こんにちは、山野です。
先日、PL-200:Microsoft Power Platform 業務コンサルタント(以下PL-200)を受験してきたので、その合格体験記を書きたいと思います!
◆試験の概要
Microsoft Power Platformの資格試験は執筆時点で計6個あり、
それぞれの試験で要求される内容が異なります。
前回の記事で書いたPL-900 : Microsoft Power Platform Fundamentalsは
Power Platformの概要について問われる試験で、難易度としては初級でした。
今回受けたのは難易度が1つ上がり、中級の試験です。
内容としてはざっくりいうと、Power Apps/Power Automate/Dataverseなどの
特定のサービスについての幅広い知識と、それらの適切な運用方法について問われます。
詳しく知りたい方は、こちらのMicrosoft公式の案内をご覧ください。
◆試験対策
PL系の試験で大変なのは、とにかく情報が少ないことです。
特にPL-200に関しては受験者数が少ないのか合格体験記や試験の情報が少なく、
試験対策本などの書籍もありません…😭
手探りで学習する中、これでいいのかと迷子になることも多々ありましたが、
これは有用だ!と感じたものもあるので、ここで紹介します。
〇使用教材
MSlearnの学習ガイド
こちらでまず試験範囲を確認し、大枠をつかみます。
先ほどの試験の案内以外とは異なるサイトであることに注意が必要です。
mstepオンラインの無料受験対策セミナー
試験で問われる内容を詳しく説明しているMicrosoft公式のセミナー動画です。
練習問題も載っており、本番でも似た問題が出題されるので非常に有用です。
私はこのセミナーがあることを知らずに学習しており
試験の2日前くらいに発見して泣きました😢
これから受験する方にはぜひ先にこちらをやることをお勧めします!
Microsoft公式のプラクティス評価
Microsoft公式の問題集です。やるたびに少しずつ問題が変わるので
3周くらいして問題の雰囲気をつかみました。
こちらのMicrosoft公式の案内の、以下の場所よりアクセスできます。
Udemyの講座(有料)
問題集です。全文英語ですが、Google翻訳にかけながら進めました。
時間がかかるので全部はできませんでしたが
実際の試験でも似た問題が出題されたので、やっておいてよかったと思います。
上記で学習を進めながら
で知識を補填していきました。
Microsoftのドキュメントなどの文章はAIで翻訳かけているのか非常にわかりづらいため
ChatGPTを活用し理解していきました。
〇実機操作
座学だけではイメージしづらいため、実機操作も交えて勉強していました。
Power AppsやPower Automateを触るだけなら
Power Apps開発者プランというものがあり、無期限かつ無料で使用できるのでぜひ使ってみてください!
但し使用時の注意事項として、Microsoftの組織アカウントが必要です。
〇全体の勉強時間
私はPower AppsやPower Automateをほとんど使ったことがない状態からスタートしているため
イメージがしづらく結構時間がかかりました。
全体としては160時間ほど勉強したと思います。
◆結果
711/1000でぎりぎり合格しました!!🎉
合格ラインは700点のため、ギリギリです…
正直だめだと思っていたので、よかったです。。 。!😊
◆実際の試験について
試験時間は140分で約40問出題されました。
試験は3つのセクションに分かれており、
- シナリオテスト
- 選択問題
- はい/いいえの2択問題
という構成でした。
シナリオテストは1つの長いシナリオが出題され、それに関する問題が3割程
選択問題は短いシナリオについて、どの選択が適切かを問われる問題が5割程
最後は2択問題ですが、ここでは回答して次の問題に進むと戻れませんので注意です⚠️
全体を通して問題の文章量が多く時間が足りなくなるので
選択肢からおおよそあたりを付けてから解き始めた方が良いと思いました。
試験の対策がしづらいので大変ですが、Power Platformの知識が深まりますし
既に業務でPower Platformを使用している人でも知識を確認できるため、ぜひ挑戦してみてください!
以上、読んでいただきありがとうございました!