KIYOラーニング株式会社のページをご覧いただいている皆様こんにちは。
技術広報メンバーの大原です。
今回はシステム本部の組織・文化紹介シリーズの第二弾になります。テーマは開発メンバーのリモートワーク環境です。
コロナ渦も3年目となり当社においてもリモートワークはすっかり定着してきましたが、実は採用面接ではリモートワークについての質問が多いんです。
やっぱり応募者にとって働き方は特に関心の高いテーマなんですね。
私自身も他の人がどのような環境でリモートワークしているか気になったので、開発メンバーの業務環境に迫ってみようと思います!
【目次】
1.開発メンバーのリモートワーク比率
2.リモートワーク環境のアンケート
2-1.業務場所
2-2.デスク
2-3.椅子
2-4.外部モニター
2-5.マウス
2-6.スピーカー
2-7.マイク
2-8.業務開始時間
3.全般的な開発環境のアンケート
3-1.OS
3-2.エディタ
3-3.データベース接続クライアントツール
4.その他利用しているソフトやサービス
1. 開発メンバーのリモートワーク比率
まず初めに出社とリモートワークの比率をご紹介します。
当社では新型コロナウィルスの感染拡大状況を加味して出社とリモートの比率を流動的に定めています。
システム本部において社員はその比率に則って決めるようにしています。業務委託で参加しているメンバーは座席数の関係もあり週1回程度の出社になっています。
今回は2022年3月1日~8月31日までの6ヶ月間の出社率を集計してみました。
システム本部全体では70%以上、社員に限ると60%以上がリモートワークとなっています。
2. リモートワーク環境のアンケート
開発メンバーはリモートワークのときにどんな環境で業務を行なっているのでしょうか?
実際に開発メンバーは全員にアンケートを取って調べてみましたので順に集計結果を見ていきましょう。
2-1. 業務場所
開発メンバーは普段リモートで業務をするとき、自宅のどこで仕事をしているのでしょうか?
約半数がリビングやダイニングといった家族との共用スペースで働いているようです。
2-2. デスク
デスクとして使用しているテーブルに関する調査結果です。リビングやダイニングで仕事をしている人が多いため、ダイニングテーブルやリビングテーブルを使用しているという方も多かったです。
【こだわりコメント】
『140x70サイズの広いデスクを使ってます』
『運動不足対策で昇降デスクを使ってます』
2-3. 椅子
オフィスチェアとゲーミングチェアが人気といった具合でしょうか?
リビングテーブルに座椅子という組み合わせも王道のようです。その他ではなんと、椅子は使用しないという強者も居ました!
【こだわりコメント】
『快適な座り心地のオフィスチェアを使ってます』
2-4. 外部モニター
ノートPC+外部モニター1台という環境の方が多いようですね。
希望すれば会社からモニターを貸与しているのですが、自宅で外部モニターを使用しないという方もいるようです。
さすがに3台以上のモニターを使用している方はいませんでした。
【こだわりコメント】
『4Kディスプレイを使ってます』
2-5.マウス
無線マウスを使用している方が圧倒的ですね。
ノートPCのトラックパッドの方が慣れているということで、マウスを使用しない人も一定数いるようです。
実は筆者はマウスにこだわりがありまして、Logicoolのハイエンドマウス「MX Master3」という製品を愛用していて、出社するときは必ずこのマウスを連れてきています。気に入っているポイントはMagSpeed電磁気スクロールという機能によってマウスホイールを強めに弾くと高速かつ大量の自動スクロールができるところや、ジェスチャーボタンで仮想デスクトップ切り替え等、マウスで出来る操作を増やせるところです。大きくて少し重いのが難点ですが、握り心地は抜群です。
2-6.スピーカー
続いては音響環境です。スピーカーは結構割れているようです。ノートPCのスピーカーで間に合っている方が一番多いのは意外でした!作業場所にも左右されそうですね。
2-7. マイク
Web会議でマイクを使う機会も多々あると思いますが、ノートPCのスピーカーを使用している方は全員がマイクもノートPCに搭載されているマイクを使用しているみたいですね。
ということで、こちらもスピーカー同様で最も多かったです。あとは外付けマイクを使っているというこだわりのある方も見受けられました。
2-8. 業務開始時間
最後におまけで、リモートワーク時の業務開始時間帯を調べてみました。
ちなみに当社はフレックス制を採用しており、コアタイムが10:00~15:00になっているため、出社・リモート共に10:00までに業務を開始する決まりになっています。
9:30~10:00の時間帯に業務を開始する方が最も多かったです。
自宅だからといって慌てないのがエンジニアといったところでしょうか?
リモートワークの場合は通勤時間分、普段より早く開始して早く終了するという働き方も出来るのが利点だと思いますが、上手く活用している方もいるようですね!
普段一緒に業務をしていても、リモートワークの環境は知らないことが多いので、私としても興味深いアンケートになりました。 他にもリモートのこだわりとして、BGMやラジオを流しているという人もいました。 やはり一口にリモートワークといっても人それぞれの働き方や環境があるんですね!
3. 全般的な開発環境のアンケート
OSやソフト、サービスなど全般的な開発環境についてもアンケート調査を行ってみました。
ちなみにデザイナーは全員XDを使用しているということでした。
3-1. OS
社用とプライベートPCはMacとWindowsでどれくらいの割合になっているのか調べてみました。
社用/プライベート共にMacユーザが多いみたいですね。
社用PCについては参画時にお好みの方をお選びいただけます。Windowsユーザも居ますので、そこはご安心ください。
ちなみに実際の社員が使用しているMacユーザのマシンスペックの例はこんな感じです。
3-2. エディタ
当社では好きなエディタを使うことが出来ますが、VSCodeが安定のNo1でした。
PhpStorm等の有料のソフトでも会社がライセンス料を負担しているのでご安心ください。その他にはAtom、Sublime Textを使用しているメンバーもいます。
3-3. ブラウザ
一番よく使っているブラウザではGoogle Chromeが圧倒的でした。
なのでグラフは割愛しますが、Fire Foxという方が1名だけいました。
3-4. データベース接続クライアントツール
Macユーザの方はSequel Aceを使っている方が多かったです。その他にはHeidiSQL、A5:SQL、VSCodeの拡張機能といったものがありました。今回のアンケートで最も好みが分かれた印象です。
4.その他利用しているソフトやサービス
その他にも利用しているソフトやサービスについてご紹介いたします。
▶︎Slack
コミュニケーションツールとして全社的に利用しています。
日常利用から緊急時の連絡手段としても使用するようになっています。ちょっとした相談やMTGはZoomではなくハドルミーティングが使われたり、気軽にスタンプなどもよく使われています。
▶︎Zoom
リモートで会議に参加するために社内会議でよくZoomが使われています。お好みのバーチャル背景を設定している方も多いですね。
▶︎BackLog
プロジェクト管理に利用しています。開発チームでは起票からリリースまでを1つのチケットで管理しています。
▶︎GitHub
みんな大好き、ソース管理はもちろんコレです。
▶︎Docker
開発仮想環境に利用しています。1日の始まりはdocker-compose up、あると思います。
▶︎AWS
当社のプロダクトを支えるインフラの大看板です。EC2からRDSまで色々なサービスを使っています。
▶︎Trelllo
テスト環境の利用票として活用しています。現在5つのテスト環境が用意されていますが、どの環境をどの案件で使っているかをリアルタイムで管理しています。
▶︎Autify
リグレッションテストの自動化に利用しています。リリース前には既定のリグレッションテストを通さなければならない決まりになっていますので、頻繁に使われています。
▶︎Mailtrap
開発環境やテスト環境でメールの送受信を確認するために利用しています。
▶︎New Relic
最近導入した監視サービスです。日次でモニタリングを行い、障害の兆候がないかチェックをしています。サーバのエラーだけでなく、JavaScriptエラーも検知できるため、重宝しています。
以上が開発メンバーの業務環境です。少しでも雰囲気が伝わりましたでしょうか?
システム本部では効率よく開発が出来るように色々なツールやサービスを活用していますが、費用対効果が見込めれば積極的に活用しよう、という文化が根付いているからこそだと考えています。
メンバー主導で提案しやすい環境でもあるので、今後もより良い開発環境を整備していきたいと思います。