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「Product Group Bible」で実現する価値観の統一と行動の進化

こんにちは、ケップルで VPoE を務めている池浦です。

KEPPLE CREATORS LAB が所属する Product Group では、メンバーの価値観や行動の足並みを揃えるために、Product Group Bibleを作成しました。

本記事では、この Product Group Bibleを作成した背景や、その作成を通じて期待している効果についてお話しします。

事業領域とプロダクト

ケップルは、スタートアップエコシステムの発展に貢献するための事業を多角的に展開しています。このエコシステムには、起業家や投資家はもちろん、スタートアップで働く人やこれから働こうとする人も含まれます。

これまで、スタートアップメディア「KEPPLE」やスタートアップのデータベース「KEPPLE DB」を通じて、起業家や投資家が抱える課題の解決に取り組んできました。しかし、まだ多くの課題が解決されておらず、新たな取り組みが求められています。

こうした課題に取り組むためには、既存のプロダクトやサービスの品質を維持しながら、新たな価値を提供するプロダクトやサービスを生み出す必要があります。その実現には、プロダクトに関わる人々が異なる利害関係を超えて協力することが不可欠です。

そこでケップルの Product Group は、プロダクトに携わる全てのメンバーが共有すべきコアバリューと、そのコアバリューを実現するための行動指針を定めました。

コアバリュー:スタートアップであれ

スタートアップの強みは、その 柔軟性 と スピード感 です。凝り固まった業務プロセスや無駄な承認手続きがなく、誰もがオーナーシップを発揮できる環境が整っています。このオーナーシップが、一人ひとりの素早いアウトプットを可能にします。

こうしたスタートアップならではの強みを活かすことが、革新的なソリューションを提供する原動力になると信じています。

冒頭でも述べたように、私たちはスタートアップエコシステムの発展に貢献するための事業を展開しています。そして、私たち自身もスタートアップであるからこそ、最もスタートアップらしい行動を追求・体現する必要があります。

▲コアバリュー

行動指針と推奨される振る舞い

コアバリュー「スタートアップであれ」を実現するために、私たちは具体的な行動指針を11項目にわたって定義しました。

抽象的なバリューやスローガンだけでは、解釈の違いや認識のズレが生じてしまいます。そのため、バリューを単なる理念にとどめるのではなく、具体的な行動にまで落とし込むことが重要です。

本記事では、その一部を紹介します。

行動指針に加え、私たちは「振る舞い」にも注目しています。これは、行動指針に則った行動の成果をさらに高めるための姿勢を示すものです。

▲振る舞い

プロダクトに関わるエンジニアとして

VPoEというポジションだからこそ、ケップルのプロダクトエンジニアには Product Group Bible で定義した行動を体現してもらいたいと考えています。

数年前まではソフトウェアの開発をできること自体が一つの強みになっていましたが、Generative AIやその他の便利なツールの登場により、今では誰もが当たり前のようにソフトウェアを開発できる時代ですし、そもそもソフトウェアを開発する必要がないシーンもあります。そのため、ソフトウェアを開発する場合には、より価値の高いソフトウェアを生み出さなければ、市場で淘汰されてしまう状況に直面しています。

とはいえ、エンジニアリングという専門性は、ソフトウェア開発やモノづくりにおいて非常に重要な役割を果たしています。そのため、この専門性を最大限に活かし、高い付加価値を実現していきます。

浸透させるための取り組み

価値基準や行動指針は、それだけで効果を発揮するものではありません。各メンバーがその重要性を理解し、日々のワークフローの中で適切に活用されて初めて、その効果が現れます。

具体的には、以下の取り組みを通じてメンバーに深く理解し、実際に活用してもらうことを目指しています:

  • 選考過程でのバイブル紹介
  • プロジェクトのキックオフや振り返りでの読み合わせ
  • 月例などの定期的なイベント内での周知

これらのプロセスを通じて、価値基準や行動指針を実践に落とし込んでいきます。

バイブルを通じて期待する効果

大きく分けて、現在できている良い行動を維持することと、さらに付加価値の高い行動を実践することを期待しています。

Product Group は、Biz(ビジネス)とDev(開発)のバランスが非常に良いと感じています。どちらかが優位に立つわけではなく、プロダクトの価値に焦点を当てたモノづくりが実現できている点が、この組織の強みです。

この素晴らしい文化を維持しながら、さらなる価値の追求を目指します。そのために、行動指針に掲げた「越境」や「全体最適」というキーワードを軸に、より高いレベルのオーナーシップが発揮されることを期待しています。

Product Group Bible v1.0 202412( for Public ).pdf
https://link.kepple.jp/ProductGroupBible

▲「Product Group Bible」全貌はこちらをクリック!

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プロダクトエンジニア|スタートアップ市場の発展に向けたプロダクト開発
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