今回は、元某アイドル事務所所属、元すき家マネージャーとして16店舗を束ね、現場の最前線で最速出世を果たし、数々の難しい店舗を立て直してきた清水さん(26歳)にインタビューしました!
本記事では、
・すき家時代のマネジメントや立て直しエピソード
・40社を受けた中で、なぜLimeを選び、新たな環境で挑戦を始めたのか
・現場経験を活かして、どのように業務改善に取り組んでいるのか
・某アイドル事務所という異色の経験がどのように今に繋がっているか
といった古林さんのキャリアと熱い想いに迫ります。
「すき家のマネージャーとして最速出世」
Q、すき家に入社したきっかけ、経験を教えてください!
清水:グローバルに店舗展開している点に惹かれて、ゼンショーホールディングスに新卒で入社し、すき家に配属されました。
ゼンショーは「すき家」や「なか卯」など多くのブランドを展開し、外食業界売上高日本一を誇る、国内最大級の外食企業です。
現場に入ってからは、とにかく負けず嫌いな性格を発揮して、牛丼を作るスピードで1位を取ったり、店舗の入客数でトップになったりと、数字にこだわって結果を出してきました。
その積み重ねが評価されて、同期120〜130人の中でも最速で昇格し、16店舗のマネジメントを任されることになったんです。
土海: すごいですね!かなりの抜擢じゃないですか。
清水: 正直、プレッシャーはすごかったです。でも、「任せてもらえるならやってやろう」と思えたのは、自分が負けず嫌いだからかもしれません(笑)。
普通ならまず店長を経験してからマネージャーに上がるのが一般的なんですが、僕の場合は上司が早く辞めてしまって、「お前、できそうだからやってみろ!」と言われて。
本当に右も左も分からない状態でしたが、「ここでやらなきゃ成長はない」と思って、ひたすら行動しました。
Q、どのように店舗管理をされていたんですか?
清水:16店舗中、店長がいたのは4店舗だけだったので、残りは自分が中心となって管理していました。
24時間営業のなかで、採用、シフト、売上管理、クレーム対応まで、すべてに関わりました。自分が見ている店舗全体で、年商12億を目標に、毎日が挑戦の連続でしたね。
「全部自分の責任で動かす」っていう感覚は、すき家時代に徹底的に鍛えられましたね。
Q.すき家に関する最近のニュースについて、どう感じていますか?
清水: 正直、大きな驚きはなかったです。飲食業界ではどこでも起こり得る話だと思っていますし、たまたますき家だっただけだと感じています。
現場の大変さは身をもって知っているので、ニュースを見ると、負担が増えてしまうスタッフの苦労を思ってしまいます。
この経験を乗り越えて、上辺だけの問題解決ではなく、仕組みやマネジメントからどう改善していけるかが重要になると思います。
「すき家の立て直し屋—仮説を立てて、現場を動かす」
Q、“立て直し屋”と呼ばれてたって本当ですか?
清水:はい(笑)。配属される店舗や地域には、いつも何かしらの課題がありました。
でも、僕はそういう“荒れた現場”の方が燃えるタイプで、「どうやったら改善できるか?」を考えるのが楽しかったんです。
Q、具体的にはどんな仮説を立ててたんですか?
清水:例えば、石川県に異動が決まったときは、異動前から調査をしていました。
石川は就業人口は多いのに、すき家の各店舗では人材不足が深刻だったんです。
調べてみると、アルバイトの場合、県外から来た就業者が多く、地元の人は快晴日数が少ない影響で、外に出ることが少ない……と。
「これは大学生や主婦のリファラル層をターゲットにした採用戦略を取るべきだ」と考え、実際に大学周辺に求人広告を出したり、主婦向けの紹介シートを作ったり、地域に合った採用方法を実行しました。
Q、かなり現場に合わせた工夫をされたんですね!
清水:はい。まずは「人を集めないと何もできない」と思っていたので、徹底的に人材確保から始めました。人が集まってくると、ようやく“次の手”を考える余裕が生まれてくる。
例えば、深夜営業を休止している店舗があれば、それを再開できるかどうか、シフト状況を見ながら検討する。あるいは、イベントがある日は、その周辺店舗に追加人員を配置して、売上を最大化する戦略を考える。
外販(お弁当販売)を仕掛けたり、店舗の清掃レベルを上げてCS(顧客満足度)を向上させたり——。
人材を確保できたあとは、「今あるリソースで、どこまでできるか?」を考えるのが面白かったですね。
常に“何かできることはないか?”と頭をフル回転させてました。
土海:立て直しの“型”があるんですね。
清水:最初から全部やろうとするとパンクするので、優先順位をつけて、まずは「人」。
人が揃ったら、「売上」と「満足度」。これを繰り返し考えながら、改善していくんです。
「自分の意見がダイレクトで施策に」
Q. なぜ転職しようと思ったのですか?
清水: すき家での仕事はやりがいがあり、多くのことを学びました。でも、業務に追われる中で「仕組みから改善すれば、もっと現場を楽にできるんじゃないか」と思うようになったんです。
マネージャーとして裁量も増えましたが、会社の規模が大きく、自分が会社に与える影響には限界がありました。もっと自分の意見がダイレクトに反映される環境で挑戦したいと考えるようになりました。
Q. そこからLimeに出会ったんですね。
清水: はい。実は40社くらい選考を受けていて、大手からベンチャーまでさまざまな企業を探していました。安定か、挑戦か。何十社と面接を受けながら、自分の中でその問いと何度も向き合っていました。Limeからスカウトが来たとき、その迷いが一気に吹き飛んだ感じがあったんです。「若い人が主体で、挑戦を応援する会社」まさに求めていた環境でした。美容業界は未経験でしたが、「どんな業界でも仕組みは良くできる。むしろ柔軟な発想で貢献できる」と感じ、Limeへの転職を決めました。
エステ事業部の飲み会の様子です!
「新たな分野に挑戦—SVから業務改善、データ分析」
Q.Limeではどんな業務を?
清水:今はSV(スーパーバイザー)としてサロンの運営管理をしながら、業務改善や仕組みづくりにも取り組んでいます。具体的には、
・各店舗の売上やスタッフの稼働データの分析
・Excelでの業務効率化ツールづくり
・再来率や単価アップのための施策立案
・店舗拡大に向けたオペレーションの再構築
…などなど、かなり幅広くやらせてもらっています。
現場の動きと経営的な視点、両方をつなぐ“ハブ”のような立ち位置ですね。
Q.データ分析はすき家時代からやってましたか?
古林:すき家時代も数字は見てましたけど、感覚的に「こういう日は客数多いな」「あの時間帯弱いな」って現場目線で見てた感じです。
Limeに来てからは、数字の「裏側」にある原因を突き詰めるようになりました。
例えば、売上が下がった→「客数?単価?再来率?」って分解して、じゃあ何を変えれば改善できるのかを考える。ちゃんと“仮説を立てて、検証して、再現する”っていう流れがあるのが面白いんです。
データが「動きの理由」を教えてくれる感覚ですね。
「知的好奇心が原動力に」
Q、古林さんのモチベーションって何ですか?
古林: 新しいことを知ることですね。
高校時代、バイクの免許をとったのがきっかけですね。いろんな場所を旅して、「この県ではこんな建物が多いんだ」とか「広告の出し方が違うな」とか、そんな違いを見つけるのが楽しかったんです。 そういう“ちょっとした差”を拾う癖が、今の業務でも活きていてます。
美容サロンのメニューの打ち出しや集客の設計、価格のつけ方を見ながら「この意図は再来率向上?それとも新規獲得?」といった仮説を立ててみたり、売上と結びつけて読み解くことが、単純に面白いんですよね。
Q、美容業界についても、勉強されたんですよね?
古林: はい。完全に未経験でしたが、美容検定を取ろうと思って、まずは本を買って勉強しました。
興味がある・ないに関わらず、「知っておくとどこかで役立つ」というのが僕の考え方です。 美容の専門用語や商材の違い、集客の流れなどを理解することで、現場への提案の質も変わってきますし、「知らないから分からない」では終わらせたくなかったんです。
今は、美容業界そのものが面白くなってきましたね。 定量データと定性感覚が交差する業界なので、「仕組み」と「人」のバランスをどう取るかが常に求められる。だからこそ、自分の知的好奇心が自然と動かされるし、向き合いがいがあると思っています。
今でも趣味のツーリングのバイクの写真です!
「某アイドル事務所での経験が自分の軸に」
Q、学生時代には珍しい経験もされてたとか?
古林: 実は中学生の頃、某男性アイドル事務所に所属していました。ありがたいことに、海外に仕事で行ったり、前線で活動させてもらったりもしました。同期には、今も活躍している人が何人もいます。今考えるととても貴重な経験だったと思います。
ただ、特別扱いされることや、名前だけで評価されることに違和感を覚えて、「肩書きではなく、自分の実力を見てほしい」という思いが強くなり退所しました。周囲からは羨ましがられるけど、内心では“本当の自分”を見てもらえていない感覚がありました。この経験が、今でも「どんな環境でも実力勝負で生きていきたい」という自分の軸につながっています。
「考えるよりもまず行動」
Q、最後に、Limeに興味がある人へメッセージを!
古林: 「やってみなきゃわからない!」——これが僕のスタンスです。1年前、自分がエステ事業に関わってるなんて思ってなかったし、大手に行くつもりだったのに今はLimeにいる。2〜3ヶ月先のことすらわからない。
だからこそ、目標や計画を立てるよりも、目の前のことを全力でやった方が成長できると思ってます。そういうスタンスだから、Limeに入っても特にギャップは感じなかったですね。「どうなるかわからない未来を考えるより、今を一生懸命やろう」って思ってます。
Limeは、そうやって挑戦する人を本気で応援してくれる会社です。しっかり考えてから動くのもいいけど、「まずはやってみたい」「目の前のことに全力で取り組みたい」って思える人なら、きっと楽しめると思いますよ。