株式会社リヴァ 採用担当です!
今回は、2020年にリヴァが10周年を迎えたことを記念して制作した「社史漫画」の第9話を公開いたします!
今回取り上げるのは、2019年に刊行された書籍『メンタル不調者のための 脱うつ 書くだけ30日ワーク』(以下、『30日ワーク』)です。誕生の背景、そこに込められた想い、そして執筆の苦労話……。書籍の著者・長谷川による後半の解説では、漫画で描き切れなかった内容も詰まっていますので、ぜひ最後までお読みください!
※一気見したい方は『リヴァマガ』に全話掲載しておりますのでそちらをご覧くださいませ!
(以下、『リヴァマガ』より転載します。)
漫画本編
※社史の漫画化にあたって、実際の出来事を脚色して描いています
解説 ―スタッフ・長谷川
たくさんの苦労と協力から生まれた
”より良い復職の後押しになる一冊”
代表の伊藤さんから書籍執筆の話を受けたときは、対人支援における自分の姿勢・行動や、(当時所属していたリヴァトレ市ヶ谷の)センター長としての在り方について、壁に当たっていた頃でした。悶々としたものを振り払いたいという気持ちと、新しいチャレンジに対するワクワク感もあって、先のことはあまり考えずに、ほぼ即答で「Yes」と回答しました。
軽々と引き受けたは良いものの、普段の業務を終えた後に原稿を書こうと思っても、なかなか筆が進みません。気づけば原稿は真っ白なまま半年ほど経過……。そんな時に、青木さんと話しながら出てきたアイデアが「当事者と支援者の対話形式」でした。これなら、復職に対して不安を持っている方でも読み進めやすく、読者の皆さんがサトルさん(『30日ワーク』に登場する休職者)と自分を重ねあわせて再発予防を身につけてもらえそうだ、とイメージが膨らみました。
執筆の追い込みをかけてからは、週に1、2日はリヴァトレ市ヶ谷(当時)で一緒に働いていたスタッフにお願いしてセンター業務から外させてもらったり、夜間に佐々木先生や編集者の方と原稿の推敲をしたり、執筆の際に寂しくならないよう伊藤さんを呼び出したり(笑)、多くの人の助けを借りて完成に至りました。今も、執筆時のことを思い返しながら、支えていただいた皆さんへの感謝と、私がギリギリまでサボっていたがためにご迷惑をかけた申し訳なさの気持ちが蘇って、何ともいえない感覚を堪能しております(笑)
メンタル不調で休職された方にとって、自分の考え方や行動の傾向を知って再発予防に取り組むことは、復職だけでなく、これからの人生においても大切なステップになります。特に、近隣にリワーク施設が無い方、短期間で復職せざるを得ない方に『30日ワーク』を手にとっていただくことで、少しでもより良い復職の後押しになれば、と願っております。
もう1つ、『30日ワーク』を通して伝えたかったことは「自分を知ることの大切さ、面白さ」です。
リヴァトレで提供している社会復帰サービスを私の言葉で表現すると「自分に目を向けて自分を理解していくことのお手伝い」だと思っています。学校や会社では、自分を知るための時間を丁寧にとることはほとんどありません。当然、自分を知ることに対しての怖さ、自分の一面を見て嫌な気持ちが生まれることもあるのですが、自分を見つめ直すことで、どう生きてきたか、これからどう生きていきたいかなど、が見えてくる瞬間があります。リヴァトレ利用者の皆さんと接している中で、自己理解を通じて大切な何かに触れて大きな変化が訪れる瞬間に何度も出会ってきました。『30日ワーク』でのワークを通じて、1人でも、そんな瞬間を味わっていただけたら、喜ばしいことです。
最後に『30日ワーク』は読みやすく・理解していただきやすく試行錯誤したつもりですが、表現が難しい部分があったことも事実です。もし、本の進め方でわからない部分がありましたら、いつでもお問合せください!
作画:狭間 創(はざま・つくる/漫画家)さんリヴァでは、既存事業を牽引してご活躍いただける方を、新卒採用・キャリア採用ともに募集しています!カジュアルに話ができるオンライン面談も実施していますので、
- 資格や経験はないけどやってみたい!
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と感じた方は、ぜひ一度お話ができますと嬉しいです!
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