こんにちは!今年の春、2022年新卒として入社した谷口です。
今年は7名の新卒メンバーが入社し、原宿オフィスでの研修を経て、5月から各店舗への配属が決定。私は新宿マルイ本館7階にある、FABRIC TOKYO新宿店で働いています!
そんな新社会人になったばかりの私ですが、研修を受ける中で、
・この研修内容や風景をWantedlyブログでまとめてみるのはどうだろう
・そもそも、FABRIC TOKYOに研修を紹介するブログってないのでいいかも
・もし、入社後の研修を伝えるブログがあれば、「入社後に何するの?」のイメージがつきやすくなるんじゃないか?
と考え、「入社後の研修って、こんな感じでやってます!」を伝えたいと思いFABRIC TOKYO独自の新卒研修について初ブログを書いてみました。
研修期間は1ヶ月あり、
・代表の森さんから、ビジョン・ミッションの説明
・コーディネーターとして働くためのマインド、採寸研修
・生地の提案研修
・実践形式での最終テスト
という内容が行われました。
このブログではそんな研修の様子をご紹介できればと思います!
※FABRIC TOKYOの店舗は、商品の販売が主目的ではなく、採寸や接客、コーディネートをすることなので、店舗スタッフのことを販売員ではなく、「コーディネーター」と呼んでいます。
1. 代表の森さんから、ビジョン・ミッションの説明
はじめに、代表の森さんからFABRIC TOKYOが目指す世界や目標を熱く語っていただきました。
【 研修内容 】
・会社全体で目指すミッションと、そのためのビジョンの話
・行動指針となる3つのバリューの話
・起業の背景や、創業当時のリアルな話
・質問&雑談タイム
このような内容で、会社の理念を1から理解することができたので、ただ会社でやるべきことをこなすだけでなく、会社の目標を自分ごと化して考えていこうと思いました。
2. コーディネーターとして働くためのマインド・採寸の研修
次に、研修チーム・リーダーの佐藤さんから、お客さま目線に立つことの大切さをワークショップ形式で学んだ上で、お客さまの「感情を理解する」ための接客方法を学びました。
【 研修内容 】
・お客さま目線が大切な理由について
・そもそものお客さまの来店目的、ニーズについてのディスカッション
・ニーズに合ったヒアリング
・感情を理解するための接客方法
「スーツの知識を覚えましょう!」「接客方法を覚えましょう!」というところからスタートではなく、「そもそも、なぜお客さまが来店されるのか?」という点を皆でディスカッションするところからスタートでした。
この研修を通じて、コーディネーターとして働く上で大切にすべきことを学び、お客さまのニーズに合った提案をするためには、何を伝えるかではなく、なぜ伝えるのか?を考え、お客さまを知るということが必要だと感じました。
3. 採寸研修
いよいよ実践です。採寸スキルの基礎を身につけるために、メジャー片手に体の測り方を学びました。
原宿オフィスは、オフィス内で研修ができるように設計されているので、採寸研修をすると写真のような感じになります!(同期の高本さんがピースしてくれてます✌️)
採寸研修では、ペアで練習をするため、同期同士で何度も採寸し合いました。皆でわいわいしながらも、しっかりお互いにフィードバックして改善し合いました。
【 研修内容 】
・メジャーの使い方を学ぶ
・ポイントを押さえながら体の13箇所を測る
・お互いを採寸し合いながら流れを覚える
測られる側の人は、実際のお客さまを演じながら行うため、お客さま目線を意識しながら採寸研修に取り組みました。
4. 生地の提案研修
採寸研修の後は、生地研修!スーツ、シャツ、ビジネスカジュアルの生地をベースに生地についての基礎知識と、お客さまへの生地提案に取り組みました。
【 研修内容 】
・生地についての基礎知識
・ヒアリングから、生地提案の実践
FABRIC TOKYOでは、オーダースーツの場合、約300種類の生地があります。店舗で働くにあたり、その中からお客さまのニーズに合う生地を厳選し、提案する力が必要になります。
生地の知識だけでなく、お客さまが求めている生地や着用シーンに合った生地はどのようなものか?を考えるためのヒアリング方法も学びました。
5. 実践形式での最終テスト
研修最終日には、研修を実施してくださっている先輩社員を採寸し、実践形式のテストを行います。このテストに合格しないと、正式にコーディネーターとして店舗に立てないので、先輩社員も私たちも緊張感がありました。
最終的には、私含めて全員が合格することができました。コーディネーターのスタートラインに立つことができたので、さまざまお客さまに寄り添える、立派なコーディネーターになれるように切磋琢磨していきます!
約1ヶ月間の入社研修を終えて
研修を通して、研修前の自分と今の自分と比較したときに、大きく変わったと実感しました。
知識量が増えただけでなく、その知識がなぜ必要なのか、どんなお客さまに必要なのかという根本的な考え方の基礎も身につきました。
世の中には多くの情報やテクニックが溢れていて、たくさんインプットしたくなると思います。その前に、自分や周りの方が求めていることは何か、そのために何の情報が必要なのかという根本的な部分から立ち返ってみると、本当に必要な情報が見えてくると思います。
FABRIC TOKYOのコーディネーターは、ただスーツを販売しているのではなくお客さまに1番合うものは何かを、一緒に考えるパートナーのような存在だと思います。
お客さまの中で「あの時、FABRIC TOKYOで作った大切な1着」というように、心に残るコミュニケーションができるようにこれから頑張っていきたいと思います!
そして、そのための成長し続けられる環境がFABRICTOKYOにはあると思います。
HOW(やり方)だけでなくWHY(なぜやるか)を追求し、常にお客様の本質を考え、同期7人でFABRICTOKYOを盛り上げていきたいです!