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[代表取締役|矢野浩一]2025年春、大人の青春について振り返った。

調理師専門学校を卒業後、なぜか不動産屋に就職したのが19歳。

「一流の男になってやる!お金持ちになってやる!」と息巻いていたのに、職場では落ちこぼれ街道まっしぐらだった20歳のときに、同棲していた彼女との間に子供ができて結婚。21歳にして父親になった。

社長になる夢と、家族を養っていかないといけない責任の間で揺れながらも24歳でクジラ株式会社を設立したのは2007年11月だった。

目次

  • 平均年齢29.4歳

  • 大人の青春

  • 20代、30代、40代。

平均年齢29.4歳

18年目のクジラ株式会社。4月には新卒メンバーが入社してくる。

組織の7割近くが新卒入社組という組織は、不動産・建築・ホテル系の業種では珍しいと思う。

去年入社した24卒入社組も1年で大きく成長したから嬉しい。僕が忘れていることをリマインドしてくれる時もあるし、アイデアや準備について相談されることもある。

これからがもっと楽しみ。

本当にうちのメンバーは面白い。

平成生まれも面白いが、少数派の“昭和生まれ”も経験やスキルを分け隔てなく若手へシェアしてくれて、僕にもアドバイスをくれる。

最近は案件に対して、営業ディレクターが不足しているので僕自身もフォローに入ることが多い。久々にどっぷり営業としての時間を過ごすのも充実している。

20代の時にあんなに売上ノルマに追われるのが嫌だったのに、今は、クジラ株式会社の営業ディレクターが少しでも良い仕事ができるようにフォローに入っているのが楽しい。

大人の青春

42歳になった今、僕は青春ど真ん中にいる。

そして、その青春は会社みんなでしっかり共有できていると思う。

10年ほど前に友人に描いてもらったヴィジョンアート、「No Borderなセカイ」はお祭の夜を描いている。

全ての人が、他人に分け隔てなく優しくできるセカイ、そして年齢関係なくワクワクするようなセカイ。

去年か一昨年に、SEKAI HOTELにご宿泊された障害を持つお客様に対して、アルバイトスタッフがとても丁寧に対応してくれたと、社員から教えてもらった時は本当に嬉しかった。

SEKAI HOTELにはそういった時の接客マニュアルなどは一切無く、常にSEKAI HOTEL Valueに沿って行動することを呼びかけているので、アルバイト自身が考えて行動したこの“No Borderな瞬間”がたまらなく嬉しかった。

そんなアルバイトのみんなとは普段あまり接することが無いのだが、年に一度、アルバイトを交えて行く遠足について行った時のこと。

最後の食事会の雰囲気はうちの会社そのものだった。とても居心地が良かった。

会社にとって大切な“目には見えない何か”が伝播してる感覚があった。

20代、30代、40代。

20代はがむしゃらだった、の一言で済むほど目の前のことで必死だった。これはこれで充実していた。

30代はそれまでの自分を全否定して自分に変革を起こしつつ、新しいことにチャレンジしていたので割と辛い青春だった。

もちろんコロナ禍はとんでもなく大変だったけど、今のクジラのリノベーション事業やSEKAI HOTEL事業はこれを乗り越えて形が出来上がった。

さて40代というと、なにかすごく尊い時間をみんなと共有できている気がする。最近楽しい。

そして時折、20代が巻き起こす大人の青春に少し混ぜてもらっているような感覚もして、これまた新しい居心地の良さがある。

年齢は親子くらい?離れているけど(うちの息子とそんなに変わらないし笑)、みんなの熱量の中に飛び込んで一緒に夢中になれているのが嬉しい。

これからは、大人の青春はまだまだ続くってことを若手に背中や結果で示したい。クソみたいな日でもいいもん作るどころか、場の雰囲気を超ポジティブに持って行っちゃうようなリーダーでありたい。

そしていつまでも何かに夢中でいられる大人でありたい。


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営業ディレクター|商店街×ホテルで創る、新しい街づくりのカタチ。
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