こんにちは、きのもと商会でインターンをしている大学2年生のあいみです。
今回は4月にプランニング事業部に新卒1期生として入社した、植野さんに就活についてのインタビューをしてきました!
ICTテクノロジーやビジネススキルを活用したイノベーションに特化した大学を3月に卒業されたばかりの植野さん。
「なぜ空間デザイン業界へ?」「就活の不安は?」「きのもと商会の選考ってどんな感じだった?」など、私自身が知りたかったことを学生の目線から聞いてみました!
—ご出身はどちらですか?
出身は千葉です。小学校2年生のときに奈良へ、中学校に入学するタイミングで神奈川に引っ越してきました。
—さまざまな土地で過ごしてきたことがご自身に影響を与えていると感じることはありますか?
首都圏と奈良の田舎では環境がまったく違い、それぞれの土地でまったく違う刺激を受けながら過ごしました。どの環境も当時の自分にとっては新鮮で、楽しい時期でした。今でも、進路も価値観もさまざまな友人が各地にいて、それぞれの視点に触れたりいろんなコネクションを持てるというのは良い影響だと感じています。
—お休みの日は何をして過ごすことが多いですか?
映画鑑賞が趣味で、試写会にもよく行きます。最近は6月に行く予定の「マーベル・スタジオ インフィニティ・サーガ コンサート・エクスペリエンス」というコンサートに向けて、MCUの映画をおさらい鑑賞しています。
野球観戦も好きです、日ハムを応援していて、スタジアムに観戦に行くこともあります。
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あとは一眼レフやデジカメで写真を撮ることも。
見返したくなる景色に出会った時や、次いつ来られるかわからない観光地などに行った時に撮ることが多いです。そういった素敵な景色との出会いはいつも偶然なので、デジカメは大体バッグに入っています。
—ビジネスやイノベーションに特化した大学へ進学されたきっかけを教えてください!
もともとビジネスに興味がある! というわけではなかったんですけど、進路に迷っているときに親に勧められて「おもしろそう」と思ったのがきっかけです。
直感で選んだ進路でしたが、入学してみるとまわりの学生たちがいろんなことに積極的で、その前向きな雰囲気に自然と引き込まれていきました。思っていた以上に刺激的で楽しい大学生活でした。
授業ではチームでプレゼンをつくる機会が週に3回あったり、ゼミでは企業とのコラボ企画に参加したりしました。
—週に3つ! それはプレゼン力がつきそうですね。企業とのコラボ企画ではどんなことをされたんですか?
電動アシスト自転車や電動キックボードのシェアサービスで注目されている「LUUP」と協働し、ポートの設置場所を検討するプロジェクトに参加しました。
大学が墨田区にあるんですけど、墨田区ってLUUPのポートがまだ少ないんです。実際に街を歩いて年齢層や人の流れを観察し、「どこにポートを設置すれば使いやすいか」を考えるフィールドワークを行いました。
—フィールドワーク楽しそうです〜! 大学時代、学校以外では主にどんなことをされていましたか?
アルバイトやインターンがメインでした。
アルバイト先は無印良品でした! 中学生の頃から無印が大好きで、毎週末最寄りの店舗に通っていました。何かを買うわけじゃなくても、あの親しみやすいあたたかい雰囲気を感じたかったんですよね。
高校ではアルバイトが禁止だったので、「大学に入ったら初バイトは絶対に無印!」ってずっと決めていました。大好きなお店、空間でのアルバイトは格別に楽しかったです。
あとは、1年生の冬ごろからインターンをスタートしました。
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—インターン、1年生からだと周りより少し早いですよね。どんなきっかけで始めたんですか?
大学の授業でレポートを書くときに、自分の文章力のなさを痛感して「もっと練習したい」と思ったのがきっかけです。せっかくなら人に読まれる前提の文章を書く経験を積みたいと思い、ライターのインターンを探しました。
最初に挑戦したのは求人メディアを運営している会社でのライター業務です。求人原稿の作成や求職者とのやりとりなどを担当しました。
ここには文章力を鍛えたくて応募したのに、実際はテンプレートを使う業務が多く、期待していたほどのスキルアップにはつながりませんでした……(笑)
それでも、社会人としてのマナーやコミュニケーションの基本はしっかり学べたいい経験になったと思っています。
それ以外にも、大学のカリキュラムの一環で大手IT企業でプログラミングを体験したり、スタートアップのIT企業で経理業務にも挑戦しました。
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—どちらもインターンにしては専門的な内容に感じます。プログラミングや経理業務に触れた経験があったのですか?
プログラミングの基礎は大学の授業で少し学んでいたので、その知識を活かしながら業務に取り組むことができました。
経理のインターンは、「バックオフィス業務のコツコツ作業する感じが自分に向いているかも」という直感で、未経験OKのインターンを探してエントリーしました。
面談を経て、経理業務とは直接関係のない「スライド作成&発表」という課題に取り組むことになり、そこでPCスキルやプレゼン力を評価していただき、採用となりました。
—植野さんになら任せられると評価されたんですね! 就活ではインターンの経験を活かした方向では考えなかったんですか?
正直プログラミングも経理も、ずっとやっていきたいとまでは思えませんでした。
お菓子づくりやパズルが好きで、漠然と「つくる」ことに興味があったのですが、プログラミングの「つくる」は自分にはあまりピンと来なくて。経理もコツコツ作業できる感じに魅力を感じていたのですが、実際は予想以上に同じ作業の繰り返しだということに気が付きました。
きのもと商会のプランナーとしてのお仕事は、クライアントの業種が多種多様で空間の使い方もひとつひとつ違います。「つくる」ことに向き合えるうえに繰り返しがない。そんな仕事に今はとてもワクワクしています!
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—就活はどんな風に進めましたか?
本格的に動き出したのは3年生の秋頃です。
昔から建物や空間が見るのが好きで、無印でアルバイトをしたかったのも「この空間が好き」という気持ちからでした。そんな経験を通して「素敵な空間って、それだけで人を楽しい気持ちにさせられるんだな」と思うようになって。
その後、インターン先のオフィスに通っていたときも、せっかく働くなら毎朝「行きたい」と思えるオフィスがいいなあ、と感じたんです。
きのもと商会のラッキーセブンのうちの一つ、「同じ1なら、いい1がいい」っていうのにも近いと思います。
誰かにとっての「行きたいオフィス」や「楽しい気持ちになる空間」をつくる仕事がしたい。そう思ったのが、空間デザインに興味を持ったきっかけです。
—素敵な内装のオフィスだと仕事に向かう足取りが軽くなる感じがしますよね! 空間デザイン業界も見ていたんですか?
広告業界も見ていました。映画やテレビが好きなので映像を通して「楽しい」を届けるのもいいな、と思っていたんです。
しかし、応募条件としてPhotoshopやIllustratorの使用経験が必須の募集が多く、自分が大学時代に積んできた経験とはズレていたので、応募には踏み切れませんでした。
そんな中で出会ったのがきのもと商会です。未経験でもプランナーとして挑戦できる環境があることや、「空間デザイン」という興味のある分野に取り組めることが入社の決め手となりました。
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—就活で不安に思ったことはありますか?
う〜ん、あります。大手企業だと説明会でおもしろそうだなと思っても、実際にどの部署に配属されるのかが分からないことが引っ掛かり、なかなか熱意が持てませんでした。逆にベンチャーは、安定性の面で不安でした。しかし、トップとの距離が近く自分の声が届きやすい環境や、裁量を持って働けることに魅力を感じて、最終的には自分にはベンチャーが合っているかも、と思うようになりました。
—選考はどんな流れだったんですか?
Wantedlyでエントリーした後、まず最初に代表の村山さんとのカジュアル面談がありました。オンラインでの面談だったんですけど、村山さんは画面越しでもエネルギーがすごくて、PCからもエネルギーが漏れてるんじゃないかと思いました(笑)
ここでは堅い採用面談というより雑談の感覚で業務内容や村山さんの考えを詳しく聞けたのがよかったです。きのもと商会に興味を持った人に対して代表自身が真摯に向き合っている姿勢が素敵だなと思いました。
—村山さん、エネルギッシュですよね。その後の選考はどのような流れでしたか?
その後、選考課題としてきのもと商会のミッション・ビジョン・バリューに関連するプレゼン・自己紹介プレゼン・計算問題などが課されました。これに対する回答をメンバー全員で見て、一緒に働きたいと思うかどうかで選考の合否が決まるそうです……!
最終選考では実際にオフィスに行って、メンバーの方とペアでオフィスの設計に挑戦しました。数時間かけてコミュニケーションをとりながら設計・デザインをし、それをスライドにまとめました。
—めちゃくちゃ実践的ですね!
そうなんです。「実際に働く姿」が想像できるような選考だったのがすごく印象的でした。しかもメンバー同士の距離も近くて、最終選考のときに誰かが「このあとライブ行くんです〜」って言ったら、周りの人たちが「じゃあここ手伝うよ!」ってすぐフォローしていて。その空気感が理想的で入社の決め手にもなりました!
—実際に入社してみてどうですか?
まだ慣れないことばかりですが、安心して挑戦できる環境は心強いです。すでにプランナーとしていくつかのプロジェクトに関わっていて、毎日が学びの連続です。
また、新卒1期生であることもきのもと商会に惹かれたポイントでした。自分の言動がこれからの制度に影響を与える立場だと思うので、一緒に育てていく感覚で関わっていけるのも嬉しいし、楽しみの一つです。
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—これから挑戦してみたいことはなんですか?
もし、もっとメンバーが増えて「ゼロサン(3つ目のオフィス)」をつくるとなったら、その設計に関わってみたいです。自分が働く空間を自分たちでつくれたらすごくワクワクしますよね。
そして将来的にはクライアントから「あなたにお願いしたい」と言っていただけるような、信頼されるプランナーを目指して経験を積んでいきたいです!
インタビューを通して印象的だったのは、植野さんが「これが自分に合っている」と感じるものに、素直に向き合いながら選択を重ねてきた姿勢です。
その選択の積み重ねが、きのもと商会への入社に自然につながっているのだと感じました。
働く人の声が届きやすく、会社の仕組みづくりにも関われる。きのもと商会はそんなそんなフラットで透明性の高い空気を大切にしている場所です。
実際にインターンとして関わるなかで、私自身もそのあたたかさと自由さを肌で感じています。
何かをつくることにワクワクする人にとって、きのもと商会はおもしろい一歩になるはずです。
現在、きのもと商会では26年卒の新卒メンバーを募集しています。
この記事を通して何か感じるものがあった方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう!