こんにちは、ラワンセ 遠藤(ネットワークエンジニア)です。
今回は実践編として、「ipconfig /all」コマンドを使い、自分のPCにどのようなネットワーク設定が入っているのかを確認してみます。
これまでの回では、DHCP、IPアドレス、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバについて学んできました。
今回は、それらが実際にPCへどのように設定されているのかを見ていきます。
目次
■今回やること
Windowsのコマンドプロンプトで ipconfig /all を実行し、現在のネットワーク設定を確認します。
■ipconfig /all とは?
ipconfig は、Windowsのネットワーク設定を確認するコマンドです。
その中でも、
ipconfig /allを使うと、より詳細な情報を表示できます。
■実際にやってみよう
まず、コマンドプロンプトを開きます。
Windowsキー
→検索文字に「cmd」と入力しエンター
→コマンドプロンプト起動
次に、以下のコマンドを入力します。
ipconfig /all■どんな結果が表示される?
実行すると、多くの情報が表示されます。
最初は難しく見えますが、今回は以下の項目を見ていきます。
- IPv4 Address
- サブネットマスク
- デフォルトゲートウェイ
- DHCP サーバー
- DNS サーバー
- 物理アドレス
■IPv4 Address
これは現在PCに設定されているIPアドレスです。
例えば、
192.168.1.10のような値が表示されます。
家庭環境では、プライベートIPアドレスが表示されることが多いです。
■サブネットマスク
サブネットマスクです。
例えば、
255.255.255.0
などが表示されます。
これは、「どこまでが同一ネットワークか」を判断するために使われます。
■デフォルトゲートウェイ
デフォルトゲートウェイです。
例えば、
192.168.1.1
などが表示されます。
これは、多くの場合家庭用ルータのIPアドレスです。
別ネットワークへ通信する際、PCはまずこのデフォルトゲートウェイへデータを送ります。
■DHCP サーバー
ここには、「IPアドレスを配布した機器」が表示されます。
家庭環境では、ルータがDHCPサーバになっていることが多いです。
つまり、ルータ→PCへIPアドレス配布という動きが行われています。
■DNS サーバ
DNSサーバです。
ここに設定されているDNSサーバへ、「google.com のIPアドレスを教えてください」といった問い合わせを行っています。
■物理アドレス
これはMACアドレスです。
ネットワーク機器には、それぞれ固有のMACアドレスが割り当てられています。
前回のARP実践編でも登場しました。
■DHCPって実際に便利なの?
もしDHCPが無ければ、
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
DNSサーバ
などを、すべて手動設定する必要があります。
現在はDHCPによって自動配布されるため、Wi-Fiへ接続するだけで通信できるようになっています。
■初心者ポイント
普段ネットワーク設定を意識することは少ないですが、PC内部では多くの設定が自動で行われています。
ipconfig /all を見ることで、「自分のPCがどんな設定で通信しているのか」を確認できます。
■もう一歩理解を深める
実務では ipconfig /all を使って、
- DHCP取得失敗
- DNS設定異常
- IP重複
- デフォルトゲートウェイ誤設定
などを確認します。
ネットワーク障害調査で非常によく使われるコマンドです。
■まとめ
ipconfig /all で詳細なネットワーク設定を確認できる
DHCPによってIPアドレスなどが自動配布されている
デフォルトゲートウェイやDNSサーバも確認できる
実務でも非常によく使われるコマンド
□注意点
ネットワーク設定を手動で変更すると、通信できなくなる場合があります。
特に会社PCなどでは、許可なく設定変更を行わないよう注意しましょう。
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