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ミュージシャンからインフラエンジニアに転身!仕事のやりがいはRPG?その真意とは!?

こんにちは!株式会社要 広報担当の佐野です。

今回はインフラエンジニアとして活躍する開発部の髙安さんへお話を伺いました!
実は今回のインタビューは、『もっとインフラエンジニアを盛り上げたい!』という要の営業部からの熱い想いのもと実現!
インタビュアーはなんと取締役の森川が務めてくれました!


ー IT業界は何年目ですか?

4年目です。

― IT業界の前はどんなことを?

若い頃はプロのミュージシャンになりたくて飲食系の仕事をしていました。
ミュージシャンの活動も停滞して、諦めたくないと思いつつも仕事ばかりの生活に。
その後、家電量販店の携帯販売や通信系工事の調整業務などしていました。

― 経験してみてどうでしたか?

仕事を通じて人を喜ばせる事が好きと気付き、お客様をどうやったら満足させてあげられるかを大事に働いていました。

― その後、転職活動ですか?

『人に関わり、人を喜ばせることをしたい』という思いで、人材系の営業を目指し転職活動をしていましたが、なかなかうまくいかず…
ようやく1社、SES事業をメインとしたIT企業と面接。面接では趣味の話で盛り上がり、PCで音楽作りや自作PCを作った話、ガジェットのスペックを見るのが好きなど話していたら、代表さんから「営業枠はうまっているけど、それならエンジニアを目指してみない?向いていると思うよ!」と言われたのがこの業界に入るきっかけでした。

― IT業界に入ってみてどうでした?

プログラム研修を受けて、初めて常駐した現場は大手ベンダのセキュリティソフトの基盤の運用と保守業務でした。
営業からはセキュリティソフトの運用のドキュメント作成とだけ聞かされていました。

ー そこではどんな仕事をしていたのですか?

アカウントの作成やバージョンアップに伴う運用手順書の更新作業など。
最初は事務みたいな業務だなと思いました。
そのうち不具合対応を依頼されるようになり、研修でかろうじてやっていたSQLを触ったり、障害対応の調査でサーバに入って疎通確認をしたり、アプリケーションのバージョンアップや基盤サーバの更改。運用改善の為、スクリプトを作り定時で実行するジョブを作ったりと…気づいたら2年経過していていました。
『今の自分ってなんの業務をしているのだろう?開発系ではないよな』と疑問に思いググったら【運用保守のインフラエンジニア】と出て、そこでインフラエンジニアだったんだと、自覚しました(笑)

― インフラエンジニアの魅力はなんですか?

OSはLinuxやWindows、クラウドなのかオンプレなのか。運用で決まったルーティンの作業がメインか、データベースを極めるか…などなど、とにかく業務の幅が広いところです。
その中で、浅く広く行くのか?スペシャリストになるのか?と、選択肢がたくさんあるところですね。

ー 新人のインフラエンジニアは何から始めればいいと思いますか?

サーバの知識から入っていくのがわかりやすいと思います。
基本はサーバエンジニア(クラウドも含む)で業務ができるようになってから、興味があればネットワークエンジニアへ移行が良いと思います。
尚、昨今パブリッククラウドが流行っているので、オンプレNW機器を使用してのCCNAで勉強するようなスイッチやルータのコマンドも使う機会も減っています。
だからこそ、いざ必要になったときに重宝されるというのもありますね。
まぁ、あくまで私の主観ですけどね。(笑)

― インフラエンジニアのやりがいってどんなところですか?

これは他のエンジニアにも共通することかもしれませんが「こんなものを作って」と言われ悪戦苦闘し、チームでいろんな人と関わりやっと完成して。という過程を得ているうちに苦楽をともにしたからこそプライベートでも仲良く話せる間柄になれました。
例えるならRPGゲーム。
RPGをクリアするために、こっちの道がいいかな?もっとレベルをあげた方がいいかな?などありますが、まさにそれが現実になるイメージです。
あの業務を先にした方がいいかな?こっちは他の人に任せたほうがいいかな?ってエンジニアの業務としても自分なりの進め方があり、ゲームでもクリアした時の感動はあると思いますが、プロジェクトをやり遂げた感動は比にならないなと思います!
しかもその感動を共有できる仲間がいることで、成功経験や失敗した経験でも「じゃあ今度はその仲間でこれをやってみたい」など次にも繋がります。

(髙安さんと森川取締役とのインタビュー風景)

― そういえば昨年たくさん資格を取ったよね?何個取ったの?

9個です。

― すごい!1番取得に苦労した資格は何?

エンジニアとしての登竜門の【基本情報技術者試験】が体感的には一番きつかったです。
エンジニアになり3か月後に受けましたが、本当によくわかりませんでした。
参考書も分厚いし内容もなかなか頭に入らない。それこそこれが何のために必要なものなのか?わからなかったのが原因ですかね。
結果三回目で何とか受かりました。
その時にはインフラの知識が多少なりともついていたので、ネットワークはよくわかりましたが、プログラミング言語やアルゴリズムは大の苦手。苦手分野を重点的に勉強し、あとはド定番の過去問道場でなんとか合格できました。

― 資格の勉強をしてわかったことなどありますか?

この資格で得た知識は基礎中の基礎です。
CCNA、AWSやSAAあたりが人気の資格とは思いますが、まずは基本情報の知識を得た上でCCNA、AWS、SAAの取得をおすすめします。そうしないと回答丸覚えで受かっても結果現場では生きないですからね。

― 効率の良い勉強方法を教えてください。

最速に受かることを前提で考えると大体は過去問と同様の傾向にあるので隙間時間を使い一問一答で学習できる教材で学習することにつきると思います。
基本情報、応用情報などIPAの資格は過去問。CCNA、LinuCは有料ですが【ping-t】というIT試験学習サイトを使いました。
IPAの午後問題は別途まとまった時間で勉強しないとなかなか頭に入らないかと思いますが、さらっと参考書を読んで頭に入れた後、一問一答の教材で勉強をしていくのが経験上良いかなと思います。
問題を解いてわからなかったら参考書に戻り、詳しく振り返ることをすると効率がいいかと思います。
参考書にもない問題が出題することもあるのでググって調べていくのも重要ですね。

ー 髙安さんは資格取得奨励制度のヘビーユーザーですよね!

要には資格取得奨励制度のほか、月5,000円までの書籍購入補助もありますし、勉強することへの敷居がぐっと下がりました。
前社では受験料や教材費も全て自費だったので…
IPAの資格はまだ受験費が比較的安いほうなので挑戦しやすいですが、CCNAあたりは教材費&受験料も会社から補助が無かったので、リスクを考えるとなかなか受験に踏み切れませんでした。
今まで勉強するにもお金がかかることを心配してできなかったことが、この制度のおかげで勉強できて本当に要に入社してよかったと思います。

― 最後に今後、要でやりたいことを教えてください。

直近の技術的な話としてはパブリッククラウドを使ったinfrastructure as codeで設計構築をする、Kubernetes(コンテナ)を使ったインフラ構築ができるようになること。
要のインフラチームも拡大していきたいですね。
一人前のインフラエンジニアになれるように、人を育てられる立場になりたいです。
システム作りもそうですが、私の中で培ったどうしたら現場で求められる人になれるのか
現場でのニーズをキャッチできるよう現場内でのいろんな声を聴けるようになることや、それに見合った動きができるようになること。
どんな人にも楽しんでもらいたい、幸せになってもらいたい。
そもそも音楽をやっていたところからそこだけは落とさずやっていきたいという気負いがあります。
あくまでそれは自分の理想像ですが、可能であればそのマインドを後輩に継承していきたいです。



(2023年の忘年会にて『営業部が選ぶ活躍した社員』を受賞した髙安さん)

以上、髙安さんへのインタビュー記事でした。

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