毎回社内ゲストを招いて「EC×キャリア×未来」を語る企画。今回は、ビジネス戦略グループのTさんにいつも.に入社した経緯や現在の業務内容、数年後の目標を伺いました。
Tさん/株式会社いつも ビジネス戦略グループ
大分県出身。大学時代に、中国への1年間の留学と外資系IT企業での1年間の長期インターンを経て、2022年1月にいつも.へジョイン。ビジネス戦略グループに配属後、SNSやインフルエンサーを活用したサービスの立ち上げを責任者として務め、EC事業者のSNSマーケティングにおける課題解決に従事。プライベートでは、旅行・DJ・スポーツ観戦など幅広く趣味を持つ。
「海外でも通用する力をつけたかった」大学を休学し、海外の会社へ入社
――Tさんの大学時代から現在に至るまでを伺います。大学ではどんなことをされていたのでしょうか?
地元である福岡の大学に通っていました。大学4年生の時に、英語以外に話せる言語を持ちたいということと、中国文化に興味があったため、1年間中国へ交換留学に行きました。留学中、深圳(シンセン)で若い起業家と触れ合う機会があり、彼らと交流しているうちに僕も自分でビジネスがしたいと感じるようになりました。帰国後、すぐ大学を休学して上京。前職の会社にインターン入社しました。
――すごい行動力ですね。ご家族からは心配されなかったですか?
とくに心配されませんでした。母が「なんでも挑戦していい」というスタンスで色々と受け入れてくれたので、本当に感謝しています。ちなみに、大学はしっかり21年に卒業しました!笑
――ご家族の後押しもあったんですね。インターン場所に東京を選んだのは何故でしょうか?
東京を選んだ理由は、やっぱり日本の中心地ですから仕事以外でも色んな人と関わるチャンスが多いと思ったからです。また、インターンをする基準も「グローバルで働けるか」という軸があったので、そこを踏まえると選択肢が東京しかなかった、というのが正直なところですね。
――インターン中の約1年間は、具体的にはどんなことをしていたのでしょうか?
前職は、シンガポールに本社を構える会社でした。僕は日本支社で、主にYouTubeとTikTokをメインにSNSマーケティングとインフルエンサーマーケティングの仕事をしていました。国内の案件を国外のメンバーと推進しながら、国外の案件を日本に浸透させるために何をしたらいいのか、を考えていました。
具体的には、国内の企業からの「SNSをマーケティングで使いたい」という相談に対して、戦略を設計したり、実際に運用したりしていました。そこで、お客様から「中国のSNSを使いたい」というご相談を頂いたことがきっかけに、中国に滞在していた経験を活かして、中国SNSマーケティング支援のプロジェクト責任者を任されました。
――大抜擢ですね!当時はどんな気持ちでしたか?
嬉しかったです!当時、部署の売上・利益が目標に届かないことも多かったので、新しいソリューションを立ち上げることができた経験は、とてもやりがいがありました。
――貴重な経験ですね。学ぶことも多かったんじゃないですか?
国内のコンテンツを海外に持っていくということは、よりマーケットを広げて、海外にどうローカライズして主張を取るのか?など、海外の文化理解から始めなければいけません。
例えば、日本の漫画やアニメを海外に持っていくにはどうしたらいいのか?ただ英訳するだけでなく、海外のウケを文化要素から考えなきゃいけない。日本の化粧品を中国で売るにはどうしたらいいのか?時勢や流行りなどの外的要因も見ながら考えなきゃいけない。
僕自身も視野が広がりましたし、まだインターンの時期に国境を超えて仕事させて頂いたというのは大きい経験だったと思います。
自分の「不足」の課題を解決するため、いつも.に入社
――とても素晴らしい環境だったと思いますが、なぜ転職をしたのでしょうか?
生意気なことを言うと、シンプルに「もっと上流が見たかった」です。というのも、僕は28歳で起業するという目標があり、そのためにはこれまでやってきた会社全体の一プロジェクトだけでなく、「世の中にはどういったニーズがあって、どんなサービスやプロダクトを設計していけばいいのか」をちゃんと理解したかったんです。
そういう意味では、「全体を見る」ということが僕には不足しているなと課題を感じていました。そこにチャレンジできる会社、且つ僕が経験してきたSNSマーケティングを活かせる場所を探していて、いつも.に出会いました。
――Tさんは転職サイトからのジョインですね。他の会社からも声がかかっていたと思いますが、何故いつも.に?
第一印象ですね。求人情報に書かれていた内容と自分のやりたいことがピッタリだったこと。その時に書かれていたのは「D2C企業のSNSマーケティング事業部の責任者」でした。まさに僕が今経験を積みたい仕事内容だったので「これだ!」と思い、他の会社からのスカウトはお断りして自分から応募しました。
最終的な決め手は、やっぱり他の方も仰っているように社内の「人の良さ」ですね。
入社3ヵ月で新サービス「インフルエンサーギフティングサービス」を立ち上げ!
――今は、どんな仕事をしていますか?
ビジネス戦略グループに所属しています。僕たちはチームで一緒に作り上げるというよりは、各々得意としている分野、且つ会社が求めているものを事業化する部署です。望月さん(いつも.副社長)と、菅原さん(ビジネス戦略グループ グループマネージャー)に支えて頂きながら、一人一人異なるプロジェクトを担っています。
僕は現在、いつも.の新しいサービスを推進しています。2つに枝分かれしていて、
①インフルエンサーマーケティング
SNSを使って仕事をしたいインフルエンサーと、インフルエンサーを起用して商品をPRしたい企業がマッチングできるプラットフォームです。「インフルエンサーギフティング」という一つのマーケティング手法なのですが、いつも.のクライアント様からも要望が多かったので。
②SNSマーケティング
長期目線で言うと、クライアント向けPR活動支援ですね。SNSアカウントを持っているクライアント様に向けて、運用代行・コンサルティング・SNS広告・バナーなどのクリエイティブを提供します。
EC×SNSの相性はとても良いので、いつも.のノウハウをフル活用し、サービスを立ち上げました。先日、ようやくローンチできたので、ここからが頑張り時です。
▼Tさんが立ち上げたサービスの詳細はこちら
――やりたかったことに挑戦できていますね!
はい!もちろん望月さんや菅原さんからフィードバックを頂きながらですが、自分がほぼ裁量を持って進められるところは楽しいです。上流~下流まで全部、自分で考えた意見をぶつけて作り上げていける、しかも上場企業でそれができる。まだまだ若手の僕にチャンスを頂けたことに感謝していますし、本当に貴重な経験をさせて頂いていると思います。
▼Tさんはセミナー登壇や情報発信など積極的に行っています
https://seminar.itsumo365.co.jp/sns/220705
――大変なことも多いですか?
もちろんサービスを作り上げることは大変なんですが、特にそれらの新サービスをどう社内に浸透させられるかを考えています。GM(グループマネージャー)の皆さんにプレゼンする時、部署ごとに抱えている課題や体制、目的が違うので、ご指摘を頂くこともあります。もっと広い視野を持って改善策を考えることが必要です。ここは事業部のメンバーと関わり合いながら頑張っていきたいです。
今後の目標と、読者へのメッセージ
――Tさんの今後の目標を教えてください。
まず、いつも.での目標は、作り上げたサービスでクライアント様の課題をしっかり解決していくこと。今描いている長期的プランをしっかりやり切っていくことです。
さらに、ここで得た経験を3年後の僕自身の長期的な目標に役立てていけるように設計していきたいです。
――ちなみに、28歳で起業を目標に立てているのは何故ですか?
僕は現在25歳なのですが、3年でできることを早めにやりたいというのが大きいですね。今やらせて頂いている領域は時代の流れや市場の伸びもあるので、衰退することもあるでしょうし、良い環境のうちにチャレンジしたいです。
あとはプライベートな話になるんですが、家族を世界旅行に連れていきたいんです。色々と挑戦させてくれた家族には感謝していますし、恩返しという意味でもモチベーションになっています。独立して思い描いている人生を実現できるように、今できることを最大限にやりたいです。
――最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いします!
自分の人生プランの長期的な目標において、「会社がやろうとしていることと、どれくらいマッチしているか」というところをしっかり持つことが大切だと思います。その方が自分自身も働きやすいんじゃないかなと思います。
25歳というまだ人生経験が多くない時期に、一企業のサービスを立ち上げる経験やGMなどの立場の方々に直接提案できる機会はなかなかないと思います。なので、自分のハードルを超えたい、超えることによって自分の理想の姿に近付きたいと思う方は、いつも.で一緒にチャレンジしてみてください!
キャリアプランのご相談も是非お問い合わせください
今回は、ビジネス戦略グループのTさんにお話を伺いました。
お話を聞いていて、海外で得た経験から、人生プランをしっかり設定して行動している姿が印象的でした。Tさんの頑張る原動力が家族というエピソードも心打たれるものがありました。
ぜひ、SNS運用経験のある方や一緒にブランドを作っていきたいと思った方は下記ページよりご相談くださいませ。当社キャリアアドバイザーによるキャリアプランの相談も可能です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。