も手術を任せていたり、
「患者さんが殺到しているから、とにかく数を診てほしい!」と無理な診療をお願いしたりしていると、その医師はどんどん疲弊をしてしまいます。
つまり、いくら国家資格を持った医師が1人いたとしても、それだけで十分とは言えません。
その人を支える専門職・機材・健全な労働環境などの条件がそろってこそ、初めてベストなパフォーマンスを発揮できる(≒イキイキと働ける)ようになるのです。
一人ひとりの医療従事者がベストパフォーマンスを発揮できるように
日本は残念ながら、医療・介護において慢性的な人手不足に陥っています。
そして、専門職という性質上、いきなり人員を増やすということは難しいと言われています。
その中で、私たちが適切な医療を受けるために必要なことはなにか。
それは「一人ひとりの医療従事者がベストパフォーマンスを発揮できる環境づくり」です。
日本のどの地域に住んでいても、安心して医療を受けられるような体制をつくりたい。
1000年以上前からあった、そして100年後もなくならない「医療」という社会インフラを、より良く変えていきたい。
私たちはそんな思いから、ミッション実現のために様々な取り組みを行っています。
当社はこのミッション達成のために、一緒に仕事をしてもらえる仲間を募集しています!