JMDCに入社したきっかけを教えて下さい
これまでは、エンジニアとしてソーシャルゲームや開発受託の会社にいて、JMDC入社前は立ち上げのベンチャーにいたのですが、事業的に厳しい状況でした。その頃、元同僚の紹介で「(JMDCが)面白い会社だから話を聞きに来ないか」と誘われました。当時は、JMDCが持っている医療ビッグデータを使ってエンドユーザー(toC)向けのサービスを立ち上げるという状況でした。
何もないところから新しいものを作っていくのが好きなので、0→1フェーズを経験出来ることに意気が上がりましたし、医療ビッグデータという魅力的なもので何か出来そうだと思い、入社しました。
現在どんな仕事を担当されてますか
現在は、健康維持・健康増進のための「Pep Up」というプロダクトのエンジニアリングマネージャーとして、企画チームと新しい機能についての仕様を策定したり、技術的な課題について議論したりしています。
実は、入社当時は何を作るかさえ決まっていなかったので、プロダクトマネージャーと企画や仕様の議論をしたり、自分でインターネット回線を引いたり(笑)、営業に同行してサービス要望のヒアリングなどもしていました。プロダクトを作るにあたって、お客さんの声は大事だと思っているので、そういった経験も出来て良かったです。
入社して良かったことや、大変だったことを教えてください
良かったのは、自由にやらせてもらえる環境です。当時は社長と2人、エンジニアは自分だけという状況から始めて、紆余曲折はあったものの業界では名の知れたサービスにすることが出来たのは良かったです。
逆に大変だったのは、今まで経験してきたプロダクト開発と想像以上に進め方や環境が違ったことです。また、データや個人情報を扱うことが多いため、法やセキュリティも考慮して作るなど難しい部分もあります。そういったことにチャレンジして成長出来るというのも、JMDCの良いところだと思います。
最近、育児休暇を取得してみてどうでしたか
昨年末に次男が生まれたので、1か月間育児休暇を取りました。JMDCで男性が育児休暇を取得したのは、私が2人目だそうです。育児休暇を取ったのは、家庭も大事にしたいという思いがあるからです。長男が3歳で手の掛かる時期ということもあり、妻に少しでも休んでもらいたかったですし、長男の時は妻に任せっきりだったので申し訳なさもあります…。
実際に育児休暇を取ってみると、全然「休暇」じゃなかった…。妻のお母さんも料理などをしてくださったので、私は長男の送り迎えをしたり、お風呂に入れたりしていました。また、夜に子どもが起きた時のミルク作りや、あやす担当もしました。妻のお母さんの助けがあったので楽な方だったと思うのですが、主婦がやっていることを全てやるのは、本当に大変だなと実感しました。
育児休暇は義務ですね。男性も育児に関わるのは義務だと思いました。私は管理職ですが、育児休暇はどんどん取得した方が良いと思いますし、ワーキングマザーの方も働きやすい環境の職場が良いと思います。
業務のやりがいや面白さはどのような時に感じますか
自分が作ったものを使って、喜んでもらえるとやりがいに感じます。また、健康に寄与するサービスという点で、社会的意義もあると感じます。
ユーザーの方からお褒めの言葉をいただくこともありますが、怒られることもあります。印象的だったのは、「Pep Up」に”ウォーキングラリー”という毎日の歩数を競う機能があり、企業のイベント管理者から「毎日5万歩(40㎞相当= 通常ありえない歩数)を達成しているユーザが何人も居て到底追いつけないので、(ユーザの)やる気が削がれる!」とお叱りを受けたことがあります。怒るほど真剣に使ってくださっているということは嬉しいですし、そういった声もしっかり受け取っていきたいと感じました。
今後はどういった仕事をしていきたいですか
現在、「Pep Up」は健康保険組合に所属している方しか使えないため、みんなが広く使えるサービスにしたいです。
また、医療やヘルスケアの領域で、”みんなが必ず使っている決定版”というサービスは意外とありません。ビッグデータを持っているという大きな強みを活かして、自分の作ったサービスをより多くの人に使ってもらえるようにしていきたいです
JMDCのここが好き!を教えてください
医師や看護師、栄養士などの専門職からエンジニアのようないろいろな人がいて、それぞれが強く自分の意見を持っていますが、個人を尊重する雰囲気があるのがJMDCの良いところだと思います。特にPep Upチームのメンバーには、転職回数が多く経験豊富な人や事業立ち上げ経験がある人等、尖った人間やガチな人間が多いので、動物園とかサバンナのようだと言われたこともあります(笑)。
インタビューイー:ペップアップ部所属