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本当の意味で豊かな国になっていくため。グローバルではない超普通の日本人から見た「外国人雇用」【社員インタビューVol.5】

こんにちは!リフトのタニアです。

前回に続き、社員インタビュー第5弾!今回は山田ゆりか(やまだ・ゆりか)さんをご紹介いたします。

女性管理職であり、行政書士の資格を持っている山田さん。彼女が思う外国人雇用についてや仕事をやる上で大切にしていることとは?話を聞くことが出来たので、是非最後までご覧ください。

プロフィール  山田ゆりか(やまだ・ゆりか)
北海道出身。5年ほど士業の事務所で法務局や裁判所への申請書類作成を経験した後に、行政書士の資格を取り、2019年より、リフト株式会社に入社。趣味は海外の歴史系のドラマや映画鑑賞と読書。

自己紹介をお願いします。

初めまして、山田と申します。

学生時代は、世界史が好きだったので、海外の歴史系のドラマや映画をよく見ますし、本もよく読みます。各国の文化や料理などにも興味がありました。特に韓国料理と四川料理が大好きです!

入社前には、5年ほど士業の事務所で、法務局や裁判所への申請書類作成を経験しました。30歳になるタイミングで何か資格を取ろうかなと思い、行政書士試験を受け、合格することができました。

ーーー沢山の資格がある中、どうして行政書士試験を受けようと思ったのですか?

そうですね、特に理由はなくて。(笑) 資格マニアみたいになっていた時期があって、簡単な資格を色々取っていたんです。国家資格はまだ取ったことがなかったので、若干難しめな資格にチャレンジしてみようと思い行政書士の資格を取りました。不動産業界の資格をいくつか持っていたので、最初は不動産関係の仕事に就くつもりでした。ですが、今までと違うことをやるのも面白いんじゃないかと思い、今に至ります!

なぜリフトへの入社を決断されたのですか?

外国人関係の業務を選んだのは、ただ単純に面白そうだと思ったからです。

でも、留学経験もないですし、語学も別に得意というわけでもなく、飛行機や船が苦手なので海外旅行にも行ったこともありませんでした。(笑)

採用面接では、代表の杉村さんと話をしました。地元の話だったり趣味の話だったり、取り留めない話をした記憶しかありません。今まで会社のトップに恵まれないで生活を送ってきたので、「面白そう、この人の会社で働きたい」と思ったのは覚えています。

ーーー転職先を決める上で、一番大事にしていること

私の性格もあるかもしれないけど、先のためにならない、単純作業っていうのが嫌で。
次に繋がる、役に立つようなことをしたいと思ってて。何か自分の武器になるものを得られるような会社で働くことを1番大事にしています。

仕事に対する思いや、心がけていること

人に何かを言われた時に、一旦考えてから話を返すようにしています。

以前会社でリーダー研修を受けた時、コンサルタントの先生が言っていたのですが

「人の価値観に良い悪いはなくて、人それぞれの価値観があるからこそ否定をしてはいけない」。

例えば、仕事をする中での最低限のレベルは結構人によって違うので、自分と最低限のレベルが違うからと言って怒るのではなく理解をして、どうしてもやってほしい仕事がある時は的確に指示するようにしています。

ーーー仕事をしていて、大変だなと思うことはありますか?

今年は、すごい変化が大きい1年でした。 結婚をしたこととリーダーに昇格したことです。 今までは実務を行っていたのですが、管理を行うようになりました。人に教えるということが、あまり得意じゃなかったので最初は大変でしたね。

ーーー業務をしていると、責任感を持ってしまうと思うのですが、不安に思うことはありますか?

最初はわからないことも多かったので、ちょっとした失敗から大きな失敗まで経験したことがあります。でもそういう時、代表の杉村さんがいつも一緒に責任や対応をしてくれました。「一緒に謝りに行くよ!」と、杉村さんはそういう人なので結構安心感があります。

ーーー仕事を通して気付いたこと

私は日本に生まれ育ち、裕福ではなくとも食べるものに困ったことはないですし、好きな仕事を選んで働き生きてきました。

明日から突然、外科医をやります!とかパイロットになります!というのは無理ですが、基本的には自分の能力や資格に見合った仕事ならなんでもできます。足りない部分があれば、自分で勉強することもできます。

しかし、それが当たり前ではないのだと気付かされました。

日本人と結婚したり、永住者になったりすれば別ですが、いわゆる「就労系の在留資格」で働く方たちには、就労制限があります。この仕事をするまで何も知りませんでした。一言で説明するのは難しいのですが、それぞれの在留資格でできる仕事に違いがあります。またその在留資格を得るためにも、学歴や経験などの要件があります。

以前、アパレル系の会社に就職したベトナム人女性に会う機会がありました。始めは留学生として来日したそうです。現在、通訳やウェブデザインの仕事をしています。明るくておしゃべりな方で、会社の同僚の話や、撮影で見たモデルの話、今社内で任されている仕事の話など…本当に楽しそうに話してくれました。よく考え行動し、人一倍努力して内定を得たのだと思います。実際に彼女はとても優秀な方でした。

しかしそれと同時に「運が良い人だな」と思ってしまったのです。やりたい仕事に巡り合えるか、そして内定をもらえるかどうかというのは、日本人でも能力、運やタイミングによるところもあると思います。

ですが外国人留学生の場合、それだけの問題ではないので、そういった方たちの役に立つことができるよう日々勤めています。

リフトはどんな会社ですか?

外国人関係の業務なので、もちろん社員にも外国人が多数います。また、ベンチャー企業でもあるので、日本人社員でも様々な経験をしてきた方が多いです。

違うことがたくさんあるのが当たり前なので、国籍や言語の違いで差別することはありません。逆に外国人だからできなくてもいいか、というのもありません。

違いを認めた上で、お互いに理解し合い、自然にフォローし合える環境だと思います。

私自身、自分と価値観やバックグラウンドが違う人に対して身構えることがなくなりましたし、「こうあるべきだ」と自分の考えを相手に押し付けることもなくなったと思います。

他には社内メディアの動画に出てみたり、記事の監修をしたり、候補者向けのセミナーにも参加しました。人前に出るのはあまり得意ではないのですが、良い経験にはなりました。なんでもやってみよう!という社風なので、挑戦しやすい環境だと思います。

これからの目標

業務についての目標でいうと、仕事はうまくいっているのですが、部署をもっと効率化してメンバーがもっと働きやすい環境を作るのが今の目標です。プライベートの目標でいうと、子育てと仕事をうまくバランスをとって両立させたいですね。

あとは、日本人の私たちがクリアしなければならない問題に加えて、考えなければならないことがあります。在留資格を変更できるかどうか。またそもそも日本語力によっては採用の枠自体が少ない。外国人というだけで採用しないという企業もまだたくさんあります。日本人で足りているなら、わざわざ言葉や文化の違う方を雇う必要はないからです。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。日本ではこれからさらに人口が減少していきます。労働者人口がどんどん減っていきます。国籍にこだわっていたら人手不足になってしまいます。業界によってはもう既にそうなっています。

私の当面の目標は、

できるだけ多くの企業に対して外国人採用・雇用のサポートをし、外国人を雇いたい!
という企業を増やしていくこと。外国人雇用を当たり前にすることだと考えています。

日本人だけではなく、外国人も幸せを感じ、お金のためだけではなく、日本が好きだから日本で働きたい、日本に住みたい。そう思う人が増えることで、本当の意味で豊かな国になっていくのではないかと思います。



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