「アニメがきっかけで日本へ」2度の不合格を乗り越えたスマンさんが語る仕事のやりがいとは?【社員インタビューVol.11】
こんにちは!リフトのタニアです。
前回に続き、社員インタビュー第11弾!募集部で活躍するマハルジャン・スマンさんをご紹介します。
アニメをきっかけに日本語を学び、異国の地で挑戦を続けるスマンさん。彼の経験や仕事への想いについて、じっくりお話を伺いました。
プロフィール マハルジャン・スマン
ネパール出身。リフト株式会社の募集部に所属。趣味は新しい場所 を訪れることとアニメ鑑賞。
自己紹介をお願いします。
初めまして。マハルジャン・スマンです。
ネパール出身で、現在リフト株式会社の募集部で働いています。趣味は旅行とアニメ鑑賞。
休みの日はアニメに没頭して、つい奥さんの話を聞き逃してしまい、怒られることもしばしばです。(笑)
日本に来た理由は?
日本に興味を持ったきっかけは、子供の頃から大好きだったアニメです。
キャラクターたちが話す日本語を理解したいと思い、日本語の勉強を始めました。大学ではより本格的に学びたいという気持ちが強まり、日本語学校への入学を決意。しかし、留学には費用がかかるため、日本へ行くことは難しいと考えていました。
そんな時、「日本で新聞配達をしながら日本語を学べる奨学金制度」の存在を知り、これこそ自分にとっての大きなチャンスだと思いました。挑戦を決意し、試験と面接に挑みましたが、最初の2回は不合格。それでも諦めずに努力を重ね、3回目の挑戦でようやく合格し、日本行きの夢を叶えることができました。日本での生活は決して楽なものではありませんでしたが、新しい出会いと経験を通して成長できたと実感しています。
「日本に来て本当に良かった」と心から思っています。
仕事でやりがいを感じる瞬間は?
海外で働くことは簡単ではありません。私自身も様々な仕事を経験してきたので、不安を抱える気持ちはよく分かります。だからこそ、特定技能で働く人材が安心して日本で働けるよう、最適な仕事を紹介することを心がけています。
彼らが新しい環境に順応し、充実した仕事をしているのを見ると、とても嬉しくなります。
特に、「この仕事を紹介してもらえて本当に助かった」「家族を支えられるようになった」と感謝の言葉をもらった時には、自分の仕事が誰かの人生に貢献できていることを実感します。そして、紹介した人材が友人を連れてきて「この人なら信頼できる」と言ってくれることもあり、それがさらにやりがいにつながっています。
今までに一番印象に残っている仕事は?
これまで様々な業務に携わってきましたが、一番印象に残っているのは、Sharat Singh Bhandari (サラト・シング・バンダリ) ネパール国労働・雇用・社会保障省担当大臣が来日した際に通訳を担当したことです。
当初はセミナーの運営を手伝うだけの予定でしたが、急遽通訳を依頼され、驚きと緊張でいっぱいでした。大臣の発言を正確に伝える責任を感じながらも、何とか無事に役目を果たすことができました。終了後に「とても助かった」と感謝の言葉をいただき、自分のスキルを活かすことができたことに大きな達成感を感じました。
自己成長のために心がけていることは?
目標を達成するために、常に課題を見つけ、それに対する対策を立てることを意識しています。目標を達成できないということは、私がより良いサポートを提供できていないということ。だからこそ、自分のスキルを磨き、より多くの人に貢献できるよう努力を続けています。
リフトで働くことを決めた理由は?
リフト株式会社を紹介してくれたのは北さんです。
北さんと富沢さんは前職の同僚で、二人とも退職後にリフトに入社しました。「本当に良い会社で、社長も優しい」と聞いて興味を持ち、面接を受けました。
内定をもらった際、社長と木下さんがわざわざ前職の職場近くまで直接来てくれて、オファーを出してくれたことがとても印象に残っています。社長自ら会いに来てくれたことに驚きましたし、「こんなに優しい人たちがいる会社で働きたい」と強く思いました。
リフトに入ってよかったことは?
リフトに入ってよかったと感じる一番の理由は、人間関係の良さです。
いつも支えてくれるチームメンバーがいて、上司も優しく、安心して働くことができます。
時には仕事中に冗談を言い合い、和やかな雰囲気で楽しく働ける環境が整っています。
もちろん、仕事なので時には厳しいことや大変なこともあります。しかし、それを乗り越えることで成長できる環境があると感じています。そして何より、お菓子の差し入れが多いのも嬉しいポイントです。(笑) 美味しいものを食べながら、リラックスして仕事ができる環境は最高ですね!
これからの目標は?
仕事の目標としては、ネパールから来た人材をもっと増やし、彼らに良い仕事を紹介できるようになりたいと考えています。個人的な目標は、スマホを見すぎる癖を直し、本を読む習慣を身につけること。特に、自分の成長につながる本をたくさん読んでいきたいと思っています。
ただ、正直に言うと、スマホを手放すのは難しいですね。(笑) 気づいたらYouTubeやSNSをスクロールしてしまっているので、まずは「本を読むふり」から始めようと思います!
(冗談です、ちゃんと頑張ります!)
リフトでの仕事を通じて多くの挑戦を続けるスマンさん。今後のさらなる活躍が楽しみですね!