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【社員インタビュー】自分の成長に合った挑戦環境がある

丸山真央 2021年入社(新卒)

2021年に新卒社員としてカインドメディカルに入社。 入社3年目になり、コンサルタントとしての活躍はもちろん、プロジェクト活動や後輩の教育にも携わり、活躍の幅を広げています。

2021年にインタビューしたときと比べてどう変化したのかを聞いてみました!

ーー前回のインタビューから約2年経ちました。今はどんな業務を行っていますか?

1年目は先輩の完全バックアップがある中でコンサルタント業務を行ってきました。

今では完全に一人立ち、多くの看護師さんの担当をしていて、後輩指導にあたることもあります。またプロジェクトでは、1年目にはサテライト※として「虫の目プロジェクト」をやっていましたが、今では本プロジェクトとしてメンバーと共に成果を出すために日々動いています。その他にも、採用プロジェクトのメンバーとしてもミッション達成に向けて活動しています。

(※本プロジェクトのように成果を出すことを重要視するというよりも、社内活性化の一環として始まったもの。構成メンバーもおらず、一人が担当して行うもの。)


ーーこの2年間で携わるものが多くなりましたね。

そうですね、毎年毎年任せられるものも増え、新たな壁にぶつかっています。その度に、自分の成長に合わせて挑戦する環境をもらっているんだなと実感します。

例えば、1年目にはコンサルタントとしてとにかく我武者羅に目の前の看護師さんと向き合うということをやってきました。2年目には、それに加えて長期的に顧客と関わる案件を任せてもらったり、担当する看護師さんの数が劇的に増えたりもしました。その他にもプロジェクトをはじめ、様々なことに関わる機会が多くなりましたね。

様々な仕事に挑戦することで見えてきた「他者視点」の大切さ

ーーぜひ、その成長ストーリーを聞かせてもらいたいです!

そんなに順風満帆なストーリーではないですよ(笑)。本当にいろいろあったので…。

まず1年目と2年目の大きな違いと言えば、自分も教える側になったことだと思います。1年目までは、自分が一番下なので先輩方が手取り足取り教えてくれたのですが2年目からは自分ばっかり気にしてもらうっていう環境ではなくなりました。本当の意味で一人でやることが増えましたね。これまでも一人で仕事ができるようになることを目標にやっていたのですが、それはあくまでも先輩がリスクヘッジをしてくれていた範囲内でしかできていなかったことに気が付いたんです。「そこは確認した方がいいんじゃない?」とか「ちょっと待った!」というアドバイスがなくなった途端に、自分ではリスクに気付かずに失敗の沼に突っ込むことが多くなりました。それでも、自分なりに改善策を考えて工夫していたのですが、なかなか数字が伸びない時期が続きました。

ーーしかも、その時期にはコンサルタントの業務以外にも携わることが多くなり仕事の幅も広がって大変だったと思うのですが、実際はどうでしたか?

確かに大変でしたね。この時期には、正式にプロジェクト化された「虫の目プロジェクト」でもリーダーになり、大きなミッションを与えてもらっていました。もしも、このようなマルチタスクを抱えている状態ではなく、コンサルタント業務だけに集中していたら目標達成はもっと早くできていたかもしれません。

ただ、カインドでは一つのことだけでなく、様々な仕事ができる人になれるように分散して仕事を任せてもらっています。それによって、時間の使い方も工夫するようになりましたし、それぞれの業務での悩みが共通していることにも気が付きました。

ーー様々な業務と向き合う中で見えてきた課題というのは何だったのでしょうか?

「他者視点を持つこと」だと思っています。

元々、慎重なタイプなので先輩に聞きに行くことは多かったです。でも、その聞き方は「自分はこうやろうと思っているのですが、どうですか?」という “確認” ばかり。自分に意見があるときは質問しに行けるのですが、自分の意見がないときは聞いちゃダメだと思っていたんです。過去の部活の経験から、「聞きに行くこと=答えをもらいにいくこと」という極端な定義を持っていたので。

でも2年目に、自分なりに原因追及して工夫してやってみるけどできない経験をたくさんしました。タスクもたくさんある中で自分の力ではどうにもならないことがあることに気が付きました。だから、今は客観的な視点をとにかくたくさんもらうことを意識しています。

これは、プロジェクトでも同じだと感じています。サテライトから本プロジェクトになって、みんなの日々の気付きをまとめて、読み返せるような冊子を作る、というミッションがありました。それに向けて活動をしている以上、思い通りに進まない中でもどうにか “形” にしないと、と必死でした。そんなときに、先輩から「本当にこれでいいの?やる意味あるの?」という質問をもらいました。これまでの自分なら、「冊子を作ることがミッションなのにどういうこと?」と思って、その言葉を素直に受け入れられなかったと思います。しかし、今ではこの冊子を作る目的はミッションの更に先にあって、みんながこの冊子を見てこうすればいいんだ!と行動に移せるようになること。そしてその先にこういった気付きを言語化し共有するという習慣付けにあるのかもしれないと考えられるようになりました。だから、形だけで作るのではなく、その先にある目的を捉えて発展させることこそ重要であると気が付かされました。

「利益が先、サービスが後」を実践できるコンサルタントに

ーー3年目になって、今捉えている課題は何でしょうか?

看護師が病院に定着するために、徹底して確認することです。

2年目に一人で担当したときに、看護師さんの想いをすべて叶えたいと肩入れしてしまい、病院側に迷惑をかけたことがあったんです。私たちの仕事はあくまでも、病院と看護師にとって中立な立場であること。つまり看護師にとっても病院にとってもベストなマッチングができることです。だから、相手方にとって良くない条件や事情もしっかりと引き出しておかなくてはいけないんです。でも、2年目になったばかりのときは、相手が言いづらいようなことも徹底的に確認していくと、気分を害しそうで恐くて聞けませんでした。でもそうやっていると、なんとか就職まで辿り着いても、早期退社する人が多かったんです。自分の確認が甘いまま看護師を病院に紹介しても病院に迷惑をかけるだけ、その逆もまたそうだということを痛感しました。だから、相手に不利になることでもしっかり引き出したり、確認したりするというコミュニケーションの難しさを今は痛感しています。

ーー最後に、これからの目指す像を教えてください。

しっかりと相手を捉える仕事ができるようになりたいです。会社が大切にしている「利益が先、サービスが後」を実践して、看護師も病院もそして自分たちもwn-win-winになる関係性を築いていきたいです。それを言葉だけでなく、自分の行動として示せるようになりたいと思っています。


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