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エンジニアがプロダクトと伴走しながら成長する環境

こんにちは、エンジニアの堀内です。

ロゴスウェアではEラーニング向けのプロダクトを自社開発しており、これまでに2000社を超える企業や学校の教育担当者様にご利用頂いています。

2014年12月、当時無職だった私は契約社員として入社しました。現在はライブ製品開発チームのマネージャーをしています。入社からちょうど5年が経ったので、直近入社したエンジニア向けも兼ねて、ロゴスウェアでのエンジニアとしての経験を振り返ってみようと思います。

〜 ロゴスウェア入社前 〜

前職ではFORTRAN 77を使ってプラント向けのシステム開発をしていました。猛烈な残業が続き、酷いときは9時 ~ 3時まで近くのホテルに寝泊まりしながらの状況だったため、新しい技術を習得する時間を作るのにも一苦労な状況でした。

そんななか、前職の仕事の合間に1年半くらいかけて個人で Python + PySide + Numpy + Matplotlib を使ったクライアントアプリケーションを開発しました。その過程で、Python ✕ Webアプリケーションの開発スキルを高めたいという思いが強くなっていきました。

前職の仕事はとても楽しかったのですが、こればかり続けているとエンジニアとして食べていけなくなると思い、会社をスパッと辞め、3ヶ月の充電期間中にこれからのことをゆっくり考えていました。

充電期間中は 自社開発 ✕ ベンチャー でスキルアップできそうな企業 を探していました。また、行動哲学やチームワーク、どういう規律があるか、といった点も重視していました。

そんなときロゴスウェア株式会社に出会いました。

〜 なぜロゴスウェアに入社したか 〜

希望していたPythonでのバックエンドの開発※ を担当できること、そして7つの価値観をベースとした行動哲学と、何事にもチームで取り組むプログラムという体制に惹きつけられ、入社に至りました。

ーー 当時担当したPythonでのバックエンド開発

ーー 7つの価値観

1.主体性を発揮する
2.とにかく、やってみる
3.オープンに、公正に
4.現実を直視する
5.とびっきりすごいものをめざす
6.顧客の視点で考える
チームに貢献す

ーー プログラム

社員の仕事の基本は、「プログラム」と呼ばれるチーム制によって運営されます。各プログラムはミッションを掲げ、各々のプログラムはネットワーク的に連結して、主体的に能動的に機動的に動きます。
互いのプログラムが連結することにより、より大きな構造となります。これは、早いスピードをもって意思決定し行動できる組織を実現するものです。 高速で柔軟なネットワーク組織なら変化が激しく不確実な時代に対応し生き残ることが出来ます。

※ 現在はGo言語の採用が社内でかなり増えています。こちらのフィードもご覧ください。

〜 入社後に驚いたこと 〜

最初に驚いたのは、四半期毎に全社会議がある(通称CAMP) ということでしたね。

CAMPでは各プログラムの状況・今後の戦略についてリーダーがプレゼンし、全社員で方向性を一致させます。また、テーマは何でもいいから社員からアイデアを募るLii(リー)※という制度があり、これをその場で議論する光景を見て、ひとりひとりの意見を大切にする会社だな という印象を受けました。

※ 現在は別の制度で運用しています。

次に驚いたのは、社長が近い ということですね(ベンチャーなので当たり前なのですが)。オフィスのその辺にいます。当時こういう文化に慣れていなかったので、「社長だからちゃんと話さないと」と変に緊張していましたね。今ではみんなでタピオカを買いに行ったりしてますけど。

直近入社された方やこれから入社される方、社長は親戚のおじさん くらいに思ってください。そのほうがきっと話しやすいですし議論もはずみます。それでも「何を話せばいいかわからない」と思ったら、Intel時代の話を聞いてみてください。シリコンバレーでの経験談やテック企業の動向などを熱く語りはじめてくれるので、そこからお互いのキャリア感などの話をしてみてください。

〜 プログラムリーダーの経験 〜

入社して1年経った頃、初めてプログラムリーダーを任されました。プログラムリーダーにはエンジニアとしての業務以外にも カスタマーサポート、マーケティング、品質管理などのメンバーと関わりながら、プロダクトをより良くするために主体的に物事を動かしていくこと が求められました。プロダクトに対するオーナーシップってやつですね。

まず最初に苦労したのはファシリテーションだったと思います。

前述のとおりミーティングには役割も立場も異なるメンバーが集まります。意見がまとまらなかったり、議論が堂々巡りすることがよくありました。なのでどうやって進めればうまく回せるか、意見を引き出しつつかつ最後にはまとめるにはどうすればいいかなど、ファシリテーションを学びながら1つずつ実践していきました。今でもホワイトボードの前に立ったり、他の人に立ってもらって議論を促したりするのはこのときの経験が影響しています。

次に苦労したのはマーケティングの知識でしたね。代表の石神はIntelにて戦略マーケティングやプロダクトマーケティングをやっていたその道のプロです。プロダクトの方向性を決める際にも、そこで培った経験とセンスを遠慮なくぶつけてきます。

ぶっちゃけ最初は「何でこんなこと言ってんの?」ってことが多かったです。でも、キャズムやビジネスキャンバスモデル、バリュープロポジションの考え方、PMF(Product Market Fit)、MVP(Minimum Viable Product)、TAM/SOM、など、マーケティングの様々な知識を 定期的な1on1で丁寧に解説してくれた のでとても助かりました。火が点くと止まらないこともありましたが。

ファシリテーションでもマーケティングでも、いずれにしても大切なのは、自分たちでプロダクトを継続的に開発し、顧客に価値を届けるためには様々な役割やスキルを組み合わせる必要がある ということです。そして自分がそれらをすべて持っている必要は全くありません。皆それぞれ得意・不得意がありますからね。そのためにプログラムというチームでの活動が存在しています。このあたりの考え方やエンジニアリング以外のスキルへの関心は 自社開発のリーダー経験ならでは だったと思います。

そして品質の高いプロダクトをスピート感を持って開発するためには、最新の技術のキャッチアップが欠かせません。そのため社内には、エンジニアの技術力向上のためのコミュニティが存在します。最近ではマイクロサービス研究会やフロントエンド研究会といったコミュニティが活動しています。優れた技術をキャッチアップしてすぐにプロダクトに採用する という経験も自社開発ならではですね。

〜 「7つの価値観」と「プログラム」をどれだけ大切にしているか 〜

ロゴスウェアには7つの価値観とプログラムがあります。私達はこれを本当に大切にしています。

具体的には、価値観アワード と ベストプログラムアワード という2つの表彰制度を設け、四半期毎のCAMPで社員やプログラムを表彰しています。

・価値観アワード
 前四半期に価値観に沿った行動をした7人を全社員の投票により選出して表彰します
ベストプログラムアワード
 前四半期に着実にプログラムを実行し、相応の成果を発揮したチームを表彰します

ところで、私は契約社員から入社しました。正直全く期待されていなかったと思います。入社前は無職でしたからね(笑)。

そんな私でもベストプログラムアワードを一度でも受賞できたのは、プロダクトと向き合い伴走する過程で、エンジニアの一人として成長する機会に恵まれた からだと思います。そして 苦楽を共にする仲間にもとても恵まれている環境 だと思います。

間違いなく、ロゴスウェアには多くの成長機会と仲間に恵まれた環境があります。

〜 最後に 〜

ここまで読んでくださりありがとうございます。

ロゴスウェアはこれからも、Eラーニングで企業の社員教育をより良くしていくために、多くの課題を解決していく必要があります。そこで、私達と一緒にこの解決にあたってくれるエンジニアの方を募集しています。私達と一緒にEラーニングの世界を変えませんか?

興味を持ってくださったエンジニアのみなさん、どうぞお気軽に連絡ください。

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