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オンラインサッカーゲーム「FIFA e-World Cup」の優勝者、入社して1年でリーダーに昇格。常に成長と向き合い続けた彼の「仕事」に対する思いとは【社員インタビューVol.4】

こんにちは!リフトのタニアです。

前回に続き、社員インタビュー第4弾!今回はカスタマーサクセス事業部リーダー、PHANICH A PHICHAI PONRAKRIT(パニス アピチャイポンラキット)さんをご紹介いたします。

入社1年目にしてリーダー職に昇格するに至った経緯や今後の目標について語ってもらいました!

プロフィール PHANICH A PHICHAI PONRAKRIT(パニス アピチャイポンラキット)
タイ出身。1994年4月13日生まれ。2016年初来日。2022年6月より、リフト株式会社に入社。入社以来、カスタマーサクセス事業部に所属している。2023年6月より、リーダーに就任。趣味は読書とゲーム。

自己紹介をお願いします。

初めまして。タイ出身のパ二ス アピチャイポンラキットと申します!

私は2016年、日本でボランティア活動を行うため初めて来日しました。もともと日本には興味があったので、良い経験になると思い1年間活動に参加をしていました。日本語が全く分からない状態での参加だったので、その頃はすごく大変でした。ボランティア活動中は、募金活動や、老人ホームへの訪問に行ったりしていました。実は私、小さい頃から両親に良く怒られていたくらい言うことを聞かない子でした。(笑) 物心がついてからも、何の目的もなく中途半端に生きていました。今思うと、きっとそれは何不自由なく生活できることが当たり前になりすぎていて、生活に困っている方や、必死に生きようとしている方たちの気持ちがわかっていなかったし、わかろうと思うきっかけもなかったからだと思います。ですが、ボランティア活動をしていることで何不自由なく生活できている自分はどれだけ恵まれているのかに気付き、こんなにも大変な思いをしている方が世の中にいることを知り、考え方がすごく変わったんです。ボランティア活動を通して、人としてすごく成長できたと思うので、私にとってあの1年間はすごく貴重な時間でした。

1年間のボランティア活動を終えた後、ボランティア活動中に独学で勉強した日本語で日本語検定試験を受け、3級を取りました。その後、ボランティア活動も終えたのでタイに帰国しました。

日本語検定試験3級を取ってからタイに戻った後、私が思ったことは

「日本は自分が変わったきっかけの国、そして日本語検定試験も3級を取れた。このままタイでの生活に戻ったらもったいないのではないか?」でした。

ですが、その後私はすぐに日本に行かず日本語能力をより高めてから日本に行こうと思い独学で日本語の勉強を頑張りました。勉強の甲斐もあり日本語検定試験2級に合格し、その後日本語検定試験1級を取るため日本に1年間留学に来ました。1年後、無事試験を終えて日本語検定試験1級を取ることが出来ました。

ーーーボランティア活動に参加したことによって生き方がすごく変わったんですね。努力家なんですね。日本語検定試験以外に努力したことは何かありますか?

サッカーゲームですかね。(笑) 実は私大学生の頃「FIFA e-World Cup」というオンラインサッカーゲームの世界大会に出場し、優勝した経験があります。なので、サッカーゲームは死ぬほどやってましたね。(笑)

その大会に出場したきっかけは、スポンサー会社から連絡がきたことでした。趣味としてしかやっていませんでしたが、せっかくの良いチャンスだと思い参加することを決めました。小さな大会から大きな大会、その頃は数多くの大会に出場していました。もちろん最初からうまくいっていたわけではなく、何度も大会で敗北してきました。ですが、たくさん負けたこと、失敗した経験があって成長することが出来たので、予選を勝ち抜いて世界大会に出場することが出来ました。自分の母国、タイ代表としてして選考されて、 中国とドイツの世界大会に出場致しました。ドイツでの大会では、悔しいことに勝つことはできなかったのですが、中国の世界大会で優勝することが出来ました。

すごいですね。ゲームの世界大会で優勝できるほどの能力を持っていても、プロゲーマーになろうとは思わなかったのですか?プロゲーマーとしてではなく、正社員として働くことを決めたきっかけなどはありますか?

まず前提として、私は日本に住みたかったのですが、日本ではまだプロゲーマーという職業にあまり理解がなく受け入れられていないので日本に住むための在留資格・就労ビザを取れないんです。どうしても日本にいたい、日本に住みたいと思っていたので、正社員として日本で働いてビザを取るしかないと思ったからですね。それに、私はもともと小さい頃の夢が通訳をすることでした。小さい頃はタイ語と英語の通訳をする人になりたいなと思っていたのですが、まさかのタイ語と日本語を使う仕事に就くとは思ってもいませんでした。(笑) でも通訳をするという小さい頃からの夢は叶ったので満足はしています。

リフトで働くことを決めた理由

仕事内容ですかね、通訳や、人材・企業様のサポートをする仕事をしたかったので自分に合ってると思いました。あとはアットホームな雰囲気な会社だったからです、正直同じ業界の会社は数多くあったのですが、リフトで面接をしている時に初めて社長に会い、「こんな優しい社長会ったと会ったことがない」と衝撃を受けたからですね。あと一番の理由は、リフトでは自分なりに行動できる会社だからです。言い方を変えると、リフトは多様な働き方ができる会社です。前職でも同じ仕事をしていたのですが、その頃は日本人の同僚や先輩の言うことだけを聞いて、訪問も一緒について行って、ただ通訳として働いていました。自分が同行しても、訪問しても何も決められないし、何も決めることがない。それを決めるのは私の仕事ではなく、日本人の社員の仕事だったからです。私はただ、「指示されたことをやる」だけですごく退屈に思っていました。自分は企業様や人材をサポートする仕事がしたかったので、自分には合ってないなと思っていました。

ですが、リフトでは自分のペースで自分なりに行動が出来ますし、自分でどう対応するかどうサポートするかなど、指示されることなく自分で決めることが出来るので、お客様相手や、人材、企業様に自分の知識や自分がお客様に対してできることなどをアピールできるので、すごくやりがいを感じながら働けて、成長もできます。

現在の仕事内容

現在はカスタマーサクセス事業のチームリーダーとして従事しています。カスタマーサクセス事業の主な仕事内容は、外国人特定技能労働者管理、書類作成、支援先顧客の管理業務などです。出入国管理局に対する在留資格「特定技能」の顧客の書類収集、定期的な特定技能労働者の面談とクライアントとの面談や外国人特定技能労働者の管理と生活面のサポートをしています。

ーーーなるほど。カスタマーサクセス部で働いていると沢山の外国人労働者の方と関わる機会が多いと思うのですが、一番印象的な出来事や大変だった出来事などはありますか?

そうですね、自分の中で一番印象的で大変だった出来事でいうとパーティー大怪我事件です。(笑)

ーーーパーティー大怪我事件!?

はい。(笑) ある会社の特定技能の人材が一緒に生活している共同宿舎で、同じ国の友人を集めてパーティーを行っていたことがありました。そこで隣のアパートに住んでいる全然知らない別の国籍の外国人労働者2人が酔っ払いながらパーティーをしていた部屋に乗り込んできて、お互いに喧嘩をして大怪我をしてしまったという事件がありました。もちろんそういったことにはならないよう、パーティーなどを共同宿舎ですることは禁止と指導をしていたのですが… 大怪我を負ってしまったことで、入院や治療のため休業することになり企業様にご迷惑をおかけしてしまったのですごく大変でした。その事件後、こういったことがまた起こらないよう、禁止事項や禁止されている理由をより丁寧に詳しく、何度も外国人材に伝えるようにしています。大変な事件でしたが、大変な経験も成長のために必要なことだと思っています。

仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様に感謝をされた時です。カスタマーサクセス事業とは人のためになる仕事なので、ダイレクトに「ありがとう」「助かっているよ」などの言葉を頂けます。人のためになると感じやすい仕事なので、誇りをもって仕事ができますね。人から直接感謝の言葉を掛けて頂けたり、人の成長を見守ることが出来るので、すごくやりがいを感じます。

自己成長のために心がけていることは?

カスタマーサクセス事業部のチームリーダーとして、もっとこの仕事についての知識や日本語能力を深めることです。今年の6月からチームリーダーになったのですが、正直最初は不安な気持ちでいっぱいでした。ですが、後輩社員にわからないことを聞かれた時、即答で丁寧な日本語で詳しく説明できるようになりたいと思ったので、日本語能力や仕事についての知識を深めるための勉強を心がけています。

Liftに入ってよかったこと

先ほど言ったように、多様な働き方ができる会社なので全員が能力を最大限発揮できるような職場です。会社の雰囲気もすごくアットホームで、困っている時にメンバーの皆さんが親身に話を聞いてくれるのですごく居心地がいいです。社長は忙しいのにもかかわらず、「お昼一緒に行こう」とメンバーみんなに声をかけてくれます。今までの自分の中での「社長」という存在はあまり会う機会のない方、打ち合わせや相談をするときはアポを取ってからなど、気軽にお話をすることが難しい存在でした。ですが、リフトの杉村社長は、社長室をノックして忙しくなければいつでも相談を聞いてくれますし、仕事で困ったことにアドバイスもくれます。失敗をしたときも怒らず、次回は失敗しないよう優しくアドバイスをくださって、次回また挑戦するチャンスも与えて頂けました。すごくかっこいいなといつも思っています。

ーーー社長を大好きなのがすごく伝わりました。(笑)

そうですね。(笑) なので日本で働くことを決めてから、働く会社をリフトに決めて良かったなと思っています。

これからの目標

日本語の壁を無くすことです!私は日本人ではないので、発音や言葉が日本人の企業様やリフトの日本人メンバーに伝わらない時があるんですね。もっとちゃんと自分の日本語を理解して頂けるよう、日本語のニュアンス言葉などの知識を深めていきたいです。

プライベートの目標でいうと、近い未来ではなく遠い未来の話にはなりますが自分の会社・組合を立ち上げたいと思っています。リフトのような人材と企業をつなげる会社をいつか作って、自分が管理する立場に立ってみたいです。


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