内装メーカーと求人サービスの会社で、長く営業を続けてきた新井さん。「もっとお客様と建設的な会話がしたい」という思いから、カラクリに入社しました。入社から約3か月。転職の決め手や、入ってみて感じたことを聞きました。
忙しい日々のなかで見つけた「次にやりたいこと」
――まずは、これまでのキャリアを教えてください。
新卒で入ったのは、スーパーの商品棚など、店舗の内装を幅広く手がけるメーカーです。法人向けのニッチな業界ですが、業界ではトップシェアの会社でした。そこで約3年、営業を担当しました。
とにかく忙しい会社でした。お客様の店舗の新規オープンや改装のときは、商品の取り付け現場にも立ち会います。朝7時から夜までオフィスで働いて、そのまま深夜から明け方まで現場に立ち会い、翌朝も普通に出勤する。そんな日も少なくありませんでした。
どうせ忙しいなら、もともと興味のあった広告の仕事がしたい。そう思って転職を決めました。
――そこから求人サービスの会社に移ったのはなぜですか?
当時の私は、制作系の仕事を希望していました。でも求人がほとんど出ていなくて、会社のホームページを1社ずつ見に行くような探し方をしていたんです。私と同じように仕事探しで苦労する人を減らす仕事もいいなと思い、求人サービスを運営する会社に入りました。
そこでは、従業員1,000人以下の中小企業を中心に、新規営業から始めて、徐々に既存のお客様を担当する営業に移っていきました。
「穴の開いたバケツ」から抜け出したかった
――転職を考えたきっかけは何でしたか?
正直に言うと、求人ビジネスの仕組みに少し疲れてしまったんです。求人広告は、企業が掲載し続けてくれないと売上になりません。採用がうまくいって人が定着するほど、お金にはなりにくいんです。
たとえるなら、穴の開いたバケツにどれだけ水を入れるか、というゲームになっているように感じていました。もっとお客様の本質的な課題を解決する、建設的な会話がしたい。そう思ったのが、転職を考えたいちばんの理由です。
――どんな軸で転職活動をしたのですか?
大きく2つです。1つは、押し売りの営業から離れて、お客様の成果に向き合うカスタマーサクセス(CS)に職種を変えること。もう1つは、大企業のお客様と関わることです。
私は30代半ばです。このまま中小企業の経験だけでは、どこかでキャリアが行き詰まると感じていました。実際に10社ほど話を聞くと、大企業を担当した経験はどこでも聞かれました。そこで、この方向で間違いないと確信しました。
決め手は「提案しない」という選択肢
――カラクリのどこに惹かれたのですか?
選考のなかで何人かのメンバーと話して、「押し売りはしない」という話を聞いたことです。お客様の課題に入り込んで、プロダクトで解決できないのであれば、提案しないこともある。その考え方がすごくいいなと思いました。そこから先は、選考が進むほど気持ちが右肩上がりになっていきました。
――最終面接で印象に残っていることはありますか?
30代半ばとして、この先長く働く環境として本当に大丈夫かを、素直に聞いてみたんです。将来は地方に移住したいことも、どの面接でも伝えていました。「成果を出せば休みは取れるよ」「リモートで日中しっかり働いていれば、旅先で仕事をすることもできるよ」と答えてもらえて、本音を言っても受け入れてくれるなら、と入社を決めました。
自分から動けば、どんどん前に進める
――入社してみて、ギャップはありましたか?
思った以上に自由だなというのがいちばんです。細かく管理されることはまったくありません。ただ、慣れるまでは少し苦労しました。
研修は「1か月でここまで」というタスクはあるものの、決まったカリキュラムはありません。サポートチームに業務に入らせてもらう、営業の商談に同席させてもらう。そういったことを、全部自分からお願いして進めます。リモートが中心なので、最初は「これは誰に聞けばいい?」「オープンなチャンネルでこんな聞き方をしていい?」と戸惑いました。今はもう、誰が何を担当しているかがおおよそわかるようになりました。
――印象に残っている研修はありますか?
入社3週目に、大阪で開かれた展示会に手を挙げて参加させてもらったことです。ロールプレイの研修はないのですが、「それをロールプレイ代わりにしよう」と送り出してもらいました。ほかの営業メンバーがお客様と話す様子を聞くのが、いちばんの近道だと思います。
プロダクトは日々変わっていくので、資料にない情報は自分で触ったり、人に聞いたりして身につけていきます。6月からは1社をメインで担当していて、今は契約内容の見直しや、ボイスエージェントなど新しいプロダクトの提案を進めています。ずっとお客様と話す仕事をしてきたので、そこはあまり苦戦せずに済んでいます。
――チームの雰囲気はどうですか?
みなさん真面目で、仕事にとても熱心です。わからないことを聞くと、協力的に情報を共有してくれます。一緒に仕事をするうえで、とても信頼できる人たちだと感じています。出社は毎週火曜日だけで、その日にまとめて相談できるのもありがたいです。
新しいプロダクトを、いちばんにお客様へ
――これから挑戦したいことはありますか?
正直、今はまだ目の前のことで精一杯です。ただ、カラクリには開発中のプロダクトがいくつもあります。それをいちばんにお客様に導入して、生のフィードバックを集めたいです。ほかのメンバーが提案しやすくなる仕組みづくりにも貢献できたら、私が入った価値があるのかなと思っています。
――カラクリへの応募を迷っている方に、ひとことお願いします。
自分から手を挙げて動きたい人には、すごく合う会社だと思います。これまで「これをやってみたい」と話して、ダメだと言われたことは一度もありません。「いいじゃん、やってきなよ」と返ってくる。それだけです。