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ライナフでカスタマーサクセスをしている松本です。突然ですが、私は最初に就職した企業の最終面接で
「社会人と会社人の違いはなんだと思いますか?」
と面接官に問われました。当時学生だった私は考えた末に、
「社会人は社会の常識や規律を理解して自分で考えて行動できる人で、会社人はそこにプラスして会社の方針や理念に沿って行動できる人だと思います」
と回答をしたのですが
「じゃあ、松本さんは社会人と会社人どっちになりたいですか?」
と、またよく分からない質問が返ってきたので、もう落ちてもいいやという気持ちで、
「社会人としても未熟なのでまずはちゃんとした社会人になりたいです。そこから会社人になりたいかは、正直その会社に入ってどんな会社か体感しないと分からないです。」
と答えました。
結局、その会社には採用され入社したのですが、3年経過したくらいで、この先どうするかを考えた時、
この会社の会社人にはなりたくないかなと思った為、退職を決めました。
過去話から始まりましたが、ブログの題材を考える中で、そういえばライナフに入社してもう3年経ったんだなと思い、上記の話を思い出しました。
そして、今の私はライナフの会社人になりたいと思えているのか?
ということについて、入社当時と現状を比較しつつ自問してみようと思いました。
ライナフ入社当時
私が入社した当時のライナフは、まだ人数が今の半分くらいでカスタマーサクセス担当は私1人。社長との距離も今以上に近く、よくお客様先にも同行していただいていました。
当時は1人では全く手が回らず、ほぼサポートに追われる毎日でしたし、誰がやるべき業務なのかなども曖昧なことが多く、カスタマーサクセスというよりは何でも屋のような位置付けだったようにも思います。
当時を知らない社員はびっくりすると思いますが、
今では認識率95%を越える音声認識システムの「スマート物確」が、リリース当初はデータが少なく、認識率がすぐには上がらなかったので、色んな声を覚え込ませる為に一日中パソコンに向かって物件名を喋ることもしました笑。
風通しは良く入社当時からいろいろと任せてもらいつつ、他部署の人たちと関わる中で自然とサービスやITの知識が身についていき、新鮮で楽しかったなと思います。
現在の状況
現在のライナフの社員数は当時の2倍くらいに増え、カスタマーサクセスのメンバーは私含め5名に増えました。なんと5倍です!笑
業務に関しても攻めるCS、守るCSと明確にタスクの切り分けを行うことで
サポート側のきちんとしたフローやヘルプセンターの構築を行いつつ、アップセル・クロスセル、そしてコミュニティの立ち上げといったサクセス側も一歩一歩形にしていっています。
まだまだ構築や改善すべきことは多いのですが、それでも3年前に比べるとカスタマーサクセス課として組織になったなとしみじみ思います。
そんな中で、私自身について振り返った時の1番の変化は、風通しの良さに甘えてなのか、社内での発言力がいつの間にか上がっていて、どんどん発信するようになっていったように思います。そして、あんなにやりたくなかったマネジメントも、メンバーに恵まれたこともあり、わりと楽しみながらできています。
ライナフの会社人として
こうして入社当時と現在を比べてみると3年間、本当に濃かったなと思います。マンネリなんてする暇もないくらい目まぐるしかったなと。その中にはもちろん、自己成長に悩んだり会社の方針に対して疑問に感じてしまったりと、辛い時期もありましたが、総じて考えたときにライナフで働くことが好きだなって思っています。
たぶん、そう思えるのは壁にぶち当たったときに、相談や意見のぶつけ合いに気が済むまでとことん付き合ってくれる優しく熱い人が多い社風のおかげかなと思っています。
ちなみに、ライナフでは昨年から広報担当の伊勢や管理部、有志が中心になってライナフでEnoughな行動をした人を称える「7つのEnough大賞」というイベントがあるのですが、ありがたいことに初代大賞に選んでいただきました。
今後も同じようにライナフを好きになってくれて、気が付いたらライナフの「会社人」として染まっている様な仲間が増えたら益々楽しくなるなと思っています。そして、ライナフがより三方良しな会社になっていくことに寄与できるよう、私自身今後も頑張っていきたいです。
結論、ライナフの「会社人」になりたいかどうか以前に、いつの間にかばっちりライナフの「会社人」として染まっていたみたいです。そもそも「会社人」なんてなりたいと思ってなるものではなく、しっかり向き合って仕事をしていれば気づいたらなっているものなのかもしれないですね。