こんにちは。EC事業者向けの発送代行サービス「STOCKCREW」を運営するKEYCREWで、管理部に所属しているスターブ ダニエルです。
2025年10月に入社し、現在は経理・財務、人事・採用、労務、総務など、管理部のさまざまな仕事を担当しています。「管理部」と聞いても、実際にどんな仕事をしているのか、外からは少し見えづらいかもしれません。今回は「入社後のイメージを持ってほしい」という思いで、実際の一日を通して、普段どんな仕事をしているのかをご紹介します。
1.私がやっていること
私の仕事を一言で言うと、会社がスムーズに動くための裏側を、幅広く支えることです。管理部は少人数のチームなので、「経理だけ」「採用だけ」というように、担当が完全に分かれているわけではありません。午前中に会社のお金の動きを確認していたと思ったら、その後は採用候補者とのカジュアル面談。午後には社内の業務改善について考えている。そんな日も珍しくありません。
また、最近、特に力を入れているのが、AIを活用した業務改善や、社内に散らばっている知識・ノウハウの整理です。目の前の仕事を終わらせるだけではなく、「次からは、どうすればもっと良くできるか」まで考える。それも、管理部の仕事のひとつだと思っています。
2.ある一日の流れ
日によって仕事の中身は変わりますが、ここでは、経理や採用、業務改善など、いろいろな仕事が重なった一日をご紹介します。
09:00〜09:30 依頼の仕分けと、今日の段取り
朝いちばんに、社内チャットや管理部宛の依頼フォームに届いたものを確認します。「この支払い処理を進めてほしい」「稟議申請の費用計上月について確認したい」「面接の日程を組んでほしい」など、依頼元も内容もさまざまです。
まずは締め切りや優先順位を整理して、その日の段取りを決めます。
09:30〜10:00 グループ3社のお金の動きを確認
グループ3社の銀行口座の入出金を確認し、会計ソフトに登録していきます。銀行口座の情報は会計ソフトと連携されているため、一から手入力するわけではありません。入出金の内容に応じてシステムが自動で処理の候補を出してくれるので、それが正しいかを最終確認して登録します。
入力などの手作業はできるだけ自動化し、人は確認や判断に時間を使う。経理の仕事でも、そんな進め方をしています。
10:00〜11:00 カジュアル面談
KEYCREWに興味を持ってくださった方と、オンラインでお話しします。カジュアル面談では、会社の良いところだけを伝えるのではなく、まだ整っていない部分や、働くうえで大変だと感じる可能性があることも、できるだけ率直にお話しするようにしています。
入社してから「思っていた会社と違った」とならないように、今のKEYCREWの良い面も課題も知っていただいたうえで、お互いに合うかを考える時間にしたいと思っているからです。また、こちらから会社についてお話しするだけではなく、「どんな会社で働きたいと思っているのか」「これから何をやっていきたいのか」も伺います。その方が働くうえで何を大事にしているのかを聞く時間でもあります。
11:00〜12:00 採用業務・選考のフォロー
面談後は、自動で作成された文字起こしも活用しながら、面談の内容や感じたことを簡単なシートにまとめます。次の面接を担当するメンバーが、候補者の考えやカジュアル面談で話した内容を事前に把握できるようにするためです。
その後は、複数の採用媒体を通じて届いた応募を確認したり、求職者の方へスカウトを送ったり、進行中の選考状況を確認したりします。選考が進んでいる方については、各部署の面接担当者と日程を調整するなど、候補者と社内の間に立って選考全体がスムーズに進むように動きます。
12:00〜13:00 お昼休憩
13:00〜13:30 管理部定例
管理部のメンバーで、それぞれが担当している仕事の進捗や、対応が必要なことを確認します。担当領域が広いチームだからこそ、「誰が何を進めているのか」を共有することを大切にしています。
13:30〜15:30 経理・管理業務と、その仕組みづくり
午後は、経理や人事など、時期によって発生するさまざまな管理業務を進めます。
例えば月初であれば、お客様への請求内容をまとめ、口座振替用や会計ソフト用のデータを作成します。社員の勤怠チェックや給与計算の処理、税金の納付準備なども、この時期に集中する仕事です。管理部では、週次・月次で繰り返し発生するタスクも多くあります。日々の中で「これは毎回やらなくてもいいのでは」と感じたことは、できるだけ仕組みに落とし込むようにしています。
請求データの作成やチェックにはAIを活用し、これまで人が手を動かしていた部分を少しずつ減らしています。以前、AIに請求データをチェックさせていた際、AIが本来確認すべき列とは違う列を参照して判断していたことがありました。そこで設定を見直し、チェックの方法自体を修正しました。
AIを使えば仕事は速くなりますが、任せれば終わりではありません。「AIがどこを見て、どう判断したのか」を人が確認し、必要であれば仕組みそのものを直す。そこまで含めて業務改善だと考えています。こうした改善は、請求業務だけではありません。
Excelで管理していた情報をチームで共有しやすいツールへ移行したり、請求業務やAIツールの使い方を手順書にまとめたりしています。また、過去の社内チャットからよくある質問をAIで抽出し、社内ボットのテストデータを作ることもあります。新入社員向けの研修カリキュラムづくりや、社内で使っているAIツールのアカウント管理・利用状況の確認なども行っています。
AIを活用することで、対応のスピードや精度を高めながら、日々の業務を効率化できます。そこで生まれた時間を、自分の担当業務だけではなく、チーム全体や会社全体の仕組みづくりに使えることも、AIを活用する大きなメリットだと感じています。
最近は、目の前の業務を終わらせることと同じくらい、「次からどうすれば、この仕事をもっと良くできるか」を考えることも、自分の仕事のひとつになっています。
15:30〜16:30 他部署との連携
管理部だけでは完結しない仕事も多くあります。例えばお客様からの入金確認では、入金額に過不足があった場合に、お客様への確認をカスタマーサクセスへお願いします。口座振替の申込内容に不整合があれば、必要な情報を確認してもらうこともあります。お客様とのやり取りを担当する部署と、その裏側で数字や処理を担当する管理部。それぞれが持っている情報をつなぎながら、一緒に仕事を進めていきます。
管理部の仕事というと、一人で数字や書類に向き合っているイメージがあるかもしれませんが、実際には他部署とコミュニケーションを取りながら進める仕事もかなり多くあります。
16:30〜17:45 Wantedlyストーリーの制作
実は、いま読んでいただいているようなWantedlyの記事制作も担当しています。社員にヒアリングをして、AIも活用しながら下書きを作り、公開できる記事として整えていきます。カバー画像の制作にもAIを活用しています。インタビュー、社員の一日、プロジェクト紹介など、少しずつ記事のパターンも増やしてきました。自分が作った記事をきっかけにKEYCREWを知ってもらえることは、採用業務の中でも嬉しい瞬間です。
17:45〜18:00 報告と、翌日への引き継ぎ
その日に処理したものや作った資料を共有し、必要なものはチームに確認をお願いします。終わらなかった仕事も、翌日の自分や他のメンバーがすぐに続きを始められる状態にして、一日の仕事を終えます。
ちなみに仕事以外では、目的を決めずに散歩に出たり、神社やお寺を巡って御朱印を集めたりしています。駅のスタンプ集めも、ちょっとした楽しみです。
3.最近の新しい取り組み・変わったこと
いま特に力を入れているのが、AIも活用しながら、社内の知識や仕事の進め方を整理していくことです。集めた情報を整理し、特定の人しか分からない仕事を減らして、必要な情報に誰でもたどり着ける状態をつくりたいと考えています。
ただ、いちばん大事なのは新しいツールを導入すること自体ではなく、メンバーの認識をそろえることだと思っています。各メンバーが「これが正しい」「これが最適だ」と思っているやり方は、実は同じではありません。そうした違いを整理し、会社としてのやり方を共通化していくことも、この取り組みの目的のひとつです。
一方で、難しさもあります。AIの技術はかなり速いスピードで変わっていますし、KEYCREW自体も成長途中の会社です。今「これが一番いい」と思ってつくった仕組みが、数週間後には変わっているかもしれません。新しいツールを試すだけなら、それほど難しくありません。難しいのは、それを実際の仕事に組み込み、誰か一人だけではなく、チームや会社全体で使える状態にすることです。
一度決めたものを守り続けるというより、必要に応じて見直しながら、その時点でより良い形をつくっていく。今は、その繰り返しです。
完成された環境で決められた仕組みを運用するというより、自分たちで仕組みそのものをつくっていく。そこは大変なところでもあり、KEYCREWの管理部で働く面白さでもあると思っています。
4.オープンポジションで入社して、管理部へ
私は、最初から管理部で働くことが決まっていたわけではありません。2025年10月、配属先を限定しない「オープンポジション」でKEYCREWに入社しました。
入社後、まず経験したのが物流現場での研修です。そこで特に印象に残っているのが、たくさんのロボットが動く物流オペレーションでした。それまで物流倉庫の仕事を詳しく知っていたわけではなかったので、ロボットと人が連携しながら、多くの商品を出荷していく光景には純粋に驚きました。そして、それを毎日動かしている現場のメンバーを見て、「これを回しているのはすごいな」と感じたことを覚えています。
その後、管理部へ配属されました。そこで次に驚いたのが、仕事の幅広さです。経理・財務、人事・採用、労務、総務。業務によって必要な知識も、関わる人もまったく違います。最初は正直、「こんなにやることがあるのか」と少し圧倒されました。分からないことも多く、その都度調べたり、周りに聞いたりしながら、一つずつできる仕事を増やしてきました。
今では、一通りの業務に対応できるようになりました。入社したときと比べて、自分ができることの範囲は明らかに広がっています。その積み重ねが、今の自分の支えにもなっています。
5.こんな人と働きたい
管理部の仕事には、決まったことを決まった通りに進める場面もあれば、まだ形になっていないものを自分で整えにいく場面もあります。関わる範囲が広いので、最初は戸惑うこともあると思います。私自身もそうでした。
それでも、知らない仕事を覚えることや、「もっと良いやり方があるのでは」と考えることを楽しめる方には、面白い環境だと思います。
私も入社したときには、経理をしながら採用候補者と面談し、AIを使った業務改善まで幅広く担当するとは思っていませんでした。でも、いろいろな仕事に関わったからこそ、自分ができることは確実に増えました。
完成された仕組みの中で働くというより、まだないものを一緒につくっていく。そんな働き方に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、KEYCREWの話を聞きに来てください。