1
/
5

”IT人材不足”という社会課題への想い

株式会社こだわりは、SIを中心とする事業を展開する、東京・五反田に本社を置く会社だ。技術人材を育成し、開発現場への「人出し」ではなく、「提案」に力を入れた活動をおこなっている。

代表取締役を務める小島一仁氏は、人材派遣業界大手のスタッフサービス株式会社を経て、エンジニアリングサービスを手がけるアクサス株式会社に立ち上げメンバーとしてジョイン。SES、受託、派遣、ソリューションなど複数の事業に関わり、2012年に取締役に就任した。その後、大阪・名古屋・広島などの地方展開や、M&Aなどの事業提携に携わり、アクサスをエンジニア1100名体制にまで牽引した実績を持つ。

小島氏はSI/SES業界に10年間在籍してきた中で、人材配置について強烈な違和感を感じていたという。あるエンジニアをA社からB社に移すと、B社は人材確保に成功したと言えるが、A社は人材難となる。A社が採用活動を再開してC社から人材を確保すれば、今度はC社が人材難になる。これがSI/SES業界の実態であり、もはや「椅子取りゲーム」と言える状況なのだ。

このような状況では、ビジネスに長けた派遣会社はシェアを伸ばせるかもしれないが、日本全体で見ると、ICT市場の成長にも、日本の成長にも貢献しない。もちろん、エンジニアのためにもならない。派遣エンジニアにとっては、どの企業に在籍しても同じだからだ。

さらに、日本は急速に少子高齢化を迎えている。国の調査では2019年時点で約27万人のエンジニアが不足しており、2030年には約60万人のエンジニアが不足すると予測されている。同社は、このような採用市場における「エンジニア不足」の問題に対し、企業としてどんな手を打てるか、常に考え続けている。

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
IT事務/新しいチャレンジ・スキルアップを応援!/東京
株式会社こだわり's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Maki Maeda's Story
Let Maki Maeda's company know you're interested in their content