「せっかく依頼が来ているのに、断るなんてもったいない」 「創業期なんだから、選り好みせず何でも引き受けるべきだ」
周囲の経営者の先輩方から、そんな風に心配されることがあります。
確かに、会社を存続させるためには売上が必要です。
喉から手が出るほどキャッシュが欲しい瞬間だって、何度もありました。
それでも、僕たち株式会社勝継屋(かつぐや)には、明確に「お断りする案件」の基準があります。
勝継屋代表の福成です。
2026年3月24日の弊社ブログでも書きましたが、僕たちはクライアントから数百万円、数千万円のフィーを提示されたとしても、ある条件に当てはまる場合は、丁重にお仕事を辞退させていただいています。
「生意気だ」と思われるかもしれません。
しかし、今日お話しする案件をお断りする基準は、そっくりそのまま、僕たちが一緒に働く仲間に求める採用基準でもあります。
今日は、綺麗事や売上主義に疲れ、自分の価値観に嘘をつかずに働きたいと願うあなたへ。
僕たちが何を守り、誰と戦いたいのか、その本音をすべてお話しします。
1. 僕たちが「NO」を突きつける、3つの案件
僕たち勝継屋のビジョンは、「地方から“自分たちなんて”をなくし、“自分たちだから”で日本を最高潮(クライマックス)へ」導くことです。
地方企業の懐に入り込み、組織を根底から変革し、世界と戦える「野武士集団」を創り上げる。
そのために、僕たちは経営者の懐刀(ふところがたな)として、現場で共に泥をかぶります。
だからこそ、以下の3つのようなスタンスの企業様とは、絶対にお付き合いできません。
①「コンサルなんだから、正解を出してよ」という丸投げ
「お金を払うから、うちの売上を上げる魔法の戦略を作ってくれ」という依頼です。
僕たちは、魔法使いではありません。
どれだけ美しい戦略を描いても、それを実行する経営者や現場に「自分たちで会社を変えるんだ」という当事者意識がなければ、絶対に組織は変わりません。
僕たちを「便利な外注業者」として扱う案件は、お断りしています。
②「理念や組織はどうでもいい。HPだけ綺麗にして」という表面的な取り繕い
「とりあえず今どきのカッコいい採用サイトを作って、若手を集めてほしい」というご相談。
現場は疲弊し、社長は社員の声を聞かず、ただ「人が足りないから」と表面を取り繕おうとする。
そんな状態で人を集めても、不幸な人間が増えるだけです。
「耳の痛い組織の課題に向き合う覚悟」がない企業様の支援は、お断りしています。
③「自分の会社や地域に、愛も誇りもない」という情熱の不在
「儲かりさえすれば、何を売ってもいい」「地方なんてどうせ衰退するから、今のうちに稼げればいい」。
そんな冷めた目をした経営者の隣に、僕たちの居場所はありません。
不器用でもいい、今は業績が苦しくてもいい。
自社の商品や、そこで働く社員、地域に対する「消せない愛と誇り」がない限り、僕たちは命を懸けて伴走することはできません。
2. 断る基準 = 一緒に働く仲間に求める基準
さて、ここまで読んでいただいて、何か気づくことはありませんでしたか?
「当事者意識の欠如」「表面的な取り繕い」「情熱の不在」。
これらはすべて、僕たちが一緒に働くメンバーに対しても、絶対に妥協できないポイントなのです。
僕たち勝継屋が求めているのは、指示された作業を完璧にこなす優秀な兵隊ではありません。
自ら問いを立て、社長である僕にも真っ向から反論し、泥臭く現場を変えていく野武士です。
もし僕が採用面接で、以下のような人と出会ったら、どれだけスキルが高くてもお見送りします。
- 「勝継屋に入れば、成長させてもらえますか?」と、会社に正解や環境を求める人。 (=コンサルに丸投げするクライアントと同じです。成長は自分で掴み取るものです)
- 「綺麗なオフィスで、スマートな戦略立案だけをやりたいです」と言う人。 (=表面的な取り繕いと同じです。僕たちの主戦場は、泥臭い現場や飲み会の中にあります)
- 「地方創生とかビジョンにはあまり興味がないけど、待遇が良いので」と言う人。 (=情熱の不在と同じです。僕たちは、本気で日本をクライマックスにしたいと願う狂気を持った人間としか、共に戦えません)
クライアントを選ぶ基準と、仲間を選ぶ基準。 対象が違うだけで、根底にある価値観はまったく同じなのです。
3. なぜ、僕たちはここまで「価値観」に固執するのか?
「もっと柔軟になれば、売上も上がるし、採用も楽になるのに」 そう言われることもあります。
事実、この基準を貫くのは、経営としては非常に不器用で、遠回りなやり方です。
それでも僕たちが価値観に固執するのは、自分たちの哲学を曲げて得た利益で大きくなった会社に、一体何の意味があるのか?と思っているからです。
僕が前職である世界一変わった会社を辞め、改めてさらに全力で生きることを誓って立ち上げたのが、この勝継屋です。
目先の利益のために、自分たちが信じられないクライアントに頭を下げたり、ビジョンに共鳴していないメンバーと妥協して働いたりすることは、僕自身の命の使い道に対する最大の裏切りです。
僕たちは、2030年までに全国230社の地方企業と伴走し、1兆円の経済を動かすという途方もない目標を掲げています。
この巨大な壁を乗り越えるためには、全員が同じ方向を向き、互いの背中を完全に預け合える「価値観の共有」が絶対条件なのです。
スキルは、後からいくらでも身につきます。
でも、「何のために働くのか」「どんな姿勢で顧客と向き合うのか」という根源的な価値観は、そう簡単に変わるものではありません。
だからこそ、僕たちは採用において、スキル以上に「価値観の共鳴」を何よりも大切にしています。
4. この「不器用な生き方」に共鳴してくれたあなたへ
今、この記事を読んでくれているあなたに問いかけます。
あなたは今、自分の価値観を押し殺して、意に沿わない仕事に頷いていませんか? 「誰に貢献しているのかわからない仕事」を、生活のためにと割り切って続けていませんか?
もしあなたが、「売上至上主義」や「表面的な仕事」に疲れ果て、もっと手触り感のある、自分の心に嘘をつかずに熱狂できる環境を探しているなら。
僕たちのこの不器用で、泥臭くて、でもどこまでも真っ直ぐな価値観に、少しでも心が震えたなら。
勝継屋という船に乗ってみませんか。
僕たちは、あなたを「駒」としては扱いません。
共に日本の地方から世界をひっくり返す、かけがえのない野武士の一人として迎え入れます。
完璧な履歴書や、取り繕った志望動機は必要ありません。
あなたがこれまで感じてきた違和感、そして「本当はこんな風に生きたい、働きたい」という生々しい本音を、そのまま僕にぶつけてください。
少しでも僕たちの価値観に共感してくださった方。
まずは、カジュアルにお話ししましょう。あなたにお会いできるのを、心から楽しみにしています。
[👉 「自分の価値観に嘘をつかずに働きたい」「本質的な仕事をしたい」方、まずはカジュアル面談へ]
【勝継屋が大切にしている「価値観」をもっと知るために】 僕たちがなぜ案件を断るのか、どんな想いでクライアントや仲間と向き合っているのか。さらに深く知りたい方は、ぜひこちらのブログやnoteも覗いてみてください。
- 【ブログ】私たちが「お断り」する案件の基準。(2026/03/24) ※今回の記事の原点です
- 【note】「コンサルって怪しいですよね」と面と向かって言われた日。
- 【note】“イエスマン”ばかりの会社は弱い──「社長、こうしたいです」が飛び交う組織が最強になる理由
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