みなさん、こんにちは。LIDDELL(リデル)採用担当です。
「これ、どこで買うのがいいかな」
そう思ったとき、検索窓ではなくAIに聞いた。最近そんなこと、ありませんか?
比べるのも、選ぶのも、おすすめしてくれるのも、ぜんぶAI。
じゃあ、私たちが10年以上向き合ってきたSNSは、これからいらなくなるんでしょうか、、、?
6月の全社勉強会で、代表の福田がこの問いに正面から答えました。結論は、まったく逆でした。
全員が同じAIを使えば、全員が同じ答えにたどり着く
いま起きているのは、広告運用の「同質化」です。
入札も、配信も、予算配分も、クリエイティブも。かつては担当者の腕とセンスで差がついていた領域が、いまはAIによって最適化されていきます。福田の言葉を借りれば、「みんな同じAIを使っていったら、みんな同じことができちゃう」。
差がつかなくなった世界で、最後に効くのは何か。お金の量です。たくさん投じたほうが勝つ。
でも、それって私たちがやりたかったマーケティングでしょうか。
「AIが作ったデータを、AIが信頼することはない。」
福田がこの日いちばん強く言い切ったのが、この一文でした。
AIは完璧な正解を出し続けます。最高のコピー、最高のビジュアル、最高のタイミング。一方で、人間のレビューは不正解かもしれない。写真は少し傾いているし、言葉も整っていない。
でも、AIが学習して「信頼できる」と判断するのは、その不完全なほうなんです。実在する人が、実際に体験して、思わずこぼした言葉。それだけは、AIには生成できない。
だからAI時代ほど、「本当に人が語っていること」が効く。
SNSの価値は「拡散」から「信頼信号」へ
ここで、SNSの役割が反転します。
これまでSNSは「拡散する場所」でした。何万人に届いたか、何回シェアされたか。
これからのSNSは、「信頼信号」を生む場になります。AIが世界中の情報を集約して答えを出すとき、その材料として読みに行くのが、口コミ・レビュー・SNS投稿・コミュニティの会話だからです。
つまりSNSへの投資は、バズを買う費用ではなく、信頼を育てる投資に変わる。「宝くじ」から「積立投資」へ。バズれば大きい。バズらなくても、信頼は積み上がる。
ちなみに福田は、この変化をインターネットの歴史から説明していました。
1990年代、企業がホームページを持って情報が集約された。個人サイトとブログで分散した。SNSでもっと分散した。そしていま、AIがもう一度、全部を集約しようとしている。
集約して、分散して、また集約する。振り子です。
はじめての出来事ではなく、何度も繰り返されてきたリズムの、次の一往復。そう捉えると、少し落ち着いて向き合えます。
私たちの答えは、「2軸で設計する」
では、リデルはどう動くのか。答えはシンプルで、AIとSNSを別々の施策として扱うのをやめる、ということです。
① AIに読まれる軸(構造)
ホームページの読者は、もう人間だけではありません。商品情報・FAQ・事例・レビューを構造化し、AIが迷わず理解できる形に整える。GEO(AIの回答に入る設計)、AEO(問いと答えを先に置く構成)、llms.txt、MCP連携。きれいに見せるだけでなく、意味を渡す。
② 人間に選ばれる軸(共感)
SNS、UGC、レビュー、コミュニティ、リアルな体験。AIには作れない信頼と熱量を、時間をかけて積み上げる。
AIに見つけられるには、構造が必要。人間に選ばれるには、共感が必要。 だから2軸で考える。SNSで見つけて、AIで選ぶ。
新しい指標も生まれています。検索順位に代わる「Share of Model」。AIに聞いたとき、その回答のなかに自社が入っているか。これを押し上げる材料が、まさに構造と共感の両方なのです。
結局、いちばん人間が効く時代になった
7,000社以上のSNSマーケティング支援と、5万人を超えるインフルエンサーネットワーク。私たちがこの10年以上ずっと信じてきたのは、「人が人を動かす」という、ただそれだけのことでした。
AIがここまで来て、その確信はむしろ強くなっています。
SNSは心を動かし、AIは行動を決める。 心を動かす側の仕事は、これからも人間のものです。
「個人の影響力を、人々の未来のために。」
このミッションは、AI時代になっても1ミリも変わりません。むしろ、いま初めて追い風が吹いている気がしています。
こんな人と一緒に働きたい
・AIを敵でも魔法でもなく、「道具」として面白がれる人
・数字の裏側にいる、生身の人間の感情を想像できる人
・正解のない問いを、誰かのせいにせず自分で考えたい人
AIが答えを出す時代の「選ばれる理由」を、一緒につくりませんか。まずはカジュアルに、「話を聞きに行きたい」からどうぞ。