テレワークナビ|導入のヒントを学び、働き方改革を実現する
働き方改革、人手不足、生産性向上、コスト削減、BCP対策などあらゆる課題にテレワークは有効です。 働き方の多様化、ワークライフバランス、生産性の向上、人手不足・採用難、災害・感染症対策など、企業が取り組むべき課題は増加しています。ここでは、企業の課題について知識を深めるための情報をまとめています。 CATEGORIES
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こんにちは!運営担当の荒木です。
今回は【ブイキューブ社員の働き方】企画という事で、ブイキューブ独自の制度である「ORANGEワークスタイル」を活用してどんな働き方を実践しているのかを紹介していきます。
初回は2児の母であり、現在はカスタマーサクセスグループのチームリーダとして活躍している高木の、あるトピックを元にした働き方体験談をご自身で紹介していただきます!
そのトピックとは、「子連れ会議」。
一時期Twitterで「#子連れ会議OK」というハッシュタグがトレンド入りするなど話題となり、世界的にも注目を集めたトピックで、日本でもいくつかの企業が実践したりしてましたね。
この投稿では、子連れ会議を「リアル会議室での会議」と「Web会議」でそれぞれで実践して比較する、といういかにもブイキューブらしい切り口での体験談となっております。
ブイキューブでの働き方やツールの活用方法、育児とキャリアの両立の仕方についても雰囲気が掴める内容になっているので、ぜひ読んでみてください!
なお本投稿は当社の企業ブログであるINSIGHTS SHAREの記事を元に配信しております。
(該当の記事は2017年12月5日に投稿されたものです)
INSIGHTS SHAREでは、社会に向けて、様々な課題をビジュアルコミュニケーションで解決するためのヒントになる情報を発信していますので、他の記事も是非読んでみてください。
みなさん、初めまして。株式会社ブイキューブの高木と申します。
今回は2年前に実施をした私の「子連れ会議」実践記事を皆さんに紹介していきます。
2017年11月、熊本市議会に当時生後7ヶ月の赤ちゃんを連れて参加した女性議員に関する処分のニュースがありました。同様の実例は他の国では既にありましたが、日本の政治の場で「子連れ会議」がニュースとして取り扱われるのは初めての事でした。
賛否両論集めたニュースでしたが、女性の管理職登用や夫婦共働きが当たり前になりつつある現代社会の中で、そして働き方改革を進める上でも「子供を持つ労働者の両立支援」というのは避けられない課題だと思います。
私も、2人の子供を持ちながら日々働いています。
ただ、今まで子連れで出社し会議に参加することを考えたことがありません。
なぜなら、ブイキューブではORANGEワークスタイルによって、テレワークが全面的に認められているので、子供をどうしても預けられない日は自宅でテレワークをして会議も自宅からWeb会議で参加できるので、そもそも「子連れ会議OK!」という状況にならないからです。
なので、私も自宅から子供とWeb会議で会議にオンライン参加したことはあります。
そこで、実際に子供連れで会議してみたら、どんなことになるのかチャレンジしてみました。
「会議室での会議」によるリアル参加と「Web会議」によるオンラインでの参加の両方で、当時1歳の我が子を連れて会議に出席してみました。
内容:グループ会議(各自の業務の進捗報告及び共有)
場所・参加形態:社内会議室(4名)、外出先からWeb会議を利用(1名)
— 会議開始~5分経過:
最初はご機嫌に静かに膝の上に座っていたが、次第に慣れない空間の中であーあーうーうー喋りだす。
— 15~30分経過:
遊び道具としてもらったペンを投げては拾うのループに…。他のメンバーにも拾ってもらいました…。
メンバーA:男性
子供が多少なり声を出すので、集中した会議には向かないかも。子供の存在には気持ちが和んだ。
上司B:男性
自分も子供が2人いて、家でWeb会議をしていると、子供がまとわりついてきてしまうが、今回のように直接会議室に連れてくると、子供の行儀がよくなっていいのかもしれない。
メンバーC:男性(外出先からモバイルワークで参加)
Web会議上には子供の声は入らず、いつも通りの会議だった。
メンバーD:女性
私も子供2人を持つ母として、ほのぼのとした気分でいつもより楽しい会議だった。
母親(私)
ずっと子供を抱いていたため腕がつかれた。タイピング作業は全くできなかったけれど、発言はできたので、子連れでも会議に参加できている実感はあった。
内容:グループ勉強会(事例や同行情報の共有勉強会)
場所・参加形態:社内自席(1人)と自宅(私と他1人)から全員Web会議で参加
— 10分経過:いつものお家なので落ち着いた様子。
— 40分経過:母(私)のそばに移動してきたところで機嫌が悪くなり泣き出す。抱っこして自拠点のマイクをミュートし他の方の声に耳を傾ける。その後会議終了まで泣き止まず、抱っこしたまま会議参加。
メンバーA:男性
子供の泣き声で発言が聞き取りづらくなるタイミングがあり、やや支障があったものの、発言時以外はマイクミュートで運用してくれたので、その後の影響は少なかった。
メンバーB:女性
お子さんを気にかけている感じはあったけど、基本会話に集中している様子がWeb会議の画面から伝わっていたので、勉強会は問題なく進めることができた 。私も2人子供がいるので、泣く子をあやしながら参加するのは大変だろうなと思った。マイクをミュートにして子供の泣き声がWeb会議に聞こえないようにしてくれたので、影響はほとんどなかった。
母親(私)
自宅からWeb会議で参加して、子供が泣き出すと抱っこをするので腕が塞がってしまいタイピング作業ができないことはリアル会議参加と変わらなかった。しかし、Web会議なのでマイクミュートで泣き声を相手に聞こえないようにしたり、自宅なので周囲に気兼ねなく立ち上がって子供をあやすことができたり、子供の慣れた場所でお気に入りのオモチャで遊ばせておくことができたので、リアル会議に比べて精神的負担が軽いことがわかった。
「子連れリアル会議参加」は、慣れない空間にいる子供と他参加者への配慮など、1人で会議に参加するときにはない負担があることがわかりました。会議に参加したメンバーからは、子供の声で気持ちがそれてしまうというコメントもあり、やはり「いつも通りの会議」とはいきませんでした。
一方で「子連れオンライン会議参加」は、私も子供も移動の負担や普段と違う環境に対する緊張がないので、「子連れリアル会議」で感じた負担はあまりないと感じました。他の参加者からも、子供が泣き出してもマイクをミュートにするなど工夫をすることで問題なく会議ができた、と感想が寄せられました。
結局子供を会議に参加させるのが目的なのではなく、仕事と育児を両立できる仕組みを作るのが本質としての課題なので、「欠席して議事録を取ってもらう」「会議室に子供を連れて参加」「テレワークでWeb会議を使って自宅から参加」等の選択肢がある事とそれを支える制度があるのが大事だなと感じました。
ブイキューブではあらゆる働き方の実現をビジュアルコミュニケーションによって支援しています。
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