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『17LIVE』『ミクチャ』『TikTokLIVE』など、複数の配信アプリにおけるライブ配信事務所として10,000名以上のライバーをマネジメントするKIRINZ。『MODECON』などライブ配信イベントを、2023年は計107回開催し、数々の実績をあげつつ、成長スピードを加速させています
今回の記事では、現在KIRINZで主に「ライバー獲得の最大化」と「インターン生を増やすプロジェクト」をメインミッションとして、長期インターンとして参画する3名に話を聞きました。
インターン生プロフィール
冨田 龍生
慶応義塾大学 経済学部在学中。KIRINZには2023年11月よりインターンとして参画。今回参加した3名のインターンの中で最も先に入社。TikTokライバーの新規募集、インターン募集プロジェクトのリーダーをそれぞれ務める。趣味は音楽で、大学ではバンドサークルに所属。
沖中 亮介
慶応義塾大学 文学部在学中。冨田の誘いを受け、2024年2月からインターンとして参画。冨田とは中学・高校時代からの同級生で10年来の仲間でもあり、現在務める業務も同じ。大学での所属サークルも同じで、バンドサークルにてリーダーを務める。
松山 友哉
横浜国立大学 経営学部在学中。2023年12月からKIRINZにインターンとして参画。2024年2月から2ヶ月間の語学留学を経て、2024年4月からあらためて合流した。留学前はライバースカウトを担当しており、現在はインターン募集プロジェクトに参加している。趣味は映画。
“社会人”のキャリアを見据えた新たな挑戦
ーーみなさんはどのような大学生活を送ってきましたか?
冨田:大学1年のころは塾講師のアルバイトをしていました。給料は比較的高かったのですが、今後のキャリアを考えた際に「もっと社会人として役立つスキルを得たい」と思うようになり、入社から1年を迎えるタイミングで新たな環境でのチャレンジを決めました。
さまざまな進路を模索するなかで長期インターンを知り、大学2年の春にはIT企業に長期インターンとして参画しました。この企業でのミッションは、SaaSビジネスを担う新規事業部でのセールスでした。テレアポから商談をはじめ、サービスクオリティを高めるための企画も担当しました。
沖中:僕も冨田と似ていて、大学1年から個別指導塾のアルバイトを続けていたのですが、大学3年を迎えて就職活動が本格的に始まり、社会で活躍するために必要な力をもっと身につけたいと思いました。
そこで、塾事業を展開する友人の企業にインターンとして参画。AIを活用しながら能動的な学習を促す『探求学習』のツール開発に携わり、学校法人にサービスを提供する営業活動もおこなうなど、さまざまな形で取り組みました。
松山:冨田さんも沖中さんも一度長期インターンを経験してから、KIRINZに参画したんですね。僕は大学1年の12月からKIRINZに参画するまで、焼肉店のホールスタッフとして日々接客などの店内業務を担当していました。
ーーKIRINZにインターンとして参画したきっかけを教えてください。
松山:僕にとってホールスタッフの仕事はどこか単調に感じて、正直ずっと続けていくイメージは描けずにいました。そんななか、私が通う大学の卒業生でもあるKIRINZの取締役CFO竹内さんが学校で講演に立ち、僕はKIRINZの存在を知りました。
印象的だったのは、KIRINZが「やる気のある人を積極的に受け入れていく姿勢」だということ。そこに興味をもちました。実際、面談の際に僕の意欲を褒めていただいて。チャレンジを後押しする、やる気のある人を積極的に受け入れていく、そんなKIRINZの社風は僕にとって魅力的です。
冨田:僕は1社目の長期インターンに参画して1年ほどが経ち、だんだんと「自分がフロントに立って人にものを売るよりも、フロントに立つ人を支えながら事業を支えていく存在になりたい」と考えるようになりました。
そこで、ライバーマネジメントで数々の実績を残してきたKIRINZのインターン募集を知り「これは自分が活躍できるチャンスかもしれない」と考えたことが、応募のきっかけですね。
沖中:僕はそんな冨田からKIRINZを紹介されました(笑)。「新たな環境でインターンをはじめたい」と考えていたので、うれしい誘いでしたね。
僕と冨田は中学時代からの友人で、大学も所属サークルも同じです。僕はバンドサークルで代表を務めていて、新入生募集の際にはSNSを活用しました。その際に得た反響からWebやSNSに可能性があると感じていたので、オンライン配信やSNSを活用して事業を展開するKIRINZに携わってみたい思いが大きくなり、応募しました。
裁量あるプロジェクトを手に確かな成長を実感
ーー長期インターンとして、みなさんはどのような仕事をされているんですか?
冨田:主に「ライバー獲得の最大化」と「インターン生を増やすプロジェクト」の2つです。特に、新規ライバーの獲得に向けた業務効率化の最大化は僕のメインミッションです。
ライバーをスカウトするためにメッセージを送るスタッフに向け、スカウトメッセージの送信率・返信率・契約までの指標をとりながら、全体的な数値を管理しています。もし目標に至らなければ改善ポイントを話し合いますし、結果を残しているスタッフからヒアリングして蓄積しているノウハウを共有しながら、目標の達成を目指しています。
松山:どういう人から返信をいただきやすいのか、ライバーに興味を持っていただける人はどのような人か、そういったノウハウは業務効率化に役立ちますね。
スカウトメッセージを送付する際の対応人数にもよりますが、平均的な返信率は1%~4%ほどでしょうか。ノウハウをどんどん活用してくださる意欲的なスタッフは、ときには7%くらいの高い数字を出しています。その点、マネジメントの大切さを実感しますね。
沖中:冨田や松山がほとんど話してくれました(笑)。ひとつ補足するとすれば、スカウトメッセージを送るスタッフはリモートワークなので、面と向かって話す機会が少ないことです。
メッセージを通じて目的や意図を伝えることはなかなか難しいなと感じます。
一方で「いま抱えている課題はこうなので、こういうふうに動いてほしい」などメッセージの内容を試行錯誤しながら他者を動かしていくプロセスはおもしろいですし、社会人として必要なスキルを磨いている実感もあります。取り組みが実を結んだときには、大きな達成感を覚えますね。
ーー1日の仕事の流れを教えてください。
冨田:当日は、最初に営業数値を確認して上司に報告します。もし目標に届いていなければ、上司から「今日はこの目標がビハインドしているから、どうアプローチするか考えようと」とタスクを定められ、自ら考えアクションを起こしていくことが基本的な流れです。
沖中:タスクを進めながら上司からフィードバックをいただき、そのタスクが終わり次第また新たなタスクを定めて…という形で、上司と壁打ちしながらタスクを進めていく場合が多いですね。
ーー業務を通じて、どのような知識やスキルが身につきましたか?
沖中:大きく3つあります。1つは、先ほど話したメッセージを通じて人を動かす論理的思考力です。もう2つは関連し合っていて、実行力とリーダーシップですね。
タスクを進める際には、上司やスタッフに提案する機会がしばしばあります。ミーティングや会議など提案を通すための発言をよく考えて積極的に実行して、提案が通った際には率先して動かしていく。KIRINZはスタートアップで、学生でも積極的に発言できる環境です。その点、挑戦する機会が多いことがうれしいですね。
松山:わかります。若い世代が多く活躍しているので、とてもフラットな雰囲気ですよね。上司からフィードバックをいただいた際にも、自分なりに「ここはこうしたほうがいいんじゃないですか」「僕はこうだと思います」と伝えやすいですし。
フラットに対話できるコミュニケーションがとりやすい社風ゆえに、提案力が身につくと思います。
冨田:以前、業務効率化を目指した自動化ツールの開発プロジェクトに携わる機会がありました。プロジェクトを担当していた際のミーティングでは「こういう機能をつけていきたい」「費用や納期はこれくらいで」など、学生ながらけっこう踏み込んだ話をしまして。
ただ同席するだけではなく、責任ある部分を任せていただいた経験は今後の社会人生活に活かせると感じました。
的確なフィードバックを成長の糧に
ーー普段の業務とは別に担当する『仲間(インターン)を増やすプロジェクト』では、どのように取り組んでいますか?
沖中:最終目標は“インターン生7名”の採用です。その実現のため、冨田や松山と意見やアイディアをすり合わせながら2つの施策を考えました。施策の実行段階でも意見交換しながら、社員からのフィードバックをもとにブラッシュアップしています。
松山:施策はSNSを通じたスカウトと、イベント開催による集客の2つです。SNSを通じたスカウトの軸は、ライバーのスカウトで培ったノウハウの応用ですね。イベントはKIRINZの社員に「今後社会に出ることを意識して、今取り組むべき大学時代の暮らし方」など、キャリア形成に活かせる内容を企画しています。
冨田:インターンに参画するきっかけは、その会社のメンバーから実際に話を聞くことで心が動くのだと思います。実際に松山も弊社取締役の竹内の講演をきっかけに、KIRINZへ興味をもち参画しました。KIRINZの社員は多様な経歴を持つ方が多く、学生にとって魅力的な話をたくさん用意できると考えています。
ーー社員からは、どのようなフィードバックを受けたんですか?
冨田:フラットな社風ということもあり、提案内容を肯定的に受けとめてくださる場面が多いですね。そのうえで、スケジュールの組み方など具体的な面でアドバイスをいただきました。というのも、4月に入った時点でプロジェクトをまだ具体的に動かせていない状況だったんですね。
沖中:入学や進級のタイミングとなる4月は心機一転の時期で、インターンをはじめようと考える学生も増えると思います。早い段階での“7名の採用”を実現するために、もっと積極的にアプローチしていく必要がありました。目標の達成に向け、逆算しながら動いていく大切さを実感しています。
松山:普段の業務に時間を割きすぎてしまい、インターン採用業務にかける時間を上手にマネジメントできなかった点は反省点ですね 。マルチタスクで物事を進める能力は社会人に欠かせないと思います。インターンのキャリアを見越した的確なフィードバックが印象に残っていますね。
KIRINZで働く魅力
ーーインターンとして入社したみなさんは、KIRINZで働く魅力や面白さをどう感じていますか?
松山:僕は「やりたいことを応援してくれる」社風ですね。実は入社前に短期留学が決まったのですが、受け入れていただきました。そして入社後は、僕が初のインターン参画でライブ配信への理解が浅いなかで、先輩から丁寧に教えていただいて。その点、とても心強かったですね。
沖中:僕も入社後は、右も左もわからないような状態でした。「わからないことはなんでも聞いて」と頼れる先輩のもとで質問を繰り返しながらタスクを進めていきましたね。業務理解に合わせてタスクの内容も少しレベルアップしていくので、ステップアップしている実感があります。
冨田:自分で考え、どうアクションを起こしていくかという流れも学べましたし、社会人に必要なスキルを総合的に身につけられていると思います。
ーーみなさん、KIRINZの社風について率直なご意見くださり、ありがとうございます!
冨田:KIRINZは組織もスタッフも若い会社ですし、話しやすいですね。以前インターンとして参画した会社は30代~40代の方が多く、何か聞くときにはどうしても顔色を少しうかがうことがありました。
松山:20代の部長もいて、経営陣や上司でも話しかけやすい雰囲気がありますね。
沖中:仕事で行き詰まっているときには、隣の席の上司から「沖中くん、大丈夫?」と声をかけていただくこともあります。励ましていただいたり、ときにはフランクなコミュニケーションをとったりと、まさにポジティブな関係が築けていると思います。
ーー最後に、みなさんがいま思い描いている今後の目標を教えてください。
松山:僕はまだ実働2ヶ月くらいのタイミングです。まずは業務理解を深めたいですね。近い将来、周囲から信用を得て裁量のある仕事を任せられるように成長したいです。
大学1年からインターンに参加して、これから少しずつキャリアの方向性が見えてくると思います。チャレンジを後押ししてくれるKIRINZで積極的に経験を積みながら、充実した時間を過ごせたらと願っています。
沖中:短期的には、まずはインターン募集のプロジェクトをやり遂げること。長期的には、KIRINZが目標に掲げる“ライブ配信業界1位”を達成できるように、自分も戦力として携わっていきたいですね。
KIRINZのインターンとして働きながら、僕は誰かの挑戦をサポートすることにやりがいを感じるのだと気付きました。さまざまなキャリアの選択肢を考えながら、大切な“気付き”を1つのキーワードにして、社会人生活を送っていけたらと思っています。
冨田:沖中も話しているとおり、まずはインターンの仲間を集めることが短期的な目標です。より楽しく働ける環境にしていきたいですね。また、長期的にはライバースカウト関連業務も含め、上司の期待や想像を越える働きぶりで驚かせたいです。
また、将来的には起業にも興味がありますし、人々の暮らしをもっと豊かにできるように働いていくという大きな夢を持っています。夢を叶えるためにも、大学生活では自分のやりたいことや興味のあることにどんどんチャレンジしていきたいですね。そのために、KIRINZでの時間も有意義なものにできたらと思います。