《リブセンスを知る vol.8》キャリア初の事業会社。企画から実装まで幅広く挑戦できた、サービスデザイナーとしての働き方
皆さまこんにちは! リブセンス採用担当の平尾です。今回の『リブセンスを知る』では、これまでインタビューしたことのなかったサービスデザイナーの方にフォーカス。今回お話を伺ったのは、昨年β版をリリースしたリブセンスの新規事業『batonn』にてデザイナーを務められている大垣麻衣さんです。
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――それでは大垣さん、本日はよろしくお願い致します!
大垣さん:よろしくお願い致します。
――まず最初に、現在の所属を教えていただけますか?
大垣さん:現在は新規事業部に所属していて、昨年β版をリリースした『batonn』のサービスデザインに携わっています。batonnプロジェクトにジョインしたのは昨年11月で、それまでは新規事業部で他のプロジェクトにも携わらせていただいていました。
――なるほど~。それでは今まさに本リリースに向けてプロダクトの改善を重ねているフェーズだと思うのですが、今はどんな風にプロジェクトを進めているんですか?
大垣さん:1週間ごとのスプリントで機能をリリースしています。
――早!!
大垣さん:ですよね笑
――え、それは大垣さんから見ても早い感じですか?
大垣さん:早いと思いますね笑 とはいえプロダクトのフェーズがかなり初期なので、1回にリリースする機能の範囲をかなり細かく区切って、PDCAを回しやすくしているのはあると思います。
――なるほど…。確かに、方向性が定まるまでは細かい修正が必要になりそうですもんね。ちなみに今までご経験された他のチームでは、開発スパンは異なるんですか?
大垣さん:違いますね。部署によってはスプリントの期間が2週間だったり、batonnが採用しているアジャイル開発ではなく、ウォーターフォールに近いやり方で開発を進めているチームもあります。開発スパンや手法は、リーダーやPDMによって変わってくるところじゃないでしょうか。
――確かに。今お話いただいたように、リブセンスではプロダクトやチーム毎に開発スタイルはかなり異なるイメージがあります。逆に「ここは共通しているな!」というポイントはありますか?
大垣さん:うーん。本質的には変わらないんじゃないですかね。目指すロードマップがあって、向かう方法は様々ですが、基本的にはどのチームも目標達成に向けて走っていると思います。その中で、そうですね…。リブセンスでは一貫して、自分の強みややりたいことの希望が通りやすいなぁとは思っていますね。
メンバーの長所を生かす柔軟さ・打席の多さがリブセンスの魅力
大垣さん:例えば私は最初のキャリアがエンジニアだったので、入社当初に配属されたプロジェクト(*当時の配属はアルバイト事業部)では、デザインだけでなくフロントエンドの実装までやりたいという希望を出したんです。その希望を叶えるためにエンジニアの方がわざわざ開発環境を用意してくれたり、今考えるとお手間をかけたなと笑
――笑
大垣さん:今は新規事業部で、逆に企画や要件定義から入りたいと手を挙げて、それを実現していただいています。
――全社横断的に、やりたいことに挑戦させてくれる社風であると。
大垣さん:そうだと思います! これはベンチャー企業あるあるだと思うのですが、やりたいことに対してどうしても人が足りないんですよね笑。だからこそスクラム的というか、タスクに対して、職種関係なくできる人がやっていこうという形が定着してきたのかなと思っていて、だからこそメンバーの個性や得意領域を尊重し、挑戦に寛容な文化が形成されてきたんじゃないかと思います。私自身もその文化の恩恵にあずかっているので、とても感謝しています。
キャリア初の事業会社で働いてみて
――最初のキャリアがエンジニアとのことでしたが、大垣さんはリブセンスにはどうやって出会ったんですか?
大垣さん:エンジニアを経て、受託のWebデザイン会社にデザイン未経験で入りました。そこでデザイナーとしての経験を積んで1年ほど経った時、何の気なしにデザイナードラフトに応募してみたんです。そこでサービス提供元のリブセンスからスカウトが来て、そのまま…という感じです。
――なんだか運命的です! ということは、事業会社でのデザイン経験はリブセンスが初めてなんですね。
大垣さん:はい。初めてでした。
――採用の場でデザイナーの方とお話していても、受託会社か事業会社か迷われる方が多い印象です。ずばり、事業会社のデザイナーに向いている方ってどんな方ですか?
大垣さん:サービスが好きであったり、ひとつのものを長い時間かけて育てていきたいという方に対しては、圧倒的に事業会社をお勧めします! 受託会社だと沢山の案件に触れられる一方、完成した作品は常に自分の手を離れていくのでちょっと寂しいというか…。逆に、事業会社でデザインを担当する場合は、ひとつのサービスのデザインをアップデートし続けることが多いので、沢山のデザインに触れて表現の幅を広げたい方には受託会社の方が向いているかもしれません。
――なるほど、キャリアプランや目指す方向性によって、向いている環境が異なるわけですね。両方経験された大垣さん的には、どちらが良かったなどありますか?
大垣さん:あくまで個人の感想ではありますが、私は事業会社の方が合っているなと感じます。特にデザイナーって、ルールを司る職業だと思っていて。サービスにおけるデザインのルールですね。ユーザーの方はこれを求めているから、ひとつの画面についてこんなルールを設ける。このルールから逸脱する機能は作らない、みたいな感じで枠組みを設けて、それを元にエンジニアさんを始めいろんな方とコミュニケーションを取って調整していく、そんな仕事の仕方が性に合っていました。……あとはシンプルに、自分のデザインに対してユーザーからフィードバックをいただけるのが嬉しいですね。もう少しいろんなデザインに触れたいという気持ちもなくはないですが笑
――その欲求に対しては、どんな風に対処しているんですか?
大垣さん:特にコロナ前は、月1回、リブセンスのデザイナー全員で美術館に行ったり展示を見に行ったりしていました。古いもの新しいもの問わずデザインや美術を見て言語化することを組織全体で実践していましたね。他にも「designer crossing」という、デザイナー個々の知見を全体に共有するイベントも実施していました。コロナ禍では皆が集まるイベントはやりにくくなっていますが、自粛期間が明けた時にはまたぜひ実施したいです。
企画から実装まで幅広い業務に関わるチャンスがある
――デザイナー全体でデザインを勉強する取り組みもあるんですね。全体の話が出ましたが、大垣さんにとってリブセンスのデザイナーってどんな組織ですか?
大垣さん:え? 難しい。うーん……皆仲良しです笑
――笑
大垣さん:事業部横断的な組織なので全体を一言で表すのは難しいですが、それこそどこでも企画から実装までマルチに関われると思いますので、自身のスキルの幅を広げたい方にはとても合っていると思います!
――ありがとうございます。それでは最後に、今これを読んでいただいている、未来の仲間たちに一言お願いします!
大垣さん:本当に募集しています!!!笑 仲間が来てくれたら、精一杯歓迎させていただきます!
――ありがとうございます! ということで、本日のゲストは新規事業部batonnプロジェクト所属、大垣麻衣さんでした。お忙しい中お時間ありがとうございました!
大垣さん:ありがとうございましたー!
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