みなさん、こんにちは。LIDDELL(リデル)採用担当です。
「セットログ、オフィスで撮ってもいいですか?」
セットログ(setlog)は、1時間ごとに2秒の動画を撮って、その日1日をひとつのVlogに自動でまとめてくれるアプリです。Z世代を中心に広がっていて、リデルでもいつのまにか、何人かが日常を撮りはじめていました。
SNSを仕事にしている会社です。新しいアプリが出てくれば、まず自分たちで触ってみる。COOの萩原も、メンバーのセットログを見ながら面白そうだと思って、自分でも撮っていたと話していました。
■ 第一声が、私たちらしかった
先日の全社定例で、その萩原から「SNS情報発信ガイドライン」が共有されました。新しい遊びが社内に入ってきたこのタイミングで、判断の物差しをそろえておこう、という趣旨です。
発信の量を減らすための話ではありません。メンバーの発信はプランニングのヒントにもなります。だから基本のスタンスは、いまも「ガンガンやってほしい」のままです。
そのうえで、こう言いました。
「そもそも、今の投稿を止めるためのルールじゃない」
■ 大原則は、ひとつだけ
ガイドラインの中身は、驚くほどシンプルでした。大原則は「社内オンリー」。
業務でつくったものや、業務を通じて知ったことの共有は、社内まで。社内にはどんどんシェアしてほしい。社外に出すときは、事前に確認する。
理由も具体的でした。どれだけ信頼している相手の、親しい友人までの閉じた場に投げたとしても、スクリーンショットは撮られる。悪意のあるなしに関係なく、情報は動きます。
あわせて、オフィス内や業務中の撮影は原則なしにしました。冒頭のセットログも、オフィスの中では止めておく。どこにクライアントの情報や個人情報が写り込むか分からないからです。オフィスの外でも、パソコンの画面のように仕事に関わるものは映さない。
窮屈に見えるかもしれません。それでも、私たちが預かっているのは他社のブランドです。ここは緩めない、と決めました。
■ いちばん怖いのは「よかれと思って」
萩原が繰り返したのは、悪意ある投稿の話ではありませんでした。
「よかれと思って投稿してくれたものが、他の人からするとネガティブに感じられて、炎上につながる可能性は全然ある」
怖いのは、本人がまったく想定していない角度から火がつくことです。そしてSNSを預かる仕事をしている以上、その一件は自分たちの信頼だけでなく、クライアントの事業にも、隣で働く仲間の仕事にも跳ね返ります。
だからこそ、と続きました。
「僕らもSNSのプロ集団という意識を持って、守っていけるといい」
守るという言葉が、制限ではなく矜持として使われている。ここが好きなところです。
■ 禁止リストを厚くせず、「相談」を一本通した
では、迷ったときはどうするか。
たとえば、社内の総会の写真をどこまで出していいか。この手の判断は、条文には書けません。だからリデルは、禁止項目を細かく足していく方向ではなく、「投稿する前に、上長に一言」という回路を一本通しました。
判断を個人に丸投げしない。かわりに、迷いを持ち込める場所をつくる。
全社定例をミスの共有から始める私たちの進め方と、地続きの発想です。
■ ルールも「ドラフト」で出す
そして、いちばんリデルらしかったのはこの一言です。
「今のガイドラインはドラフトみたいな形で、まだ長く議論して作ったわけではないので、これってルールとしてはどうなんですかみたいなことは、ぜひ皆さんから共有もらって」
完成品を配って終わりにしない。叩き台として出して、全員で削って足す。
ルールを配る側が「これで完璧です」と言った瞬間に、ルールは他人のものになります。自分たちで直せる余白が残っているから、自分たちのものとして守れる。順番を逆にしないこと、、、地味ですが、ここが効きます。
私たちのミッションは「個人の影響力を、人々の未来のために。」です。個人の発信の力を信じている会社が、その力の扱い方を全員で決めていく。順番として、とても自然だと思っています。
■ こんな人と働きたい
・ルールを「守らされるもの」ではなく「自分たちで育てるもの」だと思える人
・チャレンジしたいからこそ、リスクの線引きを自分の頭で考えられる人
・迷ったときに、抱え込まずに一言相談できる人
リデルでは、決まりごとも現場の声で更新されていきます。だからこそ、決める側に回れます。
物差しをつくるところから一緒にやってみたい方は、まずはカジュアルにお話ししませんか。「話を聞きに行きたい」から、お気軽にどうぞ。