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KUJIRA Interview #10「将来に不安を感じていた学生時代。クジラに出会って“働くこと”を前向きに。」

みなさん、こんにちは!インターン生の藤田です。

今回ご紹介しますのはクジラ株式会社新卒1期生で、デザイナー高橋桃子さんです!クジラに入社を決めた理由や、働く中で見出した働くことの意味についてお伺いすることができました。
デザイナーとしての具体的なお仕事内容についても伺うことができたので、今後設計デザイナーを希望する学生の皆さんが働くイメージを付けられる内容になっていると思います!

  • 自己紹介・学生時代について
  • インターンシップでの経験
  • 入社してみて
  • 就活生に向けてのメッセージ

の順番でご紹介いたします。

自己紹介・学生時代について

ー簡単に自己紹介お願いします!

クジラ入社6年目の高橋桃子です!今はデザイナーとしてクジラ株式会社で働いています。

ー学生時代について

高校は建築学科でした。住宅からビルやマンションに至るまで、様々な建築物の構造や設計などの基礎知識を学んだり、建築材料の実験やCAD、模型作りといった実習がありました。CADとは、コンピュータを使って設計をすることです。

しかし、自分は外装ではなく内装に興味があることに気がついたので専門学校ではインテリアデザイン学科を専攻しました。学生時代は、建築の基礎知識を学んだり、空間のデザイン、図面を書いたり、チラシを作ったり、手描きパースを書く練習をしていました。パースっていうのは、未完成物件の完成予想図として使われることが多くて、建物の外観や室内を立体的な絵にしたもののことだよ。

インターンでの経験

ー インターンを始めたきっかけを教えてください。

私は他のインターン生とは違って、内定をもらってから社会勉強のために3ヶ月間インターンさせてもらっていました。

ー インターン中の業務を教えてください。

今のSEKAI HOTEL*が設立される前にクジラ株式会社で進めていたプロジェクトの1つであるOtomariに主に携わっていました。作業としては、部屋に置く家具のコンペに参加したり、部屋の写真の撮り方を学んだりしていました。

*SEKAI HOTEL:コミュニティをつくるホテル。大阪の西九条と布施の2拠点で、フロントや客室、飲食、大浴場などの機能をまち全体に分散させた”まちごとホテル”を運営しています。https://www.sekaihotel.jp/

ークジラのインターンで楽しかったことは何ですか?

パソコンの作業が得意なので、パソコンでパースを作ったりするのが一番楽しかったです!あと今はKUJILIKE*になったけど、昔はDIYチームっていうのがありました。そこでDIYイベントのチラシ作るのを任せてもらい、完成したチラシを社員さんに褒めてもらえたのが思い返すと一番嬉しかった記憶があります。

ーそのチラシを作るときに、学生時代に学んだことが活きてるんですね!

そうそう、活かせてるなーって思いました!建築ってほとんどみんなゼロからのスタートで、私も教科書上の言葉でしか学んでないので、現場に行って“全然分からない”って壁にぶつかることもしばしばありました。そんなときに、昔学んだデザインの知識を使う機会があって楽しかったし夢中になれました。

KUJILIKE*:クジラのお客様からいただいたリノベーション費用の1%を充てて、子供たちの世界を広げる活動をしています。子供たちが、自分が過ごす空間やコミュニティについて考え、新しい関わりによって将来をさらに広げるキッカケになればいいなと思い、始めた取り組みです。https://kujira.ltd/magazine/13285/

入社してみて

ー 会社を知ったきっかけを教えてください!

専門学校の就職担当の先生からの紹介をきっかけに興味を持ちました。あと、同じ専門学校を卒業した一つ上の先輩がクジラに営業(ディレクター)として入社していたのもあり、勧めてもらいました。

ークジラに入社しようと思った理由は何ですか?

就活をしていた当初は、高卒で働いていた友人が「仕事って拘束時間は長いし、給料もそんなによくないからしんどい」と話していたため、何のために働くのか分からなくなっていました。
なので、就活自体も前向きではなく、ただただしんどいなと感じていました。
そんな時に、矢野社長の仕事に対する想いを伺う機会があり、こんなに楽しく働いている人が世の中にいるんだと衝撃を受けたんです。別の社員さんも「大変だけどやりがいがあって楽しい」と話していました。
やりがいを持って楽しく働く社員ばかりのこの環境でなら、私も楽しく働けるのではないかと感じ、クジラへの入社を決めました。

ー 実際に入社してみてどうですか?

社会人経験がほぼゼロからのスタートだから、まずは全部吸収しました。よく片付けしっかりしようね、って上司に言われていました。入社当初はなぜ頻繁にそのようなことを言われるのか分かりませんでした。しかし、今思い返すと事務所の清潔感は作業効率に直結してると身にしみて感じるので、掃除とか本当に基礎的なことから学べたことに感謝しています。

吸収した後には、ひたすら実践していました。先輩や上司の営業についていき、アシスタントのような動き方をしていることが多かったです。

入社してからデザイナーとして学んだことは、全体の空間がおしゃれに仕上がるのはクロスの色とか床の色とか目立つところではなく、実は細かいところが大切ということです。天井が高く見えやすいように扉を数センチ単位で設計したり、部屋に入ってすぐ見える物の高さを統一したりと、空間にあるもの全てを意識することできれいな空間が作ることができているんだな、と入社してから思うようになりました。

ーデザインを担当されていると聞きましたが、具体的に今の業務内容を教えてください。

今はデザイナーとして担当するほとんどの作業を任せてもらえています。設計やデザインの作業の具体的な流れとしては、お客様が検討している物件に寸法を計りに調査に行き、お客様からヒアリングしたご要望内容から間取りやデザインに反映をさせています。工事が終わった後の客様が「なにか違った」というイメージをなくすように、イメージパースや工事に必要な図面の作成を行ないます。

基本的にその他はデスクワーク中心で作業しています。コラム記事を担当することもあります。コラム記事では検索回数の多いワード、例えば“リノベーション リフォーム 違い”などの記事をホームページで書いています。これらの単語を検索したときにクジラのホームページがおすすめ記事として出てくることで、より多くの人にクジラを知ってもらうきっかけになってほしいです。

建物を上から見たときの「平面図」です。
お客様は趣味や価値観が合うとても仲の良いご夫婦。そんなお二人の生活スタイルや趣味をカタチにしつつ、遊び心をくすぐるような間取りやデザインをしました。

ーなにがインターンの時と変わりましたか?

ちょっと負けず嫌いになりました(笑)

入社したての頃の自分は一番年下でした。でも今は社員も20代が多くて優秀な年下に負けないように日々頑張っています。

少し余談になるかもしれませんが、同世代のインターン生がいたことで心にゆとりを持つことができて、すごい良い環境だったと思います。心のよりどころでもあったし、良い刺激をもらえて、今も楽しく仕事を続けられてるのは同世代がいるからかなって思います。社長の矢野さんにも多くのことを教えていただけて、本当に恵まれてると思います。

ー 入社して学んだことはありますか?

入社一年目でKUJILIKEのリーダーをやらせていただき、そのときに段取りの大切さを学びました。準備が大事だということです。なんとかなる、と思っていたら当日になって、“あれ、確認したのにあの材料がない”ってなったことがありました。それから十分過ぎるくらい確認するようになりました。

今、段取りをするときに気をつけてることがあれば教えてください!

お客さんの案件やSEKAI HOTELの案件は期限が決まってるから、職人さんが入れるように何日までに準備を終わらせたらいいかが分かります。だから、日程確認と現場に行って図面を確認して事前準備を徹底するようにしています。あと、自分が下手なことは得意な人に任せる方が効率いいので、任せるために壁打ちをしています。クジラではチームで動いてるから、全部一人でやる必要性はないってことも入社してから気づかされました。つまずいたら何につまずいたかを明確にして先輩やチームメンバーに聞くようにしています。これも段取りの1つだと思っています。

ーやりがいを感じるときはどんなときですか?

入居して2ヶ月のお客さんのところにはじめて訪ねたとき、すごいおしゃれに住んでくれていました。そのご夫婦は掃除が苦手だったけど、「愛着あるから掃除できてます、楽しく暮らせてます」って言ってくれたのがモチベーションも上がったし、心から嬉しく感じました。お客さんのリアクションやフィードバック、自分より立場が上の人に褒められることがやりがいに繋がっていると思います!

左上、左下:小上がりのリビングです。上部を吹き抜けにしたことで、とても開放感のあるリビングになりました。梁や小屋組現しはリノベーションならではの意匠です。
右上:外観
右下:お庭と玄関から行き来ができる土間収納です。アウトドア用品がたっぷりと収納ができつつ、お庭を眺めながらゆったりチルタイムを過ごせるスペースにしました。                 ↳詳細:https://kujira.ltd/works/22292/

ーお仕事していく中でどんなことを心がけていますか?

デザイナーなので、できあがるものはお客さんのおうちだけど、それだけではなく「図面とか提案するものもこだわっていくのがデザイナーだよ」と先輩からアドバイスを受け、それから図面の見栄えや見やすさにこだわるようになりました。ここにも昔チラシを作っていたことが活かすことができた気がします。

最後に!

ークジラの魅力を教えてください。

お客様の潜在的に考えていることを深く考えながら設計や、ディレクターは動いてくれていて、施工管理は安心して住めるように考えてくれて、デザイナーはデザインを間取りに落とし込んでデザインする。みんなそれぞれ仕事をするなかで、チームで動いて、切磋琢磨しながらも支え合って働いているところが魅力だと思います!

ー学生にメッセージをお願いします。

学生のうちにいろんな人とコミュニケーションをとって、自分の目で見て聞いて世界観を広げてみてほしい。例えば、所属している学部に関連する会社だけじゃなくて、興味あるところにたくさん挑戦することで自分の人生を豊かにしてほしいかな、と思う。いろんなものを見て聞いた結果クジラを好きになってほしい。

あと、クジラに来てほしい人の人物像は、根性のある人かな!笑 結局技術は仕事を始めてから身につけれられればいいから、それまでに蓄えてほしい力は根性かな。

ーインタビューしてみての感想

このインタビューで最も印象に残ったのは「自分にしかないものを持つのは大変だけど、いろんなことに挑戦してみて。多くの人と関わることで、かっこいい人とそうでない人の違いを知って自分の中のものさしを確立してほしい。」という言葉でした。私自身勇気づけられた言葉なので、より多くの人に発信したいなと思いました。

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