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Active Women~女性の活躍の場が広がる会社

キリン堂は、「強くて良い会社」「楽しくて働きがいのある会社」を目指しており、その1つに女性管理職比率の向上に取り組んでいます。

女性の活躍推進が求められている中で、キリン堂でも、多様な方がイキイキと働ける会社として、女性の活躍の場も広がる会社となりたいと考えています。


今回は人事部人事管理課のN.Mさんにお話しを伺いました!
N.Mさんは、2店舗掛け持ちで店長をした後、自己申告アンケートから人事部に異動となりました。

2017年に店長になられていますが、最初から店長になりたいと思ってましたか?

社内で何かを発信したり、影響力を持つために、店長にならないといけないと思っていました。

店舗で化粧品の取り組みや売場を作ることなども楽しくて、バイヤーを目指すのもいいと思ったんですが、そこに行くためのステップとしても、周囲に認めてもらうために店長になることが必要だと考えたのがきっかけです。

店長になったことで気持ちの変化はありましたか?

店長になるまでは、店舗のことは最終的に店長が決めてくれるというのが普通でしたが、今度は自分が決めていく立場。
責任が自分の担当部門だけだったところから店舗全体に広がりました。

2番手の時はスタッフさん寄りの考えでしたが、店長になると完全には味方になれなくなりましたが、そこにすごく悩んだりすることはなかったです。
楽天的な性格もあり、「やってみたらなんとかなるよ」と思って取り組むことができました。

一般的なドラッグストアと新業態店舗(コスメ特化型店舗)の違いは?

ドラッグでは強化品販売もターゲット層の方が来店されるのでやりやすかったですが、新業態は男性が少なく、中高生やそのお母さんという客層で、それまで勤務していたドラッグとは全然違いました。自社開発商品であるクエン酸パワー(機能性表示食品)は試飲していただけても、なかなか購入までは至らなかったです。

では、「ほかでどうやって数字を取るか」という考え方にシフトしていきました。

具体的には客層に応じた取り組み方を考えたり新業態の客層にウケる商品を考えて、バイヤーに交渉して入れてもらったりというようなやり方です。それはもう、たくさん考えました!

完全に個店経営の感覚で、ひとりひとりのお客様を見て、それに響く商品や展示方法を考え、PDCAを回し、数字が足りなければ場所を変えたり置く商品を変えたり...ということを、すごく真剣にやっていました。自由度は高い分、大変でしたがとてもありがいがありましたし、かけがえのない経験となりました。

2店舗掛け持ち店長も経験!

担当した2店舗の距離が電車で1時間離れていたので、午前中に近鉄生駒店に行って午後アリオ八尾店に移動といったことをすると、実務の時間が減ってしまいもったいないと感じていました。

2店舗掛け持ちをできたのは、もう一方のお店でもともと店長をしていたのでスタッフさんとの関係性もできていたことと、スタッフさんだけで回せる店舗ということも知っていたので、不安な点が少なく「やれる」と思えたからです。

アリオ八尾店は取り扱い商品の9割がコスメのお店なので、実際女性の方が適していたんじゃないかなと思います。
(医薬品の扱いがないため白衣着用でなくエプロンで勤務でした!)
ブロック長からも背中を押していただけ、2店舗店長になりました。

2店舗掛け持ちをする苦労は?

2店舗店長になると、スタッフとのコミュニケーションが減ってしまいます
アリオ八尾店は1週間に1回くらいしか出勤しなかったので、社員に会うのは週に1回か月2回くらいになってしまい、しっかり時間を取ったコミュニケーションは評価の面談時くらいでした。
なので、普段は電話やメッセージでのやり取りを頻繁にしていましたし、お店で連絡ノートをきちんとつけていて、やり残したことや頼みたいことなどを整理して把握できるようにしていました。

店舗の掛け持ちはまだまだ課題があるように思えますが、同時に店を見れることでたくさんの気付きがあり、単独店舗だけではわからなかった発見がたくさんあります。掛け持ちをすることで、より「やりがい」や「働きがい」を持って仕事ができる環境にしていきたいと思います。

店長のやりがいは何ですか?

部下の方が成長して、できるようになることが嬉しかったです。
「こういうことをしてみたい」と言える環境を作るようにして、成長してもらえることにやりがいを感じていました。

店舗で働いていると、間違いなくお客様からの「ありがとう」を言ってもらえることがやりがいになるので、いかにお客様と接することができるかが大事だと思います。
さらに店長がいかに期待を伝えられるかによって、そのモチベーションが変わってくると思っています。

私がまだ店長ではなかった頃は、よく話ができる店長の方が一緒に働いていて楽しいと感じていました。
コミュニケーションが多いと仕事に対してのフィードバックもしてもらえるし、仕事を認めてもらえていると感じられてうれしかった記憶があります。

つまりお客様からの「ありがとう」と、店長がちゃんと見てあげていることが大事なんです。
それが希薄になると部下は「自分でなくてもいいのでは...」と感じ、やりがいも薄れてくるのではないでしょうか。

新業態店舗では女性の部下が多く「何をしたいか」と聞いても、「店長になりたくないこともないけど、現状維持でも満足かな」と考える人も正直少なくはなかったです。
でも店長になることがもちろんすべてではないし、売場づくりが得意ならそれを伸ばし、成功した売場を他店に展開して全体を引き上げられるようなことができればいいかなと、それぞれのスタッフと向き合ってきました。

店長の業務を担うことのハードルは何だと思いますか?

店長になりたいかもしれないけど、責任が増えることに懸念があるのではないでしょうか。

もしも女性で店長になりたいと思っていて、自分のライフプランや不安感で二の足を踏んでいるのであれば、先人達はたくさんいますし、話を聞いてから決めてもいいんじゃないでしょうか。あとは、フォロー体制をはっきりさせて安心感を持ってもらうことがあればいいかもしれないですね。店長業務とは何かという定義がなく、はっきりとわからないから、よけいに不安に感じるのかもしれないです。

「どういう人材を店長として求めていますか?」とはっきり聞いちゃいましょう!これを聞いて怒る人も幻滅する人もキリン堂には絶対いませんから。

現在の仕事内容を教えてください

労務関連で、契約更新や評価に携わっています。
お店で勤務していた時と本部では、やることが180度変わって転職したように感じます。
まずは仕事を一通り覚えて、誰かのフォローを必要とせず自分でできるようになりたいと思っています。
パートさんの契約更新を実務としてやっていますが、調剤のことは知らなかったり、現場で契約更新をした後どんな流れがあるかを知らなかったので、今は全体を覚えていっているところです。

今後の目標は

スタッフさんの育成ができたことでお店の運営がすごく楽になった経験があるので、それを全店に波及すれば会社がもっと良くなると考えたことがきっかけで、人事部への異動を希望しました。

人事部では調剤の採用のことを知ったり、一体型店舗も増えていろいろ話を聞いたりするようになりましたが、それをもっとまとめて1つの会社として一丸となってやっていけたらと思います。

店舗のスタッフさんの教育、みんなが成長できるように。どうせ仕事をするなら楽しくやりたいです。
おしゃべりなどをするという楽しさではなく、お客様にとってプラスにできること、会社をよくできることを目指したいです。

大阪府女性活躍リーディングカンパニーに認証されています!

就職活動の際、やりたい仕事、興味がある業種、お給料など金銭的な待遇面など、それぞれ注目するポイントがあると思いますが、もうひとつ、「結婚」「出産」「介護」などのライフステージの変化があった時に、働きやすい環境を整えてくれている企業なのかどうか、ぜひ「働きやすさ」にも注目していただきたいです。

キリン堂はそれぞれのライフステージの変化の中で、一緒に楽しくやりがいをもって働ける企業を目指しています。

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